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by musasinokosugi
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5月17日。

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 毎年行っていた5月15日(日)の京都葵祭を、今年は単なるうっかりミスでパスしてしまった。気づいたのが当日の昼過ぎだったので、行って行けないこともなかったが行かなかったのである。報道に拠れば15日の京都沿道の人出は7~8万人だったということで、私の想定よりは一桁少なかった。次は7月の祇園祭である。これは暑い最中の祭なので道中歩いて廻るだけでも息切れして大変だが、私には一番見る甲斐があるのはこの祭りのような感じがする。秋の時代祭はイヴェントというかアトラクション(つまりは見世物ということである)的色彩が一番濃厚である。京都の桜を追い、紅葉を追い、雪景色を追い、更にはこれら京都三大祭りを追っているだけで一年は過ぎてしまうのである。ぁそ。尤も私は寒がりなので冬は行かないけどね。w*国会中継を見ていても何故か精彩というものが感じられない。野党側の突っ込みは不十分だし、管ら政府首脳の答弁も矢鱈饒舌な割りに無内容でおざなりである。白熱して来ないのである。彼らの主張は蒙昧で勘どころ(ツボ)を押さえていない。テレビの民放各局の震災報道の方が遥かに充実感があるように思う。

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1号機の炉心溶融、津波から4時間後に始まった
特集 福島原発

 東京電力は15日、福島第一原子力発電所1号機で起きた「メルトダウン(炉心溶融)」は最近起きたものではなく、同原発が津波に襲われた約4時間後の3月11日夜に始まったとする分析結果を公表した。

 また、4号機で起きた爆発は、隣接する3号機で放射性物質を含む蒸気を放出するベントをした際に流れ込んだ水素が原因である可能性があるとする分析結果も示した。

 東電は、中央制御室で地震直後から記録されたデータなどを基に、津波到達の3月11日午後3時30分頃から原子炉の冷却機能が働かなかったと仮定し、原子炉の水位や炉心温度を推定した。その結果、津波襲来から約15時間20分後の3月12日午前6時50分には、核燃料の大半が原子炉圧力容器底部に崩落した状態になった。

 燃料最上部から約5メートル上にあった原子炉の水位は、津波から約4時間後の11日午後7時30分頃には約10メートル低下し、全燃料が水面から露出。同7時50分頃には燃料体の中心上部の約6割が崩落した。炉心温度の急上昇は11日午後6時過ぎから始まり、約300度だったのが、11日午後9時には2800度に達した。

 東電によると、これまで謎だった4号機の爆発は、1、3号機と同様、水素爆発のために起きた可能性がある。3号機で事故直後に実施した、圧力容器内の水素を含む蒸気を抜く「ベント」の際、水素が4号機に流入したことが考えられるという。
(2011年5月15日21時36分 読売新聞)

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不信任賛成は「離党覚悟で」=民主・岡田氏

 民主党の岡田克也幹事長は15日、自民党が菅内閣不信任決議案の提出を検討していることについて「野党として、ある意味では当然の反応だ。ただ、与党の中で賛成する、あるいはそれ(同調者)を募るということは、与党としての責任を放棄するもので、党を離れることを覚悟した上で賛成するというのは当然だ」と述べ、民主党内の同調の動きを強くけん制した。青森市内で記者団の質問に答えた。 (2011/05/15-18:48)時事通信

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*最近の岡田の言動を見ているとまるで自民党時代に先祖帰りしてしまったかのようで、私にはすこぶる付きで印象が悪い。テレビに出る顔の表情も悪人面である。
「幹事長だから反党的な分子は恫喝するのが当然」と本人は考えているのだろうが、先のセンキョで議員数が半減してしまった大阪の議会などでは「民主党」という言葉を一切使わない新会派を立ち上げているくらいで、もはや「民主党」というブランド力でセンキョを闘おうなどと考えている呑気な人間は探してもなかなか見つからないだろう。鳩ちゃんには気の毒だが民主党の時代は既に終ったと見るのが妥当な線である。民主党内の良心的部分はいずれ新党結成に走るしかないというのが私の見方である。

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東電がJALにならない奇々怪々
【政治・経済】
2011年5月14日 『日刊ゲンダイ』掲載
あまりに理不尽なゾンビスキーム

 東電救済スキームが13日、正式決定したが、さっそく国会では、「なぜ、東電はJALのように処理しないのか」と追及された。JALは会社更生法で破綻し、事実上の公的管理の下、100%減資、金融機関は債権放棄した。それなのに、東電は補償は無限なのに、国有化もせず、借金もそのままで、社債も保護される。13日になって枝野官房長官が金融機関の貸し手責任に言及したが、その行方は不透明。揚げ句が電力9社が金を出す新機構設立で全国的な電気代の値上げ必至のスキームなのである。
 国民の批判をかわすため、菅首相と海江田経産相は歳費返上を言い出したが、ええかっこしいのパフォーマンスだ。政治責任を感じているのであれば、国で補償してやればいい。東電に責任を押し付けるふりをして、結局、国民に負担を付け回す。自分は責任から逃げて、そのくせ、形式的に歳費だけは返上する。菅の卑しさが見えてくるが、そんなことをしなくても、東電の賠償問題をスッキリ解決する方法はあるのである。
 中でも注目されているのが、産業再生機構で活躍した現役の経産官僚、古賀茂明氏が提言した「東京電力の処理策」だ。古賀氏のプランは、会社更生法や民事再生法に近い形を取り、東電の資産売却を進め、株主責任、金融機関の貸し手責任も厳格に求めるものだ。このスキームであれば、国民負担は5兆円近く減るという。
 処理スキームは2段階。まず特別立法で「東電経営監視委員会」のような独立組織を設立する。ここが管財人の役割を果たし、東電の資産査定や賠償額確定作業と並行して株式の100%減資、銀行の債権放棄を実施する。最終的には東電を発電会社と送電会社に分割し、発電に関する資産は順次売却する。送電会社は再上場を目指す。この案を採用すれば、発電送電分離が実現し、競争原理が働き、電気代は下がっていくし、東電は発電資産の売却で巨額資金を得られて、人員整理などのリストラも進められる。国民負担なしで、賠償資金を得られるのである。

「東電ほどの大企業ならば企業価値の算定にはプロを使っても半年はかかります。株主責任を問わず債権放棄も求めない今のスキームは拙速だし、野党の理解は得られないと思います。原発事故後、金融機関は東電の資金繰り維持のために2兆円を融資した。これを債権放棄させるのは厳しいという意見もありますが、銀行はボランティアで融資するわけではない。リスクは当然負わなければなりません。このままだと被災者への補償の前に、銀行へ返済されてしまいますよ」(古賀氏)
 利害関係者が責任を負う当たり前の案をツブしたのは銀行だ。債権放棄があいまいな政府スキームは東電のメーンバンクが作ったとされる。賠償金は税金と電気料金でまかない、銀行の懐は一切痛まない都合のいいスキームだ。これに保身が全ての経産官僚が飛びつき、官邸も乗った。これが真相だからフザけている。ジャーナリストの有森隆氏はこう言う。
「減資もしない、貸し手責任も問わない。経営責任もいい加減で、会長、社長は次の株主総会で辞めてしまう。退職金はないというが、多分、給料に上乗せされているので、手付かずで終わってしまう。これじゃあ、誰が責任を負うのか。電気料金値上げを押し付けられる国民ですよ。それも大口利用者には特別料金体系があるので、小口利用者である庶民にシワ寄せが行ってしまう。法案の細部の詰めはこれからですが、国民は、よくよく監視しないといけません」
 JALも最初は大甘スキームだったが、結局、破綻した。東電も甘い処理は許されない。

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冷却装置、津波前に一時停止…東電詳細データ
読売新聞 5月16日(月)21時58分配信

 東京電力福島第一原子力発電所1号機で、東日本大震災による津波襲来の前に非常用冷却装置が一時停止していたことが16日、東電が公表した大震災直後のデータでわかった。

 東電は、この冷却装置が津波後に停止したとの前提で、地震発生から16時間後に炉心溶融(メルトダウン)に至ったとする分析結果を15日発表していた。冷却装置が正常に作動すれば、メルトダウンを遅らせることができた可能性もある。

 公表データは、事故原因解明のため、経済産業省原子力安全・保安院が東電に求めたもの。大震災が発生した3月11日午後2時46分から14日頃までの原子炉内の水位、放射線量などの膨大なデータのほか、運転員の当直日誌、操作実績をまとめた。

 データによると、運転中の1号機は地震発生後、原子炉に制御棒が挿入されて緊急停止。1号機では、地震直後の11日午後2時52分、直流電源で動く緊急時冷却装置の「非常用復水器」が自動起動し、原子炉の冷却・減圧が始まった。

 しかし、約10分後の午後3時頃には、復水器は一時停止。作業記録によると、その後、弁の開け閉めが行われ、稼働、停止を繰り返した。原因は不明だが、東電によると、地震直後に原子炉内の圧力が乱高下し、この現象を抑えるため、作業員が手動で停止した可能性もある。

最終更新:5月16日(月)21時5分
読売新聞

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*テレ朝の昼の番組にゲスト出演していたどこかの教授は、東電の立ち上げた『工程表』スキームには既にメルトダウンが織り込み済だった筈だと指摘していた。

 メルトダウンについては多くの学者が「既に始まっているんじゃないか。炉心が溶けていないなら出て来る筈の無い物質が検出されている」と追及していたし、例の2チャンネルでは最初期の段階から「メルトダウン」というスレッドが立って、今尚喧々諤々の議論が続いていることはみんなわかっていることだ。東電はしかし言を左右してこれを認めて来なかった。東電~政府・保安院一体のいわゆる「隠蔽体質(←「拠らしむべし知らせるべからず」だ!)」は何も昨日今日始まったことではない。少なくとも福島原発が堕ちてからはずっと続いている。今では一番安全だった筈の(?)1号機のみならず、2号機も3号機もメルトダウンが疑われているのである。

これじゃあ全滅じゃねえか!

 補償問題等政治問題を考慮して、東電の「メルトダウン公認」は「政治的に」延期されたのであるという点は多分事実だろう。
 ただテレ朝を筆頭に報道各社が言う程フェアな報道に徹していたとは到底認められない。「どこがいつ」とはいちいち「実証」しないが、政府主導の「報道管制」に各社協力して来たのもまた覆い難い事実である。
 
 およそ「実証主義」なるものは信用出来ないと、我が吉本隆明大先生は若い頃の御自分の経験から言っておられる。w
 つまり「同じ一つの事実から白も黒も両方が導き出せる」のが実証主義というものなのだと言うのである。「報道」の基本はこの実証主義なのである。

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*私の『本家ヤースケ伝』のアクセス数だが、実は震災報道を境に約100程度アップしているのである。笑。
 つまりそれまで訪問者は130位でランキングに入るかどうかというギリギリのレベルだったのが、震災報道を並べ上げるようになってからは(←最近はまた減少傾向にあるが)多いときは277もアクセスがあったりしているのである。

 御覧になれば自明のことで言わずもがなであるが、私は格別に鋭い評論をしているわけでもなければ、他人が発見するのが困難なニュースを掘り出して来ているわけでもない。つまりは言ってしまえばありきたりで通俗的な記事を勢いだけで連載しているだけなのである。ただそれだけのことだが、それでもそれが全くの『無意味』ということではないのだろうと思ってはいる。

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by musasinokosugi | 2011-05-17 14:41 | 時事