時事、写真、身の回りの事、etc.


by musasinokosugi
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

アーカイブ(15).

(カラス牧場)

 いつもの場所だが、最近三日間は参集するスズメの数が減っているように私は感じる。いつもは概算で2~300羽は来ていたスズメの数が半減しているような印象である。
 
①「処暑」を過ぎて、若い鳥たちが本にあるような「集団移住」を始めたのかどうか。
②いやいつもの場所でまた何か「惨劇」があったため鳩や雀の集まり具合が悪くなったのか。
③それとも私が現場に到着する前に誰かが「餌蒔き」をしているため彼らが満腹しているから来ないのか・・私には原因不明の事態である。

 三日前私が現場に着くと、いつもは石畳の上でのんびり寝そべっている鳩たちが一羽もいなかった。それに加えて、いつもトレイを並べて臨時の「水場」に仕立てている岩場に、スズメのものと思われる小羽根が5~6枚散乱していたのである。そんなことは初めてのことだったので、私は「また誰かがカラスの犠牲になったのではないか!?」との疑念を強く感じた。

 今日は「水場」を設置した直後、一羽のカラスが堂々と水を飲みに来て一見鳩のようにドクドク(?)呑んだ。驚いた私は写真を撮るのも忘れてすぐに追い払った。が、少し遠のくだけでなかなか遠くには逃げ去らなかった。暫くしてまた一羽のカラスが来て水場で水を飲んだ。同じカラスだと思う。情勢は着実に変化し始めたようである。

 大阪城公園内のどの場所でもそうだと思うが、人間が辺りにいないときは押しなべて「カラスの天下」そのものである。公園の管理者・清掃人たちは人間の残したタバコの吸い殻やゴミ類、或いは鳩などが食われた後の残滓を片付けるだけで、カラス全体を管理出来ているとは到底思われない。カラスも自転車が通ろうがランナーが近くを走ろうが全く「平気の平左」で逃げたりなどしないのである。東京の明治神宮だってカラスを管理することなど出来ていない筈である。日々人間の出す「生ゴミ」にネットをかけることぐらいしか出来ていないのではないか。

 私たち任意の「餌やり隊」にしても、来たいときに来て遣りたい鳥に餌を与えて帰るだけの話であって、まして彼ら鳥類全体を管理するなど及びもつかないことである。思うのは私たち餌蒔き隊は「カラス牧場」の牧童に過ぎず、オーナーはそこを縄張りとしているカラスたちであり、彼らは「食資源」が枯渇しない限りに於いて、鳩や雀を任意に捕食しているのではないかということである。
 餌を遣る人の中にもタバコのフィルターを20本近くもその場に捨てて行く人がいる。タバコのフィルターも釣り糸も自然界には存在しないもので溶け去って土に還元されることはない。

 私が「鳩や雀がカラスによって食い殺される現場を見たくない!」というだけの理由から「少なくとも餌蒔きの最中だけはカラスを追い払っている」などというのも「私の勝手」であって、カラスたちは「鳩や雀を捕食することは悪いことだ」などとは露ほども思っていないだろう。彼らは「自然の摂理」のままに生きているだけなのである。いいも悪いもない。
 カラスに食べられるだけの側の鳩たちも、先日は仲間がまさに今食べられているすぐそばで「何事もなかったかのように(!)」いつもの如く私が蒔く餌を追っていたのだった。
 私も、カラスたちをも「餌採りゲーム」に参加させるべきだろうか否か、今迷い始めたところである。

============

 以下は東京都環境局による「カラス対策」からの抜粋です:

Q1. カラスに威嚇されたり、襲われたりして困っています。

A1. カラスは繁殖期(およそ3月下旬〜7月上旬)になると、巣をつくり、卵を産んでヒナを育てます。このため、この時期に巣や、巣から落ちたヒナの近くを人が通るときに、カラスはヒナを守るため、人を威嚇したり攻撃することがあります。

カラスは後ろから人の頭をめがけて飛んできます。これを防ぐためには、傘などの棒状の物を肩にかつぐようにして、頭の上に上げるとよいでしょう。カラスは羽根が接触するのを恐れて近寄りません。また、頭を保護するために帽子をかぶるのも有効です。

カラスの攻撃を避けるためには、巣やヒナに近づかないことが一番ですが、被害を解消するためには、カラスの巣を撤去したり、落ちているヒナを回収する必要があります。

★カラスによって次のような被害が発生しています!
■繁殖期に、巣の近くを通行する人がカラスに威嚇、攻撃される。
■早朝、夜間もカラスがけたたましいる鳴き声をあげ、安眠が妨害される。
■子犬、子猫などのペットが襲われる。
■公園などで、人が持っている食べ物を横取りしようとしたり、スーパーの買い物袋をもって歩いていると、袋をつつかれたりする。
■ツバメやスズメなどの小鳥、セミなどの虫が過剰に食べられてしまう。
■本来カラスの天敵であるタカなどの猛禽類やフクロウなどを逆に集団で襲う。

※このため、東京都では平成13年度末から都市部を中心としたカラス対策に取り組んでいます。この取り組みにより、対策開始前に都内に36,400羽いたカラスが、平成16年には19,800羽にまで減少しています。今後もゴミ対策の強化やカラストラップによる捕獲を行うなどの対策を実施し、カラスによる被害の減少に努めます。[カラス対策プロジェクト] (8/29)

[PR]
by musasinokosugi | 2012-09-15 18:01 | スズメ