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by musasinokosugi
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千葉知事選と政権交代。

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 森田健作も大したタマで、自民党支部長を続けながら「完全無党派」を標榜して政策などまるで無視の「イメージ選挙」を展開した。メディアはこの事実を事前にキャッチしながら(と私は見る)選挙が終わるまで敢てこれを公表しなかった。
 ともあれ結果は出た。「神の声」は全有権者の四分の一にも届こうかという票を森田に与えた。
 海岸を走って懐メロを歌えば歩道橋を鈴なりにする観客とその人気通りの百万票を集められるのだから、かつて昭和の黄門様=故福田首相が漏らしたように「神の声もときには変なこともある」というしかない。
 公明党がなぜ森田を嫌うのか私にはその意図は不明だが、当初「三つ巴の争い」と言われたように、与党側も森田支持一本にまとまったわけではないから、如何に森田が前回の知事選で惜敗した候補だったからと言って、この大差負けには小沢ショックが大きく尾を引いていると言うしかない。
 野党側はこの大票田地区で無党派層の支持を取り付けることが出来なかったことは深刻に受け止めなければならない。これでは「比例区で圧勝」という構図は描けない。それどころか「あの」腐敗と汚濁の自民党に無党派票を持って行かれているようでは「政権交代」など到底覚束ない。無罪を主張する小沢さんに辞める理由がないことは事実だが、なにせ「神様」のおっしゃることだから多少「変なこと」と思えても従わざるを得ないだろう。

*それにしても何故支配層はかくまで政権交代を厭うのだろうか。私にはその理由は自明である。この国は明治期以来「権威は一つあればいい」という「天皇制」国家だからである。近代国家の中には王国は幾つもあるが「万世一系の天皇(←これは嘘八百だが)これを統治する」などといった、王家が一つしかないという国はまずない。我々は明治欽定憲法が「改定」されたのが現行憲法であるという事実を軽く見てはいけないのである。近代国家は政権交代があるからこそまがりなりにも民主主義を標榜出来るのであって、五十年も百年も政権交代が実現しない国など大義名分が何であれこれは独裁国家と呼ぶしかないのである。
 そんな国の野党など「単なるガス抜きの安全弁」として独裁体制を「左」側から支えているだけの存在であり「万年野党で構わない」「政権獲得は我々のロマンです♪」などとのたまっている共産党なんかは畢竟これでしかない。
 そういうわけで、我が支配層の合言葉は「自民党命」であり、彼らは政権交代などは国家の滅亡と同義と思っているとんでもない連中なのだ。

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森田健作氏:自民党支部献金の一部を自身の団体に寄付 『毎日jp』

 千葉県知事選で政党色を出さない選挙運動で初当選した森田健作氏が、自民党の政党支部「自民党東京都衆院選挙区第2支部」の代表を現在も務め、この支部が受けた企業献金の一部を森田氏の資金管理団体に寄付していたことが分かった。森田氏は「選挙資金には使っていない」と述べた。

 都選管に提出された07年分の政治資金収支報告書によると、代表は「鈴木栄治」(森田氏の本名)で、所在地は中央区京橋2の森田氏の東京の事務所にある。同支部は07年、都内や千葉県内の企業・団体から1852万円の献金を受け、その一部1168万円を森田氏の資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付していた。

 森田氏は「(知事選に)無所属で出ると決めた途端にすべて(支部の活動を)停止した」と釈明した。【神足俊輔】


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千葉知事選敗れる 民主『小沢降ろし』再燃へ 2009年3月30日 07時06分『東京新聞』

 二十九日の千葉県知事選で民主党推薦候補が敗れたことで、いったんは収束した小沢一郎代表の辞任論が再燃するのは間違いない。次期衆院選への不安が党内にじわじわ広がることは避けられず、小沢氏への逆風が和らぐ気配はない。 (西川裕二)

 鳩山由紀夫幹事長は二十九日夜、敗北を受けて「一致結束してさらに信頼される党へと成長し、政権交代を成し遂げるため、全力でまい進する」とのコメントを出した。

 千葉県知事選では、候補者擁立をめぐる混乱を差し引いても、もともと民主党候補の苦戦が伝えられていた。

 これに西松建設の巨額献金事件が追い打ちをかけた格好となり、地方遊説を自粛していた小沢氏が、告示後に現地入りしたのは選挙戦最終日の二十八日だけだった。「『今回は民主党候補の応援はできない。勘弁してほしい』と言われることが多かった」(関係者)と、党内では事件のあおりをくらった、という受け止め方が大勢だ。

 これに対し、鳩山氏は結果判明前の二十九日昼、小沢氏の進退問題を判断する材料について「地方選挙ではない。解散を目前に控える中で、それぞれの候補者がどういう戦いをしているかが、基本的にはすべてだ」と記者団に語った。千葉県知事選と小沢氏の辞任論とを直結させないよう予防線を張ったわけだ。

 ただ、四月に入ると、十二日の秋田県知事選、二十六日の名古屋市長選をはじめ与党系候補と激突する重要な地方選が続く。

 民主党は、一月の山形県知事選などの地方選での相次ぐ勝利によって、勢いづいたのも事実。逆に、今後の地方選で党推薦候補が苦戦したり、敗れたりすることが続くと、衆院選での政権交代に向けた勢いがしぼんできた印象が強まる。

 報道各社の世論調査では、小沢氏続投に否定的な意見が六割以上を占めている。二十七日の党代議士会で小沢氏に苦言を呈した小宮山洋子氏は本紙に「小沢氏が千葉県知事選などの選挙結果や世論調査を通じ、国民の声を幅広く聞いて判断されることだ」と、自発的な辞任を暗に促した。

 有権者の声に直接触れた各議員が国会に戻ってくる週明け、小沢氏は再び正念場を迎える。(東京新聞)

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*それで我が支配層が政権交代を忌み嫌う理由だが : ↓

①「政・財・官」の三位一体の癒着構造が根本から崩れてしまう恐れがある。
②そうなると、これまでの日米密約や霞ヶ関の腐敗等隠しに隠して来た「旧悪」がボロボロ芋蔓式に露呈して収拾困難に陥る恐れがある。これはそれこそ「革命」の引き金にもなりかねない。
③財界主体の国ではなくなってしまう恐れがある。貧乏人の天下になったら大事だ。

 ・・他にもあるかな?
 彼らは要するに政権交代をまるで革命でも起きるかのように恐れているのである。

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by musasinokosugi | 2009-03-31 09:28 | 時事