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by musasinokosugi
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アーカイブ(14).

 食パン主体の給餌だった頃は(むろん今ほど暑くはなかったが)3斤蒔き終るまで2時間半くらいかかっていた。途中豪雨に襲われたり、気が付くと周囲を10羽前後のカラスに取り囲まれていたりと、日々新しい体験の連続だった。
 今はとにかく暑いし、餌の主体は「コメ+雑穀」に切り替わっているため、長くても1時間前後で蒔き終ってしまうから、物足りないというか、いささか拍子抜けの感がある。毎日同じことの繰り返しだからブログのネタにも不足する。ぁそ。
 公園内の餌蒔きが終わると、私はOBP(大阪ビジネスパーク)の向こう側の寝屋川畔にもなるべく行くようにしている。ここには私が5月下旬に最初に餌やりを始めた2つのポイントがあるが、うち1つは来客がないので今は行っていない。残された一つでは、行けば必ず数羽の「お出迎え」がある。そこで今はパンからコメへの切り替えの真っ最中である。ケーキも混ぜたりしているので、雀さんたちには若干の戸惑いがあるように思う。彼らは一旦14~5羽が集まるが、食べることに淡白で、一通り食べ終わると(コメはまだ残っているというのに)どこかへ去ってしまう。私もそれを見てすぐその場を離れるので、彼らがまた戻って来るのかどうかはわからない。鳩も一回数羽で来たがそれ以来来ない。

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スズメの繁殖調査にご協力ください。 by Bird Reseach.

 バードリサーチにも,しばしば,「スズメが減っているように感じているのだけれども,全国的にはどうなんだろうか?」という電話がかかって来ます。立教大学の三上修さんが,各種文献,農業被害や捕獲数といった様々な記録をまたとめたところ,ここ数十年で急激に減少しているのではないかということです(三上 2009a)。
 では,なぜ減っているのでしょうか? その可能性の1つとして,緑地の減少にともなう食物の減少が考えられます。三上さんの熊本での調査から,都市ではスズメのヒナ数が少ないのではないかという結果が示されています(三上 2009b)。しかし,これは他の地域でもあてはまることなのでしょうか? そしてそうだとしたらスズメの減少の原因になっているのでしょうか?
 そこで,三上さんたちのグループと共同で,全国のスズメの繁殖成績(何羽の子供を育てるか)の調査を行なうことにしました。この調査により,日本のスズメの減少の原因が少しみえてくるかもしれませんし,定期的にこのような調査をして,スズメの繁殖成績の変化を見ていくことによって,身近な環境の健全性の「健康診断」のようなことができるかもしれません。簡単な調査ですので,ぜひ調査にご協力ください。

文献
三上修. 2009a. 日本におけるスズメの個体数減少の実態. 日本鳥学会誌 58: 161-170.
三上修. 2009b. スズメはなぜ減少しているのか? 都市部における幼鳥個体数の少なさからの考察. Bird Research 5: A1-A8.

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三上 修「日本にスズメは何羽いるの?」以下から。 ↓

2008年、日本本土(北海道本島、本州、四国本島、九州本島、沖縄本島)における成鳥の個体数は、およそ1800万と推定されています。この 中にはヒナや若鳥の数は含まれていませんので、秋にはこの数値の数倍になると思われます。そして秋から冬にかけて個体数を減少させていくのでしょう。

ただしこの推定値を出す際には、いくつかの仮定を置いています。そのため1800万羽という比較的細かな数字ではなく、数千万羽と考えるのが妥当と思われます。

用いた仮定などについては、以下のリンク先の論文に詳しく掲載してありますのでそちらをご覧ください(どなたでも閲覧可能です)。

 いくつかのデータから、スズメの個体数がどれくらい減少しているか推定してみました。すると減少率を低く見積もったしても、現在は1990年当時の50%程度の個体数しかいないと推測されます。一方、減少率を高く見積もると、その値は20%程度、つまりこの20年たらずで1/5になった計算になります。

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 ↑ 【後記】:この『スズメの個体数減少』問題については、誰の説をどこまで信用していいのかよくわからない。「確かに減っている」「激減している」と言う人が多いのは確かだが、逆に「私の地方では増えている」と言う人もいるのだ。「財界のファンドがまともに応援しないから(?!)」学者たちも本気で研究に取り組んではいないという人もいる。「スズメの研究などははっきり言ってゼニにならない」のである。三上氏らが「三井物産環境基金」の支援を受けて発足させた『スズメプロジェクト』もどういう理由からか、一年近くも新規投稿・新着情報がないのである。
 誰が言い出したのか知らないが最初私が信じた「雀の現在の生息数は日本全土で1,800万羽で、これは50年前の五分の一だ」という学説(?)などは、根拠が全く薄弱だと言わざるを得ない。或る学者グループが2008年に秋田、埼玉、熊本の3県で「雀の巣」の分布密度をサンプリング調査した結果曰く「全国で営巣している雀の巣は推定900万個だから、♂♀ペアで生息数は1,800万羽。」と言うのだが、この数にはまだ所帯を持てていない若い雀の生息数はまったく含まれていない。「巣」即ち住居のない彼らには、秋から冬の大雨や寒波に耐え抜いて春を迎えることが出来る可能性が極端に少ないから個体数にカウントすることは無意味だと言うのである。(8/25)


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by musasinokosugi | 2012-09-15 17:50 | スズメ