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by musasinokosugi
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亀ちゃん走る。

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*新政権の閣僚たちが次々に新機軸を打ち出している中、とりわけ亀井金融・郵政改革相の発言が注目されることが多い。この際言いたいことは全て言ってしまおうということか、私は概ね好感をもって聞いているが、世間は広いからそういう人たちばかりではない。本人反発が出るのは百も承知の上で敢て吹きまくっている感じである。 

*「再生」に必死の自民党は「小沢対策」の一環として、小沢さんの手法を知悉した議員6人を「幹事長代理」に抜擢するそうだが、平沢勝栄議員に言わせれば「自民党を変えるのは簡単。今いる議員を全て取り替えればいい」ということである。「選挙の鬼」と言われる小沢さんはところで、何も特別な手法をとっているのではなく、角栄譲りの基本に忠実な選挙戦を展開しているだけだと言うのである。曰く1.辻立ちxx回。2.名刺配りxx枚。3.家庭訪問xx戸・・と候補者には設定したノルマの履行を迫り、繁華街での派手な街頭大演説会ではなく、村道でみかん箱に乗っての小さな集会を重視し、握手は両手でとか、或いは大マスコミにはわざとそっけなく応じ、地元紙の取材には誠心誠意、虚心坦懐に応じる・・といったように、どうすれば人心のツボを掴み、個々人の1票1票に繋げて行けるかを徹底的に追求するということなのであって、要は「選挙に王道なし」「近道なんてありませんよ」ということらしいのである。自民党の大島新幹事長は今頃になって「初心に帰って草の根選挙をやる」などと言っているが、それってまさか伊吹や古賀や町村の各派がやらかした「買収と供応」の草の根選挙のことじゃないだろうな?・・自民党は今戦術論ばかりに御執心だが、仮に彼らがいつの日にか小沢さん並みの戦術を駆使出来るようになったとして、その先にあるのが肝心要の「政策」であることは言うまでもない。再生にはやっぱり10年かかる、というか、そもそも再生なんてことが可能だろうか。政党支持率では自民党は今や10%台に下落したのだけれど・・。

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中道左派野党が勝利=5年ぶり政権奪還-ギリシャ総選挙 10月5日6時12分配信 時事通信
 
【パリ時事】4日投票のギリシャ国会(一院制、定数300)選挙は即日開票の結果、中道左派野党の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が勝利し、中道右派の新民主主義党(ND)から5年ぶりに政権を奪還した。新首相となるヨルギオス・パパンドレウ党首(57)は父と祖父も首相経験者で、3代続いて政権を担う。
 中央選管によれば、開票率98%時点のPASOKの得票率は43.94%で、議席数は解散時の102から過半数の160前後に増える。同党首はアテネの党本部で「この国の進路を変えよう」と支持者に訴えた。 

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 あちらは5年ぶりだそうだがこちらは50年ぶりの政権交代である。三代続く世襲制というのは似ているが。w

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日本郵政の経営陣「10月で一新」亀井氏が言明
10月5日18時12分配信 読売新聞

 亀井金融・郵政改革相は5日、都内の講演会で、日本郵政の経営陣について「10月いっぱいで一新されることが必要だ」との認識を示した。

 西川善文社長の後任人事は「私が責任を持って決定する。まだちょっと時間はかかるが、10月中には決める」と述べた。

 政府・与党は日本郵政の経営体制などを抜本的に見直すため、「郵政改革基本法案」の次期臨時国会提出を目指している。

 亀井郵政改革相は法案成立までに日本郵政の経営刷新を断行する考えだ。ただ、「出処進退は自分で考えてもらう。礼儀だとも思っている」とも述べ、臨時株主総会などで強制的に解任することは避けたい意向も示した。
最終更新:10月5日18時12分

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 郵政省と自民党は西川を守った。かんぽの宿でも何でも只同然にどんどん売り払って旧悪が露呈する暇を与えないのがいいという判断だろうか。「民間へ売却出来るものは民間へ」というのが小泉構造改革の主要な性格の一つである。小泉と郵政の関係に限らない。自民党の政治の基本は「税の垂れ流し・横流し」そのものだった。公共事業も海外援助も、この「税の垂れ流し・横流し」システムの方便に使われたのである。この「政財官の凭れ合い」の構造を民主党には徹底的に破壊し尽くしてもらう必要がある。自民党など再生する必要は微塵もないのである。

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<亀井金融担当相>「家族間の殺人事件増加」で経団連を批判
10月5日21時14分配信 毎日新聞

 亀井静香金融・郵政担当相は5日、東京都内で行われた講演会で、「日本で家族間の殺人事件が増えているのは、(大企業が)日本型経営を捨てて、人間を人間として扱わなくなったからだ」と述べ、日本経団連の御手洗冨士夫会長に「そのことに責任を感じなさい」と言ったというエピソードを紹介した。御手洗会長は「私どもの責任ですか」と答えたという。

 会員制情報誌「内外ニュース」主催の講演会で述べた。亀井担当相は御手洗会長との会談時期については明らかにしなかったが、関係者によると、8月の衆院選前とみられる。

 亀井担当相は講演で「昔の大企業は苦しい時に内部留保を取り崩して下請けや孫請けに回した。今はリストラだけをしている」と話し、昨秋以降の経済危機で、派遣契約解除などをした大企業の批判を展開。「(大企業が)小泉改革に便乗して日本型経営を捨てたことが社会をおかしくした。責任を感じなければだめだ」と企業の経営姿勢や経団連を批判した。【井出晋平】

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 財界が主導した「拝金主義」と「お家大事」の風潮がこの国の精神構造に甚大なる異変(←それも害悪のみだ!)を齎したことは紛れも無い事実である。

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赤字国債発行へ=税収減不可避、10年度予算編成-政府方針
10月6日0時33分配信 時事通信

 政府は5日、2010年度予算編成に関し、歳入不足を補うため、赤字国債を増発する方針を固めた。10年度税収は09年度当初見通しの約46兆円を割り込むのは確実で、政府は40兆円を下回る可能性もあるとみて、不足分は赤字国債で賄わざるを得ないと判断した。
 鳩山由紀夫首相は就任前から、一貫して国債増発を否定してきた。しかし、昨年秋からの景気低迷で法人税や所得税などの税収が大きく落ち込み、09年度税収見通しは下方修正が避けられない情勢。首相は10年度予算編成に当たり、厳しい現実に直面して路線変更を迫られた形だ。 

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中小企業支援:返済猶予、利子も対象…1次素案 10/06 毎日jp

 亀井静香金融・郵政担当相が導入を打ち出している中小企業向け融資などの返済猶予(モラトリアム)制度の法案化作業を進めている貸し渋り・貸しはがし対策ワーキングチームの1次素案が5日、明らかになった。借り手の申請などに応じて、返済を猶予する対象を決める内容で、借り手が希望すれば、元本だけでなく、利子も含めて猶予を受けられる仕組みとする方針だ。また、返済猶予の期間については「1~2年」と「3年」の2案が上がっており、調整を進める。

 亀井担当相は月内にも開かれる臨時国会に返済猶予策を盛り込んだ「貸し渋り・貸しはがし対策法(仮称)」を提出する方針。返済猶予の対象に利子まで含めると、金融機関の減収に直結するため、素案通りとなれば、金融業界からの反発は必至。政府に財政支出による利子補給など対応を求める声も上がりそうで、法案の行方はなお曲折も予想される。【井出晋平】

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by musasinokosugi | 2009-10-06 05:31 | 時事