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by musasinokosugi
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7/9.

久しぶりに飛田へ行った。館内は冷房は控えめだったが一応涼しく、全日500円のサービスデーだった割には観客が少なかった分喫煙者も少なかったので(途中意味もなく独り言を呟く変な老人もいたし、いつもの騒がしく落着かない老女もいたが)一応映画に集中出来たのは幸運だった。洋画だったら千円の「新世界国際」(←ここも3本立)に行ってもいいのだが、邦画は新世界に安い映画館はない。唯一800円の「新世界国際地下」はアダルト専門で、私は入ったことはない。ピンク映画館は若い頃「そんなとこへ行くと後ろの客席からスペルマが飛んで来るぞ」と先輩から脅されたことがあって(笑)以来40年以上の間疎遠になっている。今回の2本もそうだが、3/11以前に作られた映画には原発のげの字も出て来ない。我々にとっての古き良き時代は既に去ったのかも知れない。

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1.男はつらいよ(第46作)寅次郎の縁談

 この映画を見るのは何回目だろうか、かつてこのブログでも取り上げている。このシリーズは48作までで終わりなので、46作は最後から数えて3番目の作品である。主演:渥美清の体調もかなり悪化した中での撮影だったようだ。御前様(笠智衆)はこの作品の撮影中に他界された。

+大学四年の秋、三十数社に面接して全て断られた満男は自分の就活に絶望して「家出」同然の旅に出る決意をし、深夜11時東京駅発の寝台特急「瀬戸」に飛乗り、終点高松まで行く。
「瀬戸」は「サンライズ瀬戸」と名前を変えて今も走っている。

 寝台特急サンライズ瀬戸 下り(東京→高松) 時刻表

寝台特急サンライズ瀬戸の下り列車は、東京を22時ちょうど(入線は9番線に21時48分)に出発、停車駅は横浜、熱海、沼津、富士、静岡、浜松、翌朝は姫路、岡山、児島、坂出となり、終点高松に7時27分に到着します。

東京→岡山間は14両編成となり、途中の岡山で出雲市行きのサンライズ出雲を切り離します。

岡山→高松間は7両編成での運転となります・・ということである。

+後期の「男はつらいよ」は寅よりはむしろ満男くんの恋愛譚がストーリーの主軸になっているが、この46作では二人の恋愛がダブルスタンダードで進行して行き、最後には二組とも破局に至るのだが、最終盤、満男が島の恋人を捨てて東京への帰郷を決意する理由の説明は一切ない。翌年の正月、満男はとらやを訪れた葉子と再会を果たし、他方祭りのバイをしていた寅はそこで満男のかつての恋人「あやちゃん」と出会う。

+「寅次郎の縁談」というタイトルだが、周囲がやきもきして、「こいつとこいつをひっつけたらどうだろう?」とお膳立てするような普通の意味での「縁談」などではない。島民やとらやの連中の噂話というレベルの話である。当人同士は思い思われで結構うまく行きそうな雰囲気なのだが、なんやかんやで結局は壊れてしまうというのがこのシリーズの定石型なのである。

ウィキペディアでは: ↓

あらすじ [編集]

晩秋を迎えた頃、柴又に帰った寅次郎は、さくら達の様子を見て、尋常ならざる雰囲気を感じ取る。聞けば、大学卒業を目前に控えながら就職先が決まらない満男が、ヤケを起こし家を飛び出して、それから1週間が経過してるという事だった。間もなく、満男から小包が届き、寅次郎はそれを頼りに瀬戸内海の小島志々島まで満男を連れ戻しに行く。寅次郎はやっとの思いで満男を探し出し、東京へ帰るよう厳命する。しかし、島の暮らしが気に入った満男は、寅次郎の言葉に耳を貸さなかった。寅次郎は呆れたが、満男が下宿している家の美女葉子(松坂慶子)に一目逢うと、たちまち恋に落ちてしまうのであった。葉子は父である善右衛門(島田正吾)と暮らしている。葉子は、この老人が別の女に産ませた子供なのである。翌日、寅次郎は島から帰ろうとするが、葉子にひきとめられたのと、時化で船が出ないとの事で帰京を延期する。一方、満男は病院の看護婦亜矢(城山美佳子)と親しくなり、寅次郎の歯がゆい恋愛について語る。すると亜矢は「満男さんにも遺伝してるんやね」と悪戯っぽく笑う。そして彼女は手編みのセーターをプレゼントした代わりに、満男が着ていたトレーナーを自分で着る。二人はじゃれあううちに納屋の中で抱擁し、「好き」と呟く亜矢に満男もキスをする。葉子は、寅次郎と金毘羅参りに出かけた。葉子はまんざらでも無い様子だったが、寅次郎は男女の関係になることを避けている様子。帰宅後、葉子は満男に寅次郎が独身か尋ねる。満男は、今までの恋愛遍歴を教え、寅次郎の批評を行うが、葉子は少し怒って、「男は顔やお金じゃないのよ」と言う。人生経験を積んだ女には寅次郎の魅力がわかるというのである。「じゃあ伯父さんと結婚してくれますか」と満男が言うと、葉子は少し戸惑いながら「そういうことは本人の口から聞かなければ嬉しくないのよ」と怒ってしまう。そして、満男がそのことを寅次郎に話すと寅次郎も怒ってしまい、結局二人は翌日島を離れることになる。翌日、桟橋で出会った亜矢は満男の突然の帰京に怒りを露わにして泣く。が、満男はそれを振り切って船に乗る。泣きながら手を振る亜矢と、やっぱり泣きながら応える満男の姿のバックに徳永英明が流れる。そして、2人は柴又に戻った。年が明けてとらやに葉子がやってくる。葉子は「寅さんに会いたかったのに」と笑うが、寅は旅の空であった。最後のシーン、地方巡業中の寅次郎は新しい恋人と初詣に行く亜矢と再会する。そして、「満男、お前は振られたぞ。ザマあ見ろ」と叫ぶ寅次郎であった。

・・となっている。

 一方goo映画によると: ↓

「男はつらいよ」シリーズ46作目。香川県の瀬戸内海を舞台に、おなじみの寅さんが真剣に結婚を考える。マドンナは27作目『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』で共演した松坂慶子。その父親役には新国劇の大御所・島田正吾、御前様の娘役には1作目のマドンナ光本幸子が配された。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

あらすじ - 男はつらいよ 寅次郎の縁談

来年大学を卒業し、就職しなければならない満男は、不況の追い風を受けて採用試験に苦戦していた。さくらと博は苛立つ満男をハラハラしながら見守るだけ。そのうち、自分自身にも嫌気がさした満男は旅に出てしまうのだった。ひさしぶりに葛飾に帰った寅は、事情を聞いて満男を連れ戻すことを安請け合い。さっそく、瀬戸内海の小島・琴島へ出掛けた。満男を見つけ出し、説教してみたものの、当の本人は看護婦の亜矢に恋してしまい、帰る気がないらしい。寅はその晩、とりあえず、満男の居候先に泊まった。そこに年老いた当主とその娘、洋子がいた。洋子は絶世の美女で、神戸では料理屋もやっていたという。しかし、不況のために借金を作ってしまい、それを返すために働き過ぎて体を壊し、この島に帰って来たのだった。疲れ切った様子の洋子を、寅は一生懸命勇気づける。洋子は寅の優しさに次第に惹かれていった。ある日、洋子は満男に寅への気持ちを伝えた。満男自身もまた亜矢から告白され、尻ごみしてしまう。そして明け方、寅は洋子に置き手紙を残し、満男も就職するために東京へ帰るのだった。

・・となっている。「琴島」というのは架空の島名で主だった島民も役者が演じている。
(註:ウィキペディアは寅の実家を「くるまや」と紹介していたが、これは「とらや」が正しい。またgoo映画も間違っていて、今回のマドンナ:松坂慶子の役名は洋子ではなく葉子である。)

男はつらいよ 寅次郎の縁談 - goo 映画男はつらいよ 寅次郎の縁談 - goo 映画

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2.青島要塞爆撃命令

goo映画あらすじによると: ↓

あらすじ - 青島要塞爆撃命令

第一次世界大戦の頃、ドイツは青島にアジア政策の拠点として、ビスマルク要塞を築いた。連合軍の懇請により日本は陸、海、空軍を派遺した。こちらは追浜航空研究部。大杉少佐、国井中尉、二宮中尉、真木中尉達は、フランスから買ったファルマン機の飛行に余念がなかった。大杉に出動命令が下り、飛行機二機を積んだ若宮丸は膠州湾目ざして出動した。その途中、わが艦隊の根拠地に寄り、長官の指示を受けた。そして霊山島に基地を設けた。霊山島で真木は、日本兵に乱暴されそうになった中国娘白麗を助けた。ところが白麗は恋人と若宮丸爆破を図った。恋人は殺され白麗も銃殺と決ったが、女だからと命を助けられて追放された。ある日、大杉達二機は敵中に乗りこんだが、貧弱な爆弾では役に立たなかった。突如真木、二宮の乗る一機が煙をはき敵の領地内に不時着した。二人はうまく逃れ中国民家にかくれたがとらわれた。ドイツの独房に入れられたが、そこで敵の士官と一緒の白麗を見た。その頃司令部でも総攻撃決行を指令されていた。一方二宮と真木は護送される途中白麗の助けもありうまく敵を倒して脱出に成功したが、逃げる途中、吊橋がおちて三人は激流にのまれた。戦死したと思われた真木が一人帰り、ビスマルクの砲台の秘密を知った大杉は、単独攻撃を決意した。しかしそれには地上の補給隊と連絡して、ドイツ領内で飛行機にガソリンと弾を積まなければならなかった。あらゆる難関を突破してたどりついた所は、はてしないどろ沼だった。そこへ若宮丸が爆沈して今や一機となったファルマン機が現れ、どろ沼に到着した。沼だらけの爆弾を積んで出発した。上空に舞い上った真木はビスマルク砲台を攻撃、みごと爆砕した。

 ↑ となっている。私はこんな映画があること自体知らなかったし、ましてこの作品がどれだけ史実に忠実なのかも知らない。第一次世界大戦では日本はドイツの敵として振舞い、ドイツが占有する青島(チンタオ)を攻撃し戦果を挙げたことは事実である。

青島要塞爆撃命令 - goo 映画青島要塞爆撃命令 - goo 映画

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南相馬の肉用牛、他の10頭からもセシウム検出 都発表 朝日新聞

 福島県南相馬市内の畜産家が出荷した牛1頭の肉から、国の基準(1キログラムあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが東京都の検査でみつかった問題で、検査を続けていた残りの10頭すべてで基準値を超える放射性セシウムが検出されたと9日、都が発表した。市場には流通していない。

 都によると、最も高い肉で1キログラム当たり3200ベクレル、最も低くても1530ベクレルが検出された。11頭はすべて、福島第一原発事故の緊急時避難準備区域内にある畜産家1軒から出荷されたもので、黒毛和牛という。

 東京都港区の都芝浦と場で8日に食肉処理され、厚生労働省からの要請で調査していた。今回、放射性セシウムが検出された牛はいずれも7月7日に出荷されたという。都によると、同じ畜産家の黒毛和牛は、5月30日に2頭、6月30日に3頭が芝浦と場で処理されていて、いずれも市場に流通しているという。

 芝浦と場では、農水省の指示で、福島第一原発から20~30キロ圏内から出荷された牛でも、他地域の牛と同様、放射性物質についての特別な調査はしていない。ただし、厚労省からの指示が今回をのぞいてこれまでに5回あり、その際に行った検査ではいずれも基準値を下回っていたという。

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九電やらせメール:番組前に関連会社社員から内部告発

 原発の安全性を説明する番組を巡って起きた九州電力の「やらせメール」問題は、関連会社社員の内部告発がきっかけで発覚したことが9日、関係者の話で分かった。

 また九電側が、玄海原発(佐賀県)の運転再開に賛成する意見を番組に送るよう子会社社員らに依頼したメールの存在は、番組放送の直前に佐賀県幹部に伝えられたが、確認作業がなされないまま番組が進行していた。

 佐賀県の武藤明美県議(共産)らによると、番組前日の6月25日に知人を通じ、九電からの依頼が記された文書を入手。文書には九電が子会社に送ったメールと同趣旨の内容が記されており、関連会社社員が武藤議員の知人に「こんなことがあっていいのか」と知らせたという。

 武藤県議は番組放送直前の26日朝、佐賀県幹部に「九電側が、番組中に賛成のメールを送るよう指示した文書がある」と伝えたが、県は九電に事実関係を確認しないままだった。

 県幹部は「まさかと思った。(原発の安全性について)国がどう説明するかに集中していた」と釈明している。

毎日新聞 2011年7月9日 13時39分

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事故処理に数十年=首相が見通し-福島第1原発

 菅直人首相は9日午後、民主党本部で開かれた党全国幹事長会議であいさつし、東京電力福島第1原発事故に関し「3年、5年、10年、最終的には数十年単位の処理の時間がかかる見通しだ」と述べた。
 東電は事故の収束に向けた工程表を4月に作成し、その後順次改定。それによると、今月中旬には放射線量が減少傾向になる「ステップ1」が終了。今後、3~6カ月で原子炉を安定化させて冷温停止する「ステップ2」に移行する。首相の発言は、原子炉の廃炉などを念頭に、その後の中長期的な事故処理の見通しを示したものだ。(2011/07/09-13:51)時事通信

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被災地域のサプライチェーンの重要性など分析―通商白書
掲載日 2011年07月08日 日刊工業新聞

 経済産業省は8日、「2011年版通商白書」を公表した。東日本大震災を受け「震災を越え、グローバルな経済的ネットワークの再生強化に向けて」と題し震災が生産や貿易に与える影響、輸出産業を支える被災地域のサプライチェーンが果たす重要性などを分析した。
 通商白書は世界経済の現状分析や日本の通商構造の変化として「新興国と日本を含む先進国の成長速度の差が縮まらず新興国の存在感が一層高まる」と指摘。
 その上で震災後のわが国経済を再生するため、外資系企業に対する地域統括や研究開発の拠点誘致、日本企業の海外移転加速による空洞化防止、新興国との経済連携協定(EPA)や自由貿易協定(FTA)により事業拠点として立地競争力を強化する必要性などを提唱した。

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サイバー攻撃:日本各地に標的 リストやソフト配信

 警察庁へのサイバー攻撃とほぼ同時期の昨年9月中旬には、地方自治体、民間団体、大学などのHPが中国語に書き換えられる被害が相次いだ。その直前、ハッカー集団「中国紅客連盟」がネット上で攻撃を呼び掛け、日本の政府機関、有名企業、経済団体などの名を列挙したリストや、攻撃用のソフトが配信されていた。

 釣具店や釣りの愛好家でつくる日本釣振興会(東京都中央区)はHPが改ざんされる被害を受け、中国語の文章や中国国旗が掲示された。尖閣諸島の中国名が「釣魚島」であることから攻撃対象にされた可能性がある。

 このほか、山口大工学部(山口県宇部市)の研究室、金沢大付属高校(金沢市)、島根県、徳島県神山町、同県佐那河内村など、日中間の政治問題とは関係のないところに、ハッカー行為は及んだ。

 一方、日本国内のサーバーが攻撃の「踏み台」として利用されたことも判明。警察庁へのサイバー攻撃を同庁が分析したところ、一部は国内の三つのサーバーを経由していた。いずれも会社などのコンピューターで、攻撃者が自分の身元を隠すために中継点として勝手に使ったとみられるという。さらに発信元を追跡することはできなかったが、同庁はこれらのサーバー保有者にセキュリティー強化を求めた。

毎日新聞 2011年7月7日 13時18分(最終更新 7月7日 13時41分)

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*今話題の「ホットスポット」については武田邦彦教授のブログなどが参考になる。

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by musasinokosugi | 2011-07-12 11:23 | 時事