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by musasinokosugi
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「サムライジャパンの経済効果」他。

Excite エキサイト : スポーツニュース
 世に「人間の顔が見えない資本主義」などと言うが、それは当然で人間の顔をしていたら「人間主義」だろう。笑。私は寡聞にして「人間主義経済」なんて言葉は聞いたことがない。この社会の経済の主役は「資本」即ち「貨幣」である。株だとか債券だとかは貨幣の変態した姿である。
 しかしながらこの資本主義=キャピタリズムなる呼称はあまりに露骨だから体裁が悪いというので通常「自由主義経済」などと呼ぶが両者の内実に相違があるわけではなく、我々の社会はぶっちゃけ「金勘定を諸事万端全てに優先させ、その他のことは二の次に置き二義的に考える社会」であると言える。
 これは文化伝統や風俗習慣等は採算が合わなければ早晩仮借なく淘汰される社会なのである。
 その際近経の「傾斜」ではないが、富の分配がうまく行かず偏りが生じた場合、国家権力の発動によって若干手直しを加え、救貧(経済弱者救済)等言わば「社会主義的諸政策」を適用することによって「急場凌ぎ」を繰返しつつ更なる前進を試みるというのが「自由主義経済」なるものの「素顔」である。
 いわゆる「景気」なるものは循環するから、その度に通常「富の偏在」は顕著になり、そうなれば「再分配の必要性」というのも循環してやって来るわけで、これが今人類の到達した一番賢明で最善の経済体制ということになっていて、可も不可もなく世界を覆い尽くしているが、その根幹も調整策も所詮は自然過程として取り込まれた緊急避難的処方箋だから当然欠陥も多い。
 私などは天邪鬼だから目を凝らしても欠陥しか見えて来ないが、「じゃあ他に何があるか?」と問われても即答不能である。「貨幣は人類究極の発明である」と、今のところは言っていいのではないか。猿でも蟻でもいいが彼らの社会は貨幣までは持たない。そして貨幣経済を全世界規模で運用している以上、現今の経済体制に辿り着くのもまた自然な推移のように思われて来るのである。

 昔戦時下のヴェトナムに隣接したカンボジアで「ポル・ポト政権」という外部からは見え難い一種の軍事独裁政権が樹立され、彼らは「ジャングルに貨幣は必要ない」と称して「貨幣経済」を一挙に止揚する政策を打ち立てたことがあった。私も衝撃を受けその後の経緯を注目していたが、彼らは貨幣や私有財産に拘る一般市民らを情け容赦なく無差別虐殺していたことが後に明らかにされた。「経済体制を権力の発動によって一気に転換することは無理だ」ということだなと、私はそのとき思った。

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*サムライジャパンのWBC連覇の経済波及効果は505億5,405万円だと昨日どこかで言っていた。よくぞ端数まで算出してくれたものだと思うが、私はこんなものは全然信用していない。世の中不況だからと言って、何でもかんでも金に換算すればいいというものではないし、だいたいが『統計(学)』なるものは係数のかけ方次第で同一データから幾らでも違った答えを導き出せる、言わば「結果オーライ」の数字トリックでしかないのであって、たまたまその時当たった演算の方式を次回も使えば「当たるも八卦」というその場限りの「占い」みたいなものなのである。

 それで簡単には金銭に換算出来ないとなると、今度は「マインド」なる不確定要素そのものみたいな要素を持ち出して来る。「市場のマインド」とか「消費者マインド」とかである。日本語で市場心理・消費者心理ともいう。これを使えば大抵の数値の狂いは言い逃れ出来る。
 個々の人間が日々刻々心を揺らす、その心理の変遷を数値化して計量可能とすれば世の中単純明快でいいかも知れないが、考えるまでもなく、これは眉唾ものである。

 私が経済効果など信用しないと幾ら頑張っても、現実にイチローのタイムリーでサムライジャパンの勝利がほぼ確定的になった時点から「マインドの冷え込み」もどこへやら、株価は急進し、円安も進んだ。笑。

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cf.経済波及効果
cf.フリーソフト波及さん

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大久保容疑者「どうにか続けて」、西松の献金中止申し出に
3月24日3時11分配信 読売新聞

 小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、同会の会計責任者で公設第1秘書の大久保隆規容疑者(47)が2006年春、ダミー団体による献金の取りやめを申し出た西松建設側に、献金の続行を求めていたことが関係者の話でわかった。

 同社は要請に応じ、同年は前年より800万円減らし計500万円を献金した。東京地検特捜部は、ダミー団体からの献金が実際は西松建設から支出されていることを大久保容疑者が認識していたとみており、拘置期限の24日、大久保容疑者を同法違反罪で起訴する方針。

 関係者によると、大久保容疑者に献金中止を申し出たのは、同社の元取締役総務部長・岡崎彰文容疑者(67)。同社は1995年から、ダミー団体を隠れみのにして、年間1500万円前後を小沢代表側に献金していたが、04年にシンガポールで起きた工事現場の事故で06年3月期決算に約235億円の損失計上が見込まれたことや、05年末にゼネコン業界が「談合決別宣言」を出したことから、献金をゼロにしたいと伝えた。

 これに対し、大久保容疑者は「こちらも困る。どうにか続けてくれ」などと反発。同社は改めて協議した結果、献金額を年間500万円とすることを決めた。

 結局、ダミー団体の「新政治問題研究会」は06年12月、「未来産業研究会」は11月にそれぞれ解散し、献金はこの年で打ち切りになったが、約束に基づき両団体からは解散直前、残っていた資金の大半となる計500万円が、陸山会など小沢代表側の政治団体に献金された。特捜部は、こうした経緯などから、大久保容疑者が西松建設による違法な企業献金の実態を十分に認識していたと判断した。大久保容疑者は容疑を否認しているとみられる。

 特捜部は大久保容疑者と共に逮捕した同社前社長・国沢幹雄被告(70)(外国為替及び外国貿易法違反罪で起訴)と岡崎容疑者についても24日に刑事処分するとみられる。最終更新:3月24日3時11分 読売新聞

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*これも検察情報オンリーの記事である。
 それで検察が今回立件の根拠としている前社長・国沢幹雄被告の証言だが、彼は現在『完オチ』と言って全面自供に追い込まれている状態だから、検察は思いのままのストーリーを描いて調書を作成することが可能だ。
 これが世に言う『検察官の作文』という奴で、被告人は意識朦朧とした中、検察官が立証に都合いいよう恣意的に作成して読み上げる日々の調書に「はや済んだ」人間として唯々諾々と、無気力に署名・捺印を繰り返すだけという完全屈服の状態なのである。
 だが、この証言が裁判に入って覆されないという保障は微塵もない。


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辺野古浜通信によると : ↓

2009年03月24日
記事:尾身幸次氏と沖縄利権、西松建設問題

目取真俊のブログより、『週刊文春』3月19日号・『週刊現代』3月28日号の記事部分を転載させていただきます。
詳細は、『海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊』をご覧下さい。

「尾身さんの資金管理団体『幸政会』に対して、〇四年から〇六年の間に、西松のダミー団体から計四百万円が献金されています。さらに疑惑を呼ぶのは、尾身さんが沖縄担当大臣時代に推進した総事業費七百億円とも言われる肝入り事業、沖縄科学技術大学院大学建設で、西松が実際に工事を受注しているからです。さらに、年に四回ほど赤坂プリンスで開かれる尾身氏の朝食会に、西松の役員クラスが出席していました。尾身氏は〇一年~〇二年は沖縄及び北方対策担当大臣、〇六年~〇七年は財務大臣を務めており、職務権限という点からいえば、野党の小沢氏よりよほどグレーだという見方も成り立ちます」(尾身氏の関係者)〉(『週刊文春』3月19日号26~27ページ)。

 尾身氏と沖縄利権、西松建設の問題については、他にもいくつかの週刊誌が書いている。『週刊現代』3月28日号には、〈検察が狙う自民大物は「二階」「森」より「尾身幸次」〉という記事が載っている。同記事でも西松建設のダミーとされる政治団体から「幸政会」に計400万円の「迂回献金」があったことを挙げ、東京地検特捜部にとっては二階氏よりも尾身氏の方がやりやすく「贈収賄に持っていける可能性は十分あるでしょう」という全国紙社会部記者のコメントを載せている。『週刊現代』の記事はこう続けている。 〈尾身氏は、小泉内閣時代に科学技術担当兼沖縄北方担当相を務めた。`01年6月に発表された「沖縄新大学院大学」構想は、尾身氏自らが提唱し、主導的な役割を果たした。
「尾身は建設族でもないのに、なぜ西松が献金するのか。それは尾身が『沖縄利権』を持っているからですよ』(全国紙政治部記者)。『週刊現代』3月28日号(23ページ)。

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 ↑ 曾孫引きみたいになったが、尾身の沖縄利権は有名だけれど、これにも西松が絡んでいるとは知らなかった。世間は狭い。w
 というわけで、今日21日目拘留最終日の検察による大久保立件と、これを受けた小沢会見については稿を改めて論じたい。

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cf.はてな『資本主義』:

 自由な商品生産によって利潤を追求しようという精神的態度。このような態度のもとに行われる商品生産、流通を行なう経済組織が資本主義体制である

経済学的には、生産手段(材料、道具、機材、資本)をもたずに労働力を売ることで生活する労働者と、労働力を購入して生産した商品の売却から利潤を獲得する企業家、資本家を中心とした生産様式。

封建制が崩壊して、多くのひとが生産手段をもつ自作農や職人、また自由な移動ができない農奴などから、労働者へと変換する二重の「自由」が成立の要件。(生産手段からの自由すなわち喪失と、移動、職業選択の自由)

以下に、文化史的な定義を添えてみる。

その起源をどの時期・どの場所に求めるかに定説はないが、ただし地中海貿易とともに発展したと見ることに、ある程度の妥当性はあるだろう。

資本主義には地中海地域の人間の考え方や宗教観が色濃く反映している。すなわち、過去から未来へ伸びてゆく時間のとらえかた。また未来を現在に繰り込むかたちで、指数・対数を導入し、利子を得る仕組み。そしてつねに拡大と啓蒙をめざす態度。

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cf.資本主義

cf.グローバル資本主義

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by musasinokosugi | 2009-03-25 00:30 | 時事