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by musasinokosugi
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「夕刊フジ7/3」の『たけし激白』他。

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 今日は7/3付『夕刊フジ』の「たけし激白」という記事をテキストに、ちょっとばかし世間話でもしてみようかという趣向です。*私は最近ピコpico(アメーバのアバターpiggの海外バージョン)に嵌っていて「彼ら」がチャットで繰り出す生きた英語には毎日驚かされている。英語の略語というと「夜night」をネオンの看板とかで「nite」と書くことくらいしかこれまで知らなかったが、YouTubeでも「you」を単に「u」と書くし、「me too」は「m2」、「please」は「pls」なのであるから驚くというよりも笑ってしまう。アルファベットは考えるまでもなく「単なる表音文字」に過ぎないのであるから、漢字という一種神秘的な表意文字を操る我々とは大きく事情を異にしていて、26文字の識字能力さえあれば、あとは音(オン)が通じればそれで用は足りるのである。ただ大前提としては「互いに(英語なら英語が)話せる=発音出来て聞き取れる」ということがある。でもピコに参加しているのは英語圏の人間ばかりではないので、それで話は俄然ややこしくなっている。w

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*以下の記事中「>」マークで入っているのは私(引用者)の寸評です。w

2010年7月3日 17時00分 『夕刊フジ』(2010年7月3日 18時41分 更新)
余命1カ月でも…たけし激白「日本人は下品」問題指摘

 映画監督、テレビタレント、俳優…。多彩な活躍を続ける北野武(63)が、フランスで出版された自叙伝「Kitano par Kitano」の日本語版発売を機に、ニッポンの問題点を縦横無尽に語った-。

 「コンピューターは嫌い。メールも嫌い。携帯電話は車の中にあるけれど出たことない。ツイッターだって、冗談の言い合いをしたり、遊ぶんならいいけど、あれを情報として扱っているバカさ加減はよく分からないね」

>『百人の村』を考えれば、コンピューター、メール、携帯電話が嫌いな人、或いはその存在さえ知らない人は世界の人口の大多数を占めるだろう。嫌いなら嫌いで、別に誰も無理強いしない。するとすればたけしの取り巻き連中だけだろう。みんなそんなに暇じゃない。ただ一般論として「文明の利器」というものは一旦これに手を染めると、きれいさっぱり拭い去るには相当な度量と努力が要請される。「書を捨て文明を捨て、情報を捨てて山に籠る」ったって、先立つものと環境がなければ「竹林の七賢人」など醸成されるべくもない。
>ツイッターは情報である。人がクシャミしても情報たり得るし、自分がトイレに行っても何もしなくても、森羅万象これ全て『情報の元』なのだ。

 「情報って、町を歩いていれば入ってくる。テレビとかなるたけ見ないようにしても、なおかつ入ってくる情報は正しいと思う。でも、今の人たちは情報を探しまくるんです。自分で追いかけるから、たどりついた情報は、たいしたことなくても、すごい情報だと思ってしまう」

>私はしばしば街に出掛けて気の向くままにあちこちの写真を撮りまくっているが、これが自分にとって『有効な情報』たり得ているかどうかは甚だ心もとない。「テレビとかなるたけ見ないようにしても、なおかつ入ってくる情報は正しい」って、あーた、情報に正しいもへったくれもないだろう。情報の価値判断は送り手も受け手も人それぞれで、60億人の人間がいれば最低60億通りの価値判断が発生する。
>自分が(webからでも図書館からでもいいが)それなりに努力して得た情報に拘泥してどこが悪いのか。そんなものは誰だってあったりまいに毎日実践しているだろう。いいも悪いもない。それが人間なのである。それを「悪い」と言うのなら今のこの「情報化社会」は諸悪の集積所でしかない。

 「情報ってだれが出してるんだってことですよ。広告代理店はじめ、いろんなところが、次はここに行かないといけないとか、流れをつくっていくわけですよ。それにみんな家畜のように、檻から檻へと動かされている。その構図が格差を生んでいるのに気づいていない」

>一昔前の「構造主義」みたいな話で(笑)今「哲学」という「学」はどういう状況にあるのか、私は最近本というものを読んでいないから皆目わからない。w
>「流行(mode)」は作られる。我々は万事に亘って「操作」されているのである。操作~誘導されているということに関して言えば、我々は確かに或る面「家畜同然の生涯」を送るのである。「檻」というならこのちっぽけな水玉のような「地球」自体が今はまだ桎梏そのものであり、実際ちょっと大気圏の外に行って来ただけで、人間はこの地上に戻ると歩行困難に陥ってしまうくらいである。ただそこからいきなり「その構図が格差を生んでいるのに気づいていない」などという結論を導き出されると、「それはちょっと(いや大分)違うだろう!?」と言うしかない。こんなものは要は単なる与太話に過ぎないのだが、ホリエモンに50万人のフォロアーが付くのと同様、これを有難がって「たけし教祖様のゴセンタク(宣託)」に盲従する人たちも、最低万の単位で出現するだろう。無論これも立派な、作られた「流行=MODE」である。ちなみに「教祖様」になるには一種「いかがわしさ」を伴っていなければなれないのだそうである。

■安けりゃいいのか

 「今の日本って、品がいいとか悪いとか言わなくなったね。おれらが子供のころは、そば屋に行列するとか立ち食いとかは恥ずかしいという感覚があったけど、今は、みんな立ってものすごい勢いで食べてる。どうしてこう下品になったか」

>「人間は大なり小なり群れをつくる習性を持っている」から「とかくメダカは群れたがるというが、それで結構だと私は思っている」と言ったのは井伏鱒二だが、この「群れたがる」という点では、雑誌に載ったラーメン店に大層な行列を作って「群れる」「情報第一人間」も、自分の恋人(?)が週刊誌ネタにされたからと言って「野郎ども行くぞ!」と軍団員全員を出版社への殴り込みに動員したたけし本人も大差ないと言わざるを得ない。私は何らかの事情で義憤に駆られた人間が、「にっくきメディア」に(違法な)鉄拳を浴びせることを頭から否定する程の気高き「遵法精神」は生憎持ち合わせていないが、「行くんなら子分どもを連れず一人で行けよ」と非難するだけの権利は留保するものである。そんなの、あなた、健さんだって鶴田浩二だって、いきり立つ仲間を制止して自分一人で殴り込むからこそみんな拍手喝采を惜しまないのであって、「お前ら一緒に頼むわ」ではカッコつかないから映画にならないじゃないか。
>私もラーメン食べるのに並んだりするのはまっぴらな人間だが、それは「恥ずかしい」からではなく単に並ぶのが鬱陶しいからである。以前書いたようにたった一日で出来上がるラーメンスープなんて、一週間ことこと煮詰めたブイヨンをベースに作られる各種ソースと比べたら屁みたいなものだ。
>「行列の出来る店」に並んだ人間がようやく自分の番が回って来ると本当に犬のようにかっくらっているのかどうか、私はそういう現場に居合わせたことがないから何とも言えない。

 「電車の中の化粧なんて、酔っぱらいの立ち小便と同じようなもんだけど、平気でするようになっちゃった」

 「貧乏を貧乏の中に封じ込めて、その中で金を回すという商売が多すぎるんだよ。服でも食べ物でも、安売りの品だけを買ってたり、安くて早くてという所に並んでばかりだと、絶対上に上がれないよ。3回食べるのを我慢して1回にしなさい。その代わり1000円のやつをゆっくり食う。服も同じ。昔の教育はそれを教えてたはずなんだけど」

 「政治とカネだって、相撲界で問題になっている暴力団とのつながりだって、日本社会そのものが、なあなあでもってきたのは間違いない。メディアも、大きなものに対して闘うと言っている割には、広告主に対してはずいぶん弱気だったりしてね。最近はそれがばれちゃっているんで、メディアに対してみんなの意見が冷たいんじゃないですかね」

 「映画の世界もひどいね。日本のアカデミー賞なんてのは、大手の映画製作会社の持ち回りだし、独立プロははじかれるんですよ。映画評論家も記者も、ときには悪口を書いたり、冷たいことも評論しなきゃいけないのに、宣伝したり、ほめる人間しか、映画会社は呼ばなくなっている。…
 変な癒着があって、腐ってきちゃってる」

■残り時間は考えない

 「政治もそう。政権交代のときにマニフェストが話題になったでしょ。おれはね、高速道路無料化なんて絶対できないって言ったの。民主党のあの人たちを見て、どうしてできるんだって」

 「鳩山さんはたとえば、町内で暴力団に金払っても町はうまくいってたのに『この町に暴力団はいらない』と言う町会長みたいなもんだった。悪人になれなくて、ちっちゃな善人になろうとすると、みんなああいう轍を踏むんですよ。だって基本的に政治家ってのは、多数の人間を殺す可能性がある戦いにまで、主導権を取る人なんだから、小さな善なんて言っている場合じゃない。大善人やるならガンジーやるしかないじゃないですか」

 「おれがいろんな冒険をしてるように見えるのは、映画があったり、テレビがあったり、役者があったり、逃げ場所がいっぱいあるからですよ。こっちでいじめられたら、あっちの穴に逃げちゃおうと、いつも考えてる。それが冒険に見える」

 「交通事故起こして以来、残り時間なんて全然考えないね。今日、もし余命1カ月と言われても、そのまま仕事やって生きる自信あるね。若いころからなぜか、63歳くらいでくたばるかと思ってて、その年になったけど、ここんとこ仕事の調子がいいんで、下手するとあと10年くらい生きちゃうかな」

■「Kitano par Kitano-北野武による『たけし』-」=フランスの日刊紙リベラシオンの日本特派員、ミシェル・テマン氏が5年にわたるインタビューをまとめ、2月にフランスで出版された。生い立ちやテレビ・映画論、交通事故のことなど、多岐にわたる内容。日本語版(松本百合子訳・早川書房)は7日発売。

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2010年7月3日 10時00分gendai.net
大相撲の一連の不祥事はNHKが中継を独占してきたことが問題

 大相撲の野球賭博問題は収拾不能状態。関係者のドタバタ処分で切り抜け、名古屋場所を開催するが、問題はNHKが放送するかどうかだ。
 しかし、そもそもリンチ事件や大麻事件、八百長疑惑など一連の不祥事は、NHKが長年中継を独占してナアナアだったことが問題ではないか。日本相撲協会に取材の便宜を図ってもらっているため、NHKはこれまで不祥事を追及できなかった。今回の事件でも「寝耳に水」といった、視聴者が耳を疑うような発言をしているベテラン記者もいる。救いがないのは大相撲もNHKもしかりである。
 出版プロデューサーの高須基仁氏がこう言う。
「情報番組、ワイドショーで、力士や協会を批判している記者がいますが、何十年も大相撲を取材してきたベテランが、何十人もの力士や親方が関わったバクチを知らなかったという。しかし、視聴者からすれば、それなら記者としてこれまで何を取材してきたのかということではないか。彼らは大体、フリーパスで国技館に入り、花道の一番目立つ場所に陣取って力士と一緒にテレビに映っていたりする。問題の力士を間近で見ていて何も知らなかったなんて、間抜けな話ですよ」
 NHKは場所中は50人のスタッフを動員し、日替わりで15人のアナウンサーに実況させ、地上波、衛星第1、ラジオの3波で中継する。その映像に暴力団組長が映っていたことも、先に問題になったばかりだ。
「実況アナの隣に暴力団関係者が座っている映像をこれまで何度も見ていますが、スタッフがそれを知らなかったとは言わせません。インタビュールームは支度部屋の隣にありますが、それでバクチのことを知らなかったとしたら、やはり問題です。しかしNHKは、賭博問題が起きたから名古屋場所の放送中止を検討すると慌てている。大体、NHKに問題があるし、中止を検討というのは単なるポーズだと思う。NHKは放送中止をアピールしながら、協会から放送を断ってくるのを待っているのではないか」(高須基仁氏)
●NHKと民放5局が1場所ずつ放送して闇社会との関係を切る
 今回の事件で、大相撲を取り巻く構造的な問題も浮き彫りになった。こんなお荷物の“国技”を放送するかを含め、考え直す時が来たといえる。
「大相撲の多くの力士らは学歴の問題や、相撲の世界しか知らないために一般社会で生きていくのは難しい。結局、ヤクザの用心棒になったり、闇社会のハローワークに行くしかなくなる。だからこそ、親方から現役力士までも闇社会と関わって賭博に手を出したわけです。…
 そこで放送権、ライセンス料などもろもろで200億円あるといわれる大相撲の売り上げを確保しながら、力士らに分配して相撲で生活していける環境をつくるしかない。ここに至っては財団法人を返上し、株式会社日本相撲協会を設立、まず経営をガラス張りにして、その上で改めて入札制でNHKと民放が中継する。6場所あるから、6局が1場所ずつ公平に放送し、その中で闇社会とのつながりも断ち切る。これしかないと思います」(高須基仁氏)
 大相撲の問題はNHKと切っても切れない関係にある。まずは放送中止から始めるべきだ。
ゲンダイネットはこちら

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 まさに「大相撲の腐敗・堕落の問題とNHKは切っても切れない関係にある」のである。NHKが(本当は中継したいという)結論を出せないのも世論の動向を窺がっているからだろうが、視聴者から寄せられる意見には「中継を中止せよ」という反対論の方が多いというからNHKも相撲協会もさぞ頭が痛いことだろう。私は開催そのものに反対だが、やると決めた以上15日間しっかり中継すべきだろう。(多分どこかでボロを出すだろうけどね。)
 それにしても先日の武蔵川理事長は態度悪かったな。奴ら何もわかってねえし、反省もしてねえよ。くそくらえだ。

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決断迫られる選挙民 今この国の有能政治家は全員民主党に結集している
【政治・経済】
2010年7月3日 『日刊ゲンダイ』掲載

 参院選を前にして、自民党が密かに頭を抱えている。40議席程度はいくだろうが、民主党には絶対、勝てない。政党支持率がダブルどころか、トリプルスコアで引き離されているからだ。
 こうなると、谷垣総裁は辞めざるを得ない。さて、後任を誰にするか。てんで人材がいないのである。
「自民党の重鎮が『誰がいい?』なんて、周囲にアドバイスを求めていますよ。名前が挙がっているのは石原伸晃、野田聖子、石破茂、小池百合子、河野太郎。今頃、舛添がいればなあ、なんて、死んだ子の年を数えている」(自民党関係者)というのである。
 政治評論家の有馬晴海氏は「自民党の一部は小池百合子元防衛相にしたいようです。というのも、小池であれば、日本初の女性首相という売りものができる。逆に言えば、それくらいしか、自民党にはセールスポイントも人材もいなくなっているのです」
 参院選でも応援で目立っているのは1年生の小泉進次郎というていたらく。こんな調子だから、今度の選挙の候補者も、ちょっと驚くような人が並んでいる。片山さつき、小坂憲次、佐藤ゆかり、松浪健四郎……いずれも前回衆院選の落選組が今度の比例名簿に横滑りしたのである。保坂三蔵のように前回、参院の選挙区で敗れたくせに、ちゃっかり比例に回ったのもいる。選挙区に目を転じると、青木幹雄の息子、一彦や、その青木に代わって代理投票をしたのがバレて、参院議員を辞職した若林正俊の息子もシャーシャーと地盤を引き継いで立候補している。ま、誰が出てこようが勝手だが、つくづく、自民党は人材が払底してしまった。それを痛感するのである。

●ベテランから若手までキラ星のごとく人材がいる
 それにひきかえ、民主党にはベテランから若手までなかなかの人材が揃っている。
 前出の有馬晴海氏は4年前に「永田町Newパワーランキング」という本を書いた。ディベート力、理念・哲学、政局感、露出度、先見性など11項目から政治家の実力を判定し、ランキングしたものだ。
 4年前だから、上位には自民党の政治家も多かった。しかし、たとえば、小泉純一郎、河野洋平らが引退し、麻生や安倍が一丁上がりになり、与謝野や鳩山邦夫は政治的基盤を大きく損ねた。
 結局、残った政治家の上位には民主党議員が目立つのだ。
 小沢一郎、菅直人、枝野幸男、田中真紀子、前原誠司、原口一博、岡田克也、玄葉光一郎、野田佳彦、長妻昭らの面々である。有馬氏が言う。
「鳩山、菅ではどうしても政権をとれなかった民主党を率いて、ついに政権奪取に成功させたのが小沢氏です。過去5年間、永田町は小沢氏が動かしてきたと言っても過言ではありません。いい悪いは別にして、彼は権力の動かし方を知っている。衆参の政治家の中で、もっとも権謀術数に長(た)けています。小選挙区制という選挙制度の中で、公認権とカネを有効に使い、数を制し、その数で理念を実現に導く。すばらしい理念を示せば、民意は勝手についてくると思っていた民主党の常識をひっくり返したのが小沢氏です。田中真紀子氏は主婦の気持ちを代弁する発言力が天才的。原口氏もディベート能力が抜きん出ています」
 岡田、前原らはポスト菅として名前が挙がるし、この他にも政界屈指の策士、仙谷由人や内閣の要、古川元久、党を仕切る細野豪志、国交省と戦う馬淵澄夫、国会運営に精通している松本剛明とキラ星のごとく人材がいる。
 この層の厚さは大したものだ。

●無謀な挑戦で国政を目指した純粋さ
「民主党のベテラン勢は自民党政治の限界を察して、あえて、野党の民主党から政権を目指した。その意味で、権力に近づきたくて議員を目指した自民党議員とは根本的に違います。さらに、民主党は若手がいい。というのも、候補者集めに苦労した民主党は公募で候補者を集めたからです。その倍率はすさまじい。今度の参院選も公募者が2000人を超えています。官僚や一流企業から政治の世界に転身する若者も多い。彼らが小沢流の辻立ちで、選挙戦を勝ち抜いてくるのですから、人間力が違います」(民主党選挙関係者)
 昨年初当選を果たした後藤祐一(神奈川16区)は元通産官僚で東大法とスタンフォード大に学んだ。将来を嘱望されたエリートだったが、「天下りを止められない自民党政権では国民生活を守れない」と政治家への転身を決意。しかし、前々回の選挙で落選。昨年、ようやく、バッジを手にした。小泉郵政選挙でボロ負けした民主党には、こうした落選→当選という苦労人がワンサカいる。海外の一流大学を出たエリートが順風満帆の人生を投げ捨て、地盤も看板もないのに選挙に挑戦するのはある意味、狂気だ。周囲は当然、反対しただろう。それを純粋な志で乗り越えた人材が今の民主党を支えているのである。

●世襲政治ではマトモな判断ができなくなる
 それに対して、自民党は中堅、若手の層が薄い。だから、谷垣の次は石原や河野太郎、いやいっそのこと小泉進次郎みたいな話になる。
 いずれも世襲だ。ここが決定的なのである。世襲議員の中にも優秀な政治家はいるだろう。しかし、地盤、看板を引き継ぐ以上、どうしても地元への利益誘導が優先する。官僚と対決できず、むしろ媚びる。予算を引っ張ってくるのが仕事になる。この時点でアウトだ。どんなに志を持っていても、政治を歪めてしまう。政治ジャーナリストの神保哲生氏はこう言う。
「自民党の政治家には利益団体の代表も多い。彼らも自分の志は立派でも、団体の仕事を優先してしまう。自分が正しいと思うことを言えなくなり、結果的に国政を歪めてしまうのです。それなのに、自民党はいまだに地縁、血縁で候補者を選ぶ傾向がある。これではいい政治家は出てきません」
 自民党の最後の政権、麻生内閣では、閣僚16人のうち11人が世襲議員だった。その前の安倍内閣、福田内閣もほぼ半数が世襲である。これに対して、菅直人の奇兵隊内閣は庶民派内閣が売りだ。
 日本の将来を託す参院選では、こうした人材の厚みも吟味して、投票に行くべきだ。

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 ここはかなり本気で民主党の応援に回っている。w
 まあ、民主党の候補者には魅力的な人が多いが、私はイラカン内閣は嫌いだからね。笑。鳩ちゃんの方が良かった。各社世論調査では管内閣の支持率は続落中である。ざまみろと言いたいところだが、これがどう結果に反映するかはまだわからない。メディアの如何にも底意ありそうな報道を鵜呑みにすれば、他の野党を押し退けて『みんなの党』だけが躍進し一人勝ちしそうな雰囲気だが、これも果たしてどうなるか、神のみぞ知るである。

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by musasinokosugi | 2010-07-04 21:27 | 時事