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by musasinokosugi
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大阪新世界『国際劇場』♪

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 この記事にアクセスがあったようだが、自分で見に行ったら文章が皆無だったので、少しだけ注釈を加えておく。

 ここは最近行ってないが、新世界の一角にある古風蒼然たる大きな映画館である。毎日洋画の3本立てで、番組は1週間くらいで変わると思う。(←十日間隔である。)結構特色あるいい映画をかけているし、館内はきれいで場内禁煙も守られているから飛田のようなことはない。笑。
 一日千円でいつ入っても翌朝の5時閉館までいられる。お客は飛田ほどは入らない。外出は15分間だったか(←外出は40分間OKである)その都度受付で外出許可のメモを書いてもらうのである。値引きは早朝にならないとしてくれない。確か午前3時頃の入館で200円位安くなるだけだ。
 飛田より料金が高い分居心地はいいのだが、ここは入ってあっと驚く光景が繰り広げられることでも有名だ。その話はまた別の機会に。w

 ちなみに『国際地下』は料金が上階より少し安いアダルト映画専門館である。私はまだ入ったことがないので、中の様子は知らない。

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 ↑ 上の写真は私が始めて国際に行ったときのものだった。
 ↓ そして以下が当時他のブログに書いた私の記事である。

 私はいつも飛田(トビタ)ばかり行っているので、新世界周辺をぶらつくようになってから十年以上立つが「国際劇場」に入ったのはこれが初めてである。入ってすぐ「この建物はいったいいつ頃建てられたのだろうか?」と私は驚愕し、昭和初期のいわゆる「映画館」の雰囲気を色濃く残している館内のスナップを、どさくさに紛れてあちこちバシャバシャ撮ってやった。二階席もあり私もちょっと登ってみたが、最前列のかぶりつきは膝が支える程狭く小さかったのですぐまた下へ降りた。観客はパラパラとそれでも50人以上はゆうに居たろうか、エアコンの送風が強烈で、送風口の直撃を受ける列にすわると肌寒い程だった。座席数は全部でいくつあるのかトビタの数倍はありそうで、しかも座席がボロボロということもなくきれいだった。(あったりまいってか、あちゃ。)全座席には近くの安アパート名の入ったカバーがかけられていて、「館内禁煙」はしっかい守られていたし、ゴミは多少は出るが、映画一本終わるごとの長い休憩時間中に複数の清掃員がゆっくり回るから床もきれいで、要は何もかもがあのトビタとは雲泥の差だったのである。ここは「普通の映画館」なので(はあ?)女性客もパラパラいた。大人千円である。入り口の自販機で切符を買ってモギリに渡す。「オールナイト」という券も同じ千円で売っていたので「入替え」でもするのかと思ったらそれはなかった。千円で入れば翌朝の5時まで居られる。いわゆる「二番館」ということか、封切り後間もない洋画の3本立てが十日周期くらいで入れ替わるのである。「国際」の券売機の隣には「国際地下」の券売機もあって、こちらは大人800円で、入ってすぐ階段を降りて行くようになっている。「地下」は成人映画専門なので「子供」の券は売っていないと思う。そう言えばトビタ(飛田)では子供の券はないのだ。あそこは若い女性や子供の行く映画館ではないのである。ぁそ。笑。

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1.エンブレス 運命の戦い
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=333084
allcinemaによると: ↓ ↓

エンプレス―運命の戦い―(2008)
原題:江山美人 AN EMPRESS AND THE WARRIORS
メディア 映画
上映時間 95分
製作国 香港
公開情報 劇場公開(ツイン)
初公開年月 2009/04/04
ジャンル アクション/歴史劇

監督: チン・シウトン
脚本: ジェームズ・ユエン
チャコール・タン
チン・シウトン
チュン・ティンナム
武術指導: チン・シウトン

出演: ドニー・イェン 雪虎
ケリー・チャン 燕飛児
レオン・ライ 段蘭泉
グオ・シャオドン 胡覇

【解説】
身分違いの悲恋物語として知られる中国の古い説話“江山美人”をモチーフに、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のチン・シウトン監督が映画化した武侠アクション。出演は「インファナル・アフェアIII 終極無間」のケリー・チャンとレオン・ライ、「HERO」のドニー・イェン。
中国戦国時代。隣国の趙国との長きにわたる泥沼の戦争ですっかり疲弊してしまった燕国。ある時、国王が討たれ、側近の将軍・雪虎に全権を託して絶命する。雪虎は王の甥で王位継承を目論む胡覇将軍を退け、王女・燕飛児を王位継承者に指名し、自ら後見役となり、武術と帝王学を授けていく。しかし、飛児は胡覇が差し向けた刺客に襲われ深手を負ってしまう。瀕死となった飛児を、山奥で隠遁生活を送る元軍人の段蘭泉が救う。蘭泉の献身で次第に回復していく飛児。そんな2人の間にやがて恋心が芽生えていくが…。

・・となっている。
山奥で隠遁生活を送る段蘭泉というのは「朔月戦士」というかつて最強と言われた武人集団の唯一人の生き残りであり、何故か熱気球を自作して大空を翔ることに執念を燃やしている。
監督はロープ技を使った特撮が得意な人だそうで、言われてみれば(タイトルは忘れたが)私も彼の作品は見た記憶がある。ああいう曲芸団のような芸当は中国系の人たちの得意技で日本映画ではまずお眼にかかれない。

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2.http://scam-movie.com/
作戦 THE SCAM

韓流ドラマにはなぜか私は辟易していて、テレビで始まるとすぐ他のチャンネルに変えてしまう程だが、このところ韓国映画を2本続けて見て、映画の方は「これは相当面白いぜ♪」と感銘を受けているのである。

goo映画によると: ↓ ↓

5年前、一発逆転人生を狙って手を出した株取引に失敗し、あっという間に全財産を失ったカン・ヒョンス。死んだつもりで再び株を学び直した彼は、デイトレーダーとして腕を磨き、ある株の取引で大金を手にする。しかし、それは暴力団あがりの投資会社代表ファン・ジョングが仕掛けた仕手株だった。仕手戦に失敗したジョングはヒョンスの居場所を突き止め身柄を拘束するが、彼の実力を知って600億ウォン級の仕手戦のメンバーとしてスカウト。テサン土建の大株主パク・チャンジュ、証券会社のエリート社員チョ・ミニョン、在米韓国人のファンドマネージャー、ブライアン・チョイ、そして、資金源であるユ・ソヨンらと共に前代未聞の“作戦”が始まる。(作品資料より)
[ 2010年1月16日公開 ]

・・ということで、私は韓国の株の話など全然わからないのだが映画は面白かったし、役者さんたちはみな芸達者で、とりわけ仕手戦の資金元のユ・ソヨンを演じる女優さんが色っぽくてお気に入りだった。ポッ。{/nezumi/}

cf.http://woman.excite.co.jp/cinema/Interview/rid_13409/
パク・ヨンハ インタヴュー

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3.http://www.kangoku-tou.jp/
監獄島

goo映画では: ↓ ↓

絶海の孤島に、世界各国から10人の囚人が集められた。彼らは、ある富豪のTVプロデューサーが企画する番組に、参加するために集まった死刑囚たち。その番組とは、30時間以内に最後の1人になるまで殺し合いを繰り広げ、その模様をインターネット上の番組で生中継するというもの。もし、参加者が制限時間内に全員を殺すことができなければ、足に巻きつけられた時限爆弾が爆発する。生き残った一人には自由が保障されている。島の至る所にはり巡らされた TVカメラが、彼らの殺し合いを24時間撮影。そして、カメラの向こうには、世界中からこの生中継を見ている視聴者たちが…。

“史上最凶のタフ野郎”との異名を持ち、挑発的な言動や、ビール片手に我が道を行く荒くれ者のスタイルで、アメリカ・プロレス界屈指の異端児として人気を博し、通算6度のWWE王座を獲得したスーパースター、スティーブ・オースチンが初主演を飾るアクション映画。現役時代に鍛え上げられた強靭な肉体で、格闘技とストリートファイトを融合させた、壮絶なリアルファイトを繰り広げる。監督は、『ハード・トゥ・ダイ』でカルト的な人気を博したスコット・ワイパー。(作品資料より)

・・となっているが、「監獄島」という邦題は(意図してのものかも知れないが)「意訳」というよりは誤訳であり、私はこの誤訳は良くないと思う。「殺人ゲーム」の舞台となった「島」と「監獄」とはプロデューサーが連結しただけの話で直接的な関係はない。
ともあれ絶海の孤島へ死刑囚を集めて殺し合いをさせ、その実況中継を全世界にインターネット配信するという狂気の試みが実行に移されたわけで番組は瞬間1,200万のヒットにまで上り詰めるのであるが、最後は「需要があって供給がある。クレジットカードで料金を支払ってまで暴力や殺人の現場を見たがる我々視聴者にこそ責任がある」というTVレポーターのやけに分別臭いお利口さん発言で締めくくっていた。まるでこの映画を喜んで(かどうか)見ている我々に主要な責任があるかのような口ぶりだが、「だったらこんな映画作るなよ!」とこちらは言いたくなり「それを言っちゃあおしまいよ」となるわけだが、一般に映画の最後で能書きを垂れるなど「愚の骨頂」であり、どっちにしたって我が人類史と人間同士の殺し合い=相互殺戮とは切っても切れない関係にあるのである。

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by musasinokosugi | 2012-10-11 15:20