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by musasinokosugi
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回答&出題'08/03/20.

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ミートホープ:牛ミンチ偽装 元社長実刑(その2止) 札幌地裁判決要旨 /北海道
3月20日13時1分配信 毎日新聞

 ◆罪となるべき事実
 田中稔被告は(1)06年5月29日ごろから07年6月18日ごろまでの間、327回にわたり、汐見工場で牛肉に豚肉、鶏肉、羊肉またはカモ肉などの畜肉を加えるなどして製造したミンチ及びカット肉(合計約13万8044キロ)を梱包(こんぽう)した段ボール箱に、「十勝産牛バラ挽肉6ミリ挽」「牛フォア&ハインド6ミリオーストラリア産」「牛肉ダイヤカットオーストラリア産10ミリ」などと印刷されたシールを添付。牛肉のみを原料とするかのように表記して、商品の品質や内容を誤認させるような表示をした。さらに06年5月30日ごろから07年6月19日ごろまでの間、北海道加ト吉のほか15カ所に発送して引き渡し、不正競争を行った(2)牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉、カモ肉などを原料とするミンチ及びカット肉を、牛肉のみを原料とするミンチなどと偽って販売し、その代金名目で金員を詐取しようと企て、06年6月5日ごろから07年5月上旬ごろまでの間、14回にわたり、北海道加ト吉のほか2社に対し、牛肉のみを原料とするものであるかのように表記して引き渡し、その販売代金として計3926万9453円をだまし取った。
 ◆量刑の理由
 被告はミートホープを設立した当初、焼き肉店などを主な取引先としていた。肉の加工の際、焼き肉用にできない端材が多く生じていたため、くず肉などと呼ばれるこれらの端材を処理しかねていたところ、「見た目だけでは何のミンチか分からない」などと考え、同社設立の数年後には、牛肉のほか豚肉や羊肉などのくず肉も含めて混ぜた牛ミンチなどの製造を始めた。そして、小口の焼き肉店を中心としていた取引先を、大量の牛ミンチなどを使用する食品加工会社などに変えていき、さらには大手の会社にまで拡大させていく中で、ミートホープの売り上げや利益を上げるため、他の畜肉を混ぜた牛ミンチなどを大量に製造・販売するようになっていった。本件は、かねて行われてきたこのような牛ミンチなどの偽装行為の一環である。
 被告は取引業者や、最終的に食品を口にする一般消費者などを何ら顧みることなく、偽装が容易なミンチなどを利用し、安価な原材料費で多額の売り上げを得て、会社及び自己の利益を図ろうとした。その動機は極めて利欲的かつ自己中心的というほかなく、厳しい非難を免れない。被告は「取引業者が求める安い単価に応えるためには牛ミンチなどに他の畜肉を混ぜるほかなく、その要望を断りがたかった」などと供述するが、価格交渉を尽くすなど他の適法な手段を採ることができたのは言うまでもない。また、弁護人は「被告は安価でおいしい製品を工夫して供給しようという考えから牛肉以外の畜肉を混ぜたもので、暴利を得ようとか不正な利益で会社を維持していこうなどとは考えていなかった」と指摘するが、各犯行の経緯や犯行態様などにかんがみれば、利欲目的の犯行であることは明らかである。
 犯行態様をみても、牛肉に豚肉、鶏肉、羊肉、カモ肉といった他の畜肉を加えるということ自体、その大胆さ、悪質さは際立っており、昨今みられる食品偽装の中でも、原産地偽装などの事案とは一線を画すものというべきである。また、赤身と脂身を混ぜたり、血液製剤を用いたりして色を調整し、「2度挽き」と称する手法で偽装を行い、取引業者による抜き打ち検査の際には、従業員に隠ぺいを指示している。手口は極めて巧妙である。
 犯行の結果をみると、偽装表示をした牛肉の総量は合計13万8044キロ、だまし取った金員は3926万円余りと多量・多額である。そればかりか、本件の発覚を契機に取引業者は信用が傷つけられ、商品の回収などで多額の損失をこうむっている。また、偽装表示をした牛ミンチなどの量、取引先に大手食品加工会社を含んでいたというミートホープの食肉業界における地位や立場などからすれば、本件各犯行は食品業界での公正な競争を害したのみならず、一般消費者に食品の表示に対する不安を抱かせるとともに、食の安全への信頼を根幹から揺るがしたことは明らかである。本件は表示を信頼した多数の関係者や一般消費者を裏切る、著しく背信的な犯罪というべきである。取引業者が金銭的な損害のみならず、長年の努力によって獲得したブランドに対する信頼が一瞬のうちに崩れ去ってしまったといっても過言ではないなどとして、厳罰を望んでいるのも当然である。
 本件各犯行は、会社ぐるみで敢行された大規模かつ組織的犯行であり、代表取締役である被告が、長年の経験により培った専門的知識を悪用し、率先して偽装方法を発案し、従業員に具体的に指示するなど、自らが中心となって主導したものである。さらに、被告は新聞報道により犯行が発覚した後、偽装に使用していた豚の心臓などを工場外に運び出して処分し、証拠隠滅を図るなどしており、犯行後の情状もかんばしくない。被告は、自らの行為や結果、社会的影響を省みて悔いる姿勢はあまりみられず、罪悪感に乏しいと指摘せざるを得ない。
 以上からすれば、被告の刑事責任は相当重い。
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 ■ミートホープ事件の経過■
 【07年】
 6月20日 牛ミンチに豚肉などの混入発覚。苫小牧保健所が立ち入り検査
   21日 田中元社長が会見で混入指示を認める
   22日 農水省が立ち入り検査
   24日 道警が家宅捜索
   25日 農水省調査で13件の不正が発覚
   26日 全従業員71人の解雇を通告
 7月18日 ミート社の自己破産が決定
 8月 2日 田中元社長の自己破産が決定
 9月 7日 農水省が田中元社長に厳重注意処分
10月24日 道警が田中元社長と元幹部3人を不正競争防止法違反容疑で逮捕
11月 7日 道警が4人を詐欺容疑で追送検
   14日 札幌地検が田中元社長を詐欺罪などで札幌地裁に起訴。元幹部3人は処分保留で釈放
   20日 ミート社の第1回債権者集会。債権者約150人の債権は約23億円
12月18日 札幌地検が元幹部3人を不起訴処分(起訴猶予)にして捜査終了
 【08年】
 1月10日 内部告発した元常務が「元幹部の不起訴不当」と札幌検察審査会に審査申し立て
   28日 札幌地裁の初公判で田中元社長が起訴事実認める
 3月 5日 検察側が懲役6年を求刑し結審
   19日 札幌地裁が懲役4年の実刑判決

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 畠山鈴香被告公判 傍聴券求め、大量のアルバイトが並ぶ
3月20日 13時50分 『アメーバニュース』

 19日、秋田連続児童殺害事件で殺人と死体遺棄の罪に問われている畠山鈴香被告(35)の判決公判が行なわれた。

 初公判の時には傍聴席を求めて2500人以上の人々が集まったこの事件。今回は判決ということで3000人近くもの人々が集まり、事件への高い関心を抱いているという印象を抱かせる。

 だが、並んでいる人々が純粋に関心を持って傍聴席を求めていたかというと少々疑わしい。

 「今回は初公判以上にメディアに雇われたアルバイトの人間が来ていましたね。100人くらいの人間を雇って席を確保しているところもあって、流石に今回は気合いが入っているなと思いました」と話すのは某新聞社にアルバイトとして雇われた男性。

 「初公判の時には純粋に裁判を傍聴したいと来ていた人たちも結構いましたけど、今回集まった人間のほとんどはアルバイトじゃないかな。傍聴席の抽選が終わるなり、どこのメディアもアルバイトの人間を集めて『当選した人は手を挙げて下さい』って声を掛けたら大体の人がどこかに集まっているんですよ。初公判の時にはひっそりとやっていたものですが、今回はかなり堂々とアルバイトを集めていましたね。どんなに少なく見積もっても並んでいた半分以上はアルバイトだったと思います」。

 どこかのテレビ局のリポーターが裁判傍聴のために集まった人数について「人々の高い関心が~」と現場で述べていたそうだが、その半数以上が自分たちが用意した人たちだと言うのだから言葉がない。

 ちなみに、被告が控訴したためまだまだアルバイトの需要はある模様。

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(回答:)

*彩香ちゃんとごうけんくんを殺した畠山鈴香被告が無期懲役、ミートホープの田中稔元社長が懲役四年の実刑でした。

(出題:)

「読み逃げは失礼」という論争が巻き起こったり「記事をアップして5分立ってもコメントがつかないと不安」という「**依存症」の人まで現れているという今話題のSNS(social networking service)サイトの名前は??


by musasinokosugi | 2008-03-20 14:47 | クイズ