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by musasinokosugi
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民主党寸考。

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今の民主党は自民党が言うような昔の民主党ではない。つまり(その是非は問わず)「旧社会党・民社党出身者らと自民脱藩組が野合した寄合い所帯」などという従来のイメージでこの党を見ているととんでもない時代錯誤に陥るのである。私は最初自民党は戦略上わざとこういう誤ったイメージを我々に植付けようとしているのだと思っていたが、どうもそういうことではなさそうである。それどころか、自民党の幹部連中は愚かにも本気でそう思い込んでいた節があるのだ。いずれにせよこういうアッパラパーな認識では到底選挙には勝てないとしたもので、それは以前野党だった原口さんが(←彼も元は自民党だった。あちゃ)「民主党は変わりましたよ」とわざわざテレビで解説して「敵に塩」を送ってくれたのに、「驕れる平家=自民党」はなんら聞く耳を持たなかったのである。今度の308名の出身の内訳を見れば一目瞭然だが、旧社会・自民・民社の出身者は(数の上では中核を成していることは事実だろうが)新鮮さやインパクトを考えればむしろ少数派と言うべきで、ではどういう人種がここに勢揃いしたかと言えば、まずは霞ヶ関やメガバンクを出自とし「即戦力」として使える者たちを始めとして、果ては地方テレビのアナウンサー、松下政経塾、社会運動家からタレント、キャバクラ嬢(?)に至るまで、実に多種多様な人々を新人議員として国会に送り込むことに成功しているのである。この計算し尽くされた用意周到な小沢戦略を前に、史上空前の大敗北を喫するまで迂闊にも「敵を知り味方を知れば百戦危からず」の真逆即ち=「敵を知らず味方を知らなかった自民党は百戦して百戦危かった」というのも、実に「ものの道理」というものなのである。 

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 民主党の原口議員や前原議員(どちらも今や大臣様になってしまったが)のことを「元ネオコン」呼ばわりしてまるで小沢さんの使いっぱしりのように切って捨てるT氏のことを、私の某友人は「言論界の狼少年の一人だ」と言って笑っていたが、考えてみればテレビなんかに登場して時事問題を語る自称評論家連中などというものは、多少どぎついことを恒常的に言い続けていないとあっという間にメディアの波に呑込まれて埋没してしまうからか、多かれ少なかれみんな「狼少年」的特徴を備えているように思う。元時事通信の記者だとかいうA氏も、台湾方面からのK女史も結構どぎついことを平気でのたまってレゾンデートルを主張しているからその言動の是非はともかく『存在感』だけは立派に示しているとしたものである。逆に言えば『日刊ゲンダイ』を辞めてフリーになったF氏などは最近すっかり言説が丸くなって私なんかちょっと食い足りない感じなのである。以上必要もないのにわざとT、A、K、Fと伏字にしてみた。ぁそ。w

*戦後世界体制を領導して来た『ドル・ポンド体制』が事実上『ドルの片肺飛行』となって久しいが、今や世界はこの『ドル支配』に立脚する『パクス・アメリカーナ』の衣を脱ぎ捨て、大きく脱皮して成虫になろうとしているらしいのである。
 アメリカが兌換紙幣でもないドルを刷りまくって「お前らは俺を信用していればいいんだよ♪」とばかりに世界中からあまたの物資を掻き集めるという時代的構図は、緩慢にか急速にか、今や終焉を迎えつつあり、アメリカ自身も「もういい加減疲れたよ。降りたいよ」と内心「隠居(?)」することを望んでもいるらしいのである。それを加速度を伴って推進しているのが「G7」から「G20」への移行であり、わが極東に於いては鳩山総理の提唱する「東アジア共同体」構想なのである。
 そういうわけで、いったい誰が民主党に知恵をつけているのか(←私は寡聞にしてかつてチンピラ右翼から裏切り者呼ばわりされた寺島実郎氏くらいしか知らないが、いつぞやのAERAの特集記事を読めばわかるように、私の知らぬ間に(!)民主党には他にも優秀な知恵袋が多数集結しているのである。それってまるで「南総里見八犬伝」みたいだってか、あちゃ♪)鳩山構想にしろ、岡田外交にしろ、或いは沖縄米軍基地の問題や今回の前原北方領土訪問にしろ、これらは全て考え抜かれてリンクした総合施策なのである。これに刺激され発奮しているのが外務省・外交官たちであり、彼らは本来、いつまでも「対米オベンチャラ外交」に甘んじていられる器ではないのである。
 こうして見ると、内政は自公の永年の失政に由来する難問ばかり抱え込んでお先真っ暗の新政権だが、世界へ向けてはこれってかなり行けてる感じもあるから、皆の衆、ちっとは安堵して下さっていいのですぞ。笑。
 以上、私同様アッパラパーで国際情勢にはからきし疎い方におかれては⇒ここへ行って付け焼刃でいいから(はあ?)しゃかりきになってお勉強することを強くお勧めする。ぁそ。

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by musasinokosugi | 2009-10-17 22:22 | 時事