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by musasinokosugi
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4月22日。

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 メディアは遺体関連の報道は意図的にテレビ画像から排除している。現れるのは数値だけである。現場の自衛隊員たちが接するのは数値ではなく現物の個々のご遺体である。戦争に行ったこともなく人を殺したこともない彼らが神経をやられてしまうのは或る意味当然の帰結である。一方、原発に派遣された東京警視庁の特殊放水車は『デモ隊=暴徒=過激派』というデマゴギーをさんざん振りまいて、結果放水が必要な距離を出せず、無能なまますごすご退散して行ったが、報道はこれを何一つ批判しなかった。東電や政府の『日替わり会見』然りで、我々には『報道されない事実』をも推測・推定する能力が要請されているのである。

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遺体処理で自衛隊員が壊れている
【政治・経済】
2011年4月21日 『日刊ゲンダイ』掲載
「被災地に行きたくなかった」

 海上自衛隊の自衛官が、20日レンタルビデオ店で下半身を露出し、公然ワイセツの疑いで神奈川県警に逮捕された。捕まったのは3等海曹の神山仁容疑者(31)。
 神山は犯行の理由を、「被災地に派遣されたくなかった。逮捕されれば行かずに済むと思った」と話している。神山はすでに一度、被災地に派遣され遺体捜索をしている。「約2週間、宮城県沖の遺体の収容作業にあたった。厳しい勤務で緊張の連続だった」と吐露しているという。
 どんな理由があれ、下半身を露出するのは問題だが、被災地に派遣された自衛隊員の多くが、「ホンネでは被災地に行きたくない」と思っているという。弱音を吐くことはないが、肉体はもちろん、精神的にヘトヘトになってしまうらしい。
「現在、10万人以上の自衛官が被災地で働いている。震災から1カ月が経ち、疲労もピークに達しています。災害現場で寝泊まりし、風呂にも入れず、食事も被災者には温かいモノを配るが、隊員は缶詰を食べている。なかでもキツいのが遺体の捜索です。自衛隊は約8000の遺体を収容しているが、津波にのまれた遺体は、男女の区別がつかないくらいに傷み、手足が取れてしまうこともある。海面に体の一部だけが浮いていることもあるそうです。しかも、担架が足りないため遺体を背負って運ぶこともある。その時、隊員の背中は遺体から流れる体液でビッショリ濡れてしまうそうです。そうなると、においが取れない。遺体捜索に携わった隊員は精神的にかなりマイってしまうといいます」(防衛省関係者)
 そもそも、遺体の捜索は警察や消防の仕事で、米軍も「軍隊の仕事は生きている人を守ることだろう」と驚いていた。自衛隊員のケアも考えないと、この手の事件が続出しそうだ。

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避難者、訴え必死/首長らに謝罪
2011年04月22日 asahi.com
 ●菅首相が県内入り

 菅直人首相が21日、県内入りし、田村市や郡山市の避難所などを訪れた。「安心できる対策を」「正しく早く連絡がほしい」。住民や自治体のトップの声は首相に届いたか。

 「大丈夫ですか」。郡山市を訪れた菅首相は、県内最大の避難所・ビッグパレットふくしまで避難者に次々と声をかけて回った。

 「お願いします」。富岡町の木工業杉本省作さん(55)は状況を改善してほしい一心で2、3回、首相に必死で呼びかけた。特に返事はなかったが「実際の避難所の様子を見てもらえてよかった。今日の視察を生かして、少しでも早く私たちが安心できる対策を講じてほしい」と話した。

 福島第一原発1~4号機がある大熊町の渡辺利綱町長と、田村市の冨塚宥〓(ゆう・けい)市長は、約60人が避難する同市の総合体育館で首相と面会。首相からは住民の長引く避難生活に対しての謝罪があったという。

 面会後、報道陣の取材に応じた渡辺町長らによると、町長らが原発事故の一日も早い収束と避難住民への今後の生活支援を求めたのに対し、首相は「事故収束に国として全力を挙げて取り組む。住民には避難生活で苦労をかけている」と謝罪したという。

 2市町長は、国から関連自治体への連絡は迅速、正確に▽個人でアパートを借りた避難住民への住宅費の手当て▽東電からの賠償金仮払いの今後のスケジュールを明らかにする――などを要望。首相は、連絡態勢の是正や住民の生活支援に取り組むと話したという。

 渡辺町長は「総合体育館にも最初は2千人以上いた。正直に言えば、もっと早い時期に来てもらいたかった」。冨塚市長は「来ることはいい。でも頭に来ている。田村市民300人がいる近くの避難所にも来てあいさつしてほしかった」と憤りをあらわにした。

 これに先立ち、首相は県庁に佐藤雄平知事を訪ねた。約30分間の会談後、首相は県庁内に置かれた国の原子力災害現地対策本部を視察。佐藤知事は記者団の取材に応じ、「警戒区域や避難区域の話は地元首長や住民の了解を得ることが前提だ」と要請すると、首相は地元のみなさんの話を最優先にする、と応じたと述べた。(渡辺志帆、霜田紗苗、村上晃一)

 ◎仮払い賠償金で東電説明/双葉・浪江の住民ら 怒声や質問相次ぐ

 双葉町民500人以上が避難生活を送る猪苗代町のホテルで21日、東京電力の仮払い賠償金の説明会が開かれた。冒頭、東電の社員が全員で「双葉町をはじめ多くの人にご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪。質疑応答では、「20キロ圏内と、20キロ~30キロ圏で金額が同じなのは考えものだ」「ローンを払い終わっていない人への補償は」などと質問が相次いだ。

 浪江町民が避難する二本松市の体育館でも同様の説明会があり、町民から「いつ自宅に戻れるんだ」「来るのが遅い。1世帯100万円なんてすぐになくなるぞ」などと怒声が飛んだ。

 いわき市の久之浜・大久地区住民による復興対策協議会への説明は20日にあった。出席者から「精算の結果、返金もあるのか」「避難所と有料の宿泊施設を利用した住民を区別するのか」などの質問が出た。

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東日本大震災:福島第1原発事故 避難先探し難航 計画区域指定の5市町村、対応急ぐ

 「とうとう来たか」。東京電力福島第1原発から半径20キロ圏内の警戒区域の外側で、累積放射線量が高くなると予想されるエリアが「計画的避難区域」に指定された22日午前、対象地域を抱える5市町村は事前に予告されていたためか、比較的冷静に受け止めた。このエリアの住民は今後1カ月程度の間に避難するが、「なかなか避難先を用意できない」などの悩みを訴える声も上がっている。

 全域が計画的避難区域に指定された飯舘村の菅野典雄村長は村役場で記者団に対し、5月末までに住民の避難を終える見通しが立たないことへの不安を語った。菅野村長は「職員が必死に(避難先を)探しているが厳しい状況だ」と述べた上で「(避難完了が)どれくらいになるのか(分からない)」と述べた。

 菅野村長によると、住民を村から1時間前後の3~4カ所にいったん分散移動させる方針。「村民を早く避難させなければいけないが、(既に住民を避難させている原発周辺の)8町村の後からになるので、なかなか厳しい。子供や仕事、コミュニティーの問題もある」とし、「心を込めてやってほしい」と国に支援を求めた。

 また、教育・福祉施策を重点的に行い、ブランド牛の育成などに努めてきたことを強調し、「ギブアップするつもりはない。絶対に再生させなければならない」と語った。

 全域が警戒区域か計画的避難区域になった葛尾村は3月14日から自主避難を進めてきたが、今も第1原発の半径20~30キロ圏に約60人が残る。

 多くが畜産業で金銭面の事情から移転できない人たちで、村は国に「家畜の移動や補償をしてほしい」と求めている。金谷喜一(きんたによしかつ)総務課長は「国から畜産業者に対し明確な補償の回答がないため、残っている村民を説得できない」と話した。

 南東部が計画的避難区域にかかる川俣町。町災害対策本部の担当者は「具体的な地域がどこかは国、県から聞いていない」と話す。対象に入るとみられる山木屋地区は約350世帯約1200人が住み、既に自主避難した人もいるが、町は「避難先の確保を進めている」という。

 警戒区域と計画的避難区域を抱えることになった南相馬市。桜井勝延市長は「放射線レベルは低く、できるだけ計画的避難区域は民家を避けてほしい」と国に要望してきた。この日は市民から「自分の家は計画避難の対象になるのか」との問い合わせが多数寄せられ、市職員が対応に追われた。【青木純、古関俊樹、蓬田正志】
【関連記事】

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* 福島第1原発:警戒区域設定、避難の8万人切実
* 福島第1原発:警戒区域、22日午前0時から…20キロ圏

毎日新聞 2011年4月22日 東京夕刊

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税制特例法案が衆院通過 被災者支援、月内成立へ

 衆院は22日の本会議で、東日本大震災の被災者支援の特例措置を定めた税制改正法案を、与党などの賛成多数で可決した。民主党の菊池長右エ門氏が採決に加わらず退席した。直ちに参院に送付され、月内に可決、成立する見通し。

 津波で壊滅的な被害を受けた区域の土地と家屋に対する2011年度分の固定資産税を免除するほか、自宅が損壊した場合の住宅ローン減税の適用を継続する。

 車を失った人が14年3月末までに買い替えた場合の自動車取得税が非課税となり、重量税も免除される。11~13年度の自動車税、軽自動車税も非課税となる。

 ガソリン価格が高騰した際に揮発油税などを減税して価格を引き下げる制度の発動を当面凍結することも盛り込んだ。東日本大震災の被災地に多くの燃料を配分するため、価格上昇を容認して他の地域での消費を抑える狙いだ。
2011/04/22 14:30 【共同通信】

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by musasinokosugi | 2011-05-02 08:45 | 時事