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「検察の失態」。

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 昔「ウ~マがしゃべる、そぉんなバカな♪」という主題歌の「I am Mr.Edo.」という白黒のアメリカ連続TVドラマがあったが、Retriever Legend's blogというところでは「散歩好き、読書好き、惰眠好き」というご主人に代わって犬がしゃべっている。しかもただのおしゃべりではなく、今回の小沢スキャンダルに於ける検察批判を飛び飛びにではあるが四回にも亘って展開しているのだから「負けそう」ってか、こっちは冷汗だわさ。・・というわけで、以前安倍ポンの走狗=俳優津川雅彦のblogを紹介した手前、「不偏不党の一言居士」(はあ?)たる私は、今日は逆の立場に立つレトリバーのスーパーワンちゃんのおしゃべりをテキストに、この事件を軽くお浚いしてみるのですたい。←語尾だけ九州弁。w

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 以下は"Retriever Legend's blog"というブログからの引用及びそれへの私からの寸評です。 ↓ :

検察失態1.

09.03.22朝日新聞の「朝日新聞の新しい指針」に、【1】基本的な考え方の「1事件・事故報道の意義を再確認」において『権力を監視するなどの目的・意義がある』と、また、【2】具体的な改善点において『情報の出所明示する』としています。

各紙が検察情報を一方的に報道することは、権力の情報操作に加担しており、単なる通信社でしかありません。
ましてや、朝日は信頼される記事のための「朝日新聞の新しい指針」が、読者を虚仮にしているだけです。

検察官が検察情報をリークすることは、明らかに国家公務員法第100条の守秘義務違反です。
* 国家公務員法第100条第1項職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする。

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*公設第一秘書の逮捕以降、検察は「職務上知ることのできた秘密」を漏らさなかった日はないし、これをメディアが無思慮・無批判にオーム返しで垂れ流さなかった日もない。検察とメディアはこの件に関して「共謀共同正犯」であると言える。かかる異常さに気づかない人間は異常である。

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検察失態2.

東京地検特捜部が小沢一郎の参考人聴取を断念した時点で、政治資金規正法違反については終幕しました。

自民党が自滅寸前の国会開催中に、政治資金規正法違反という形式犯での逮捕は、憶測が百花繚乱です。

普段、立読みで済ます「週刊金曜日」(09.03.20)を、つい買ってしまいました。
表紙のタイトル「国策捜査、米国謀略、検察暴走 小沢一郎がはまった罠」に引かれて。
今回逮捕された大久保秘書の前任「高橋嘉信」(次期衆院選で自民党公認予定)について、同誌の横田一のルポに次のように書かれています。

「鹿島は仙台の談合組織の元締めとして公共事業を仕切っており、西松は高橋元秘書と関係の深かった鹿島に食い込もうとして違法献金をした。」(同誌12Pより要旨)

このルポから、「高橋嘉信」の悪質さと「民主党潰しの恣意性」と「鹿島」には捜査の手を出さない検察の悪辣が読めます。

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*地検特捜部には東北方面から配転になって(舞い戻って?)来た功名心の塊のような検事がいるらしく、こいつは「小沢をやりたい」が口癖だったようだ。これと内部からの裏切り者・高橋某が結んで細部のシナリオを描いたのだ。

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検察失態3.

小沢氏の大久保秘書は、3月3日に逮捕された直後は容疑を否認していましたが、その後の調べで「西松建設からの献金であることは知っていた」と、違法献金を認める供述をしたと報道されました。

相変わらず情報源は、「関係者」と表記され、検察側からの捜査情報のリークであることを隠しています。
記事見出しだけでも、検察側の市井人の洗脳、つまり「小沢辞任論」への世論の誘導等には有効です。
統治機構の世論誘導や検察ファッショに加担するマスコミは、マスゴミそのものです。

虚偽記入3500万円、小沢氏秘書が起訴事実の一部認める(09.03.25 読売)
小沢氏秘書、違法献金認める供述 便宜供与は否定(09.03.26朝日)

小沢氏秘書の弁護人が、反論しています。

小沢氏秘書の弁護人、報道機関へのコメント公表 (09.03.27朝日新聞HPより抜粋)

 「大久保隆規氏の起訴後、新聞、テレビ等において、同氏が政治資金規正法違反に係る起訴事実について、その大筋を認めている等の報道がなされているところですが、同氏の弁護人らの認識は全く異なっております。この点について、検察庁が前記の報道内容に沿った事実を公表することなどあり得ないことから、誤解に基づく報道ではないかと考えております。公判に向けて予断を排除するためにも、今後は、十分な取材に基づき、客観的かつ公正な報道を行っていただきますよう申し入れます」

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*この間メディアは「十分な取材に基づき、客観的かつ公正な報道」などというものをした試しがない。チョムスキーは一見自由そのものに見えるアメリカのメディアをも「紐付き」と批判しているが、これと比べたら日本のマスコミなど、総体として一列横並びの「御用報道」そのものである。「スポンサー・命」の各社とそこを出自とする「記者クラブ」こそが「諸悪の根源」即ち「癌」である。

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検察失態4.

法令用語では、「及び」は「and」の包括的意味であり、「又は」は「or」の選択的意味です。
この行をメモした上で、「検察失態」を記します。

保坂展人のどこどこ日記の「規正法のみで起訴した西松建設事件が問うもの」(09.03.24)において、弁護士の郷原信郎氏(長崎地検次席検事)の話を引用して、次のように書かれていました。

近年の特捜部は規正法の解釈を誤ってきたという疑いがあるという。つまり「選任及び監督」を「選任又は監督」と強引に読み取り、「政治資金報告書の悪質な虚偽記載」について政治家が「監督」を怠った時、立件し公民権停止・失職に追い込めるという見通しを持って、強制捜査に突っ込んでいってしまったのではないかという見方だ。

東京地検検事、広島地検特別刑事部長、長崎地検次席検事等を歴任した郷原信郎氏の見解(文章)を探していたところ、「検察は説明責任を果たしているか」(09.03.27ビデオニュース・ドットコム)で述べられており、参考のため一部引用します。

郷原信郎氏は、東京地検特捜部の政治資金規正法違反の強制捜査は、「戦略上のミスに、極めて重要な法解釈上のミスが絡んでいる。」とした上で、次のように述べています。

3月8日の産経新聞が「捜査関係者の話」として、「特捜部は、政治資金収支報告書の虚偽記載への関与の有無の解明と並行して監督責任についても調べを進める模様で、監督ミスが認定され起訴された場合には、小沢氏も最終的には衆議議員を失職する可能性もでてくる」と書いている。
 監督ミスが認定できれば失職するということだが、これはまちがいだ。政治資金規正法の規定は、「選任および監督」となっているため、選任と監督の両方に過失が無ければ罰金刑も取れないし、失職もさせられない。

検察が、小沢一郎を事情聴取しない(できない)理由が分かりました。

総選挙を控え、小沢代表の公設秘書を政治資金規正法違反の形式犯として逮捕することは、検察の政治性が露呈したものであり、徹底的に批判されるべきです。

検察は、起訴された全員が無罪となり、検察による強引な取調べと起訴が批判され、「検察ファシズム」といわれた帝人事件を教訓とすべきです。(Wikipedia 帝人事件参照)

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*故意にか或いは正味アホだからか、おそらくはその両方の理由によるのだろうが、検察にいいようにあしらわれ、そのパシリを勤めている報道各社である。
 この構図を断ち切る妙案などはない。我々に出来ることはせいぜい、ああだこうだと毎日ブウブウ文句を垂れることだけである。

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 ↓ 今度はライブドアニュースから。

小沢の涙と検察の敗北 03月25日16時27分配信 Livedoor News.

◆検察サイドの質問しかしない記者・民主党政権で“会見開放”をカットするマスコミ

小沢一郎民主党代表が、西松献金の処理に関して秘書が起訴されたことを受けて24日夜9時40分から民主党本部で会見した。この中で涙をぬぐうシーンが何度もあった。強面の小沢氏がこのような姿を見せるのはよくよくのことだろう。泣かないはずの男の涙は価値がある。小沢氏の涙を見た国民の多くは同情的になり反検察ムードへつながっていくだろう。

◇民主党ホームページ 小沢代表記者会見 動画

会見は約40分間にわたって行われ、何人もの記者たちが質問したが、検察のやり方に問題があるという観点からの質問はなかった。

検察は無謬ではない。秘書は起訴されたかもしれないが、推定無罪の原則を記者たちは忘れているようだ。これを忘れて検察サイドからの質問しかしない記者たちはバランスを欠いている。

小沢氏はかねてから国策捜査だと検察を批判している。その線で小沢氏に水を向ければ面白い答えが出てくるだろうに、センスがない。

民主党は、いま現在国民から多くの支持を得ている政党だ。その政党の代表の立場に立った質問もすべきだ。記者たちは検察の側にばかり立たないで、国民の側からの視点も持なくてはいけない。

総選挙を間近に控えたこの時期に、野党第一党党首の秘書を形式犯で逮捕、起訴するのは選挙に大きな影響を与えることだ。検察だって批判されて然るべきだが、検察を批判する論調がほとんどないのは異様でさえある。まるで検察国家ではないか。

検察は総額3500万円分の虚偽記入について秘書を起訴しただけで、巷間いわれていた小沢氏の事情聴取はなかった。
ここで私がすでに書いているように検察はびびったのだ。

この時期に秘書を逮捕までして、それだけで終わりでは検察の負けだ。

虚偽記入など、どこの政治家もやっていることだ。検察が違法だというから罪になるだけで、大半は見逃されているのが実情だ。車の駐車違反と似ている。違反をしてもその場に警官がいなければ捕まることもないが、たまたま運悪く警官に見つかると切符を切られる。運が悪かっただけなら諦めもつくが、狙い撃ちされたら公平とはいえないし、政治的意図をもっての捜査ということになる。検察は小沢氏を駐車違反で死刑にしようとしたようなもので、どだい無理がある。

小沢氏が代表だと民主党は選挙で不利─という見方があるが、必ずしもそうではない。

今度のことでは検察が負けて、一転して小沢氏・民主党が有利になった。検察の弾圧に遭ったが不正なことはやっていないので検察も手が出せなかったのだ─と主張できる。こういう恐ろしい検察を正すためにも政権交代をする必要がある─ということができる。

小沢氏や民主党はしばしば「国策捜査」と批判しているが、この言い方はよくない。政府と検察がぐるになってということだが、そんなことは簡単に証明できることではない。状況から考えてそれに近いとはいえるが、疑いを受けた当事者が言うとどうしても言い逃れに聞こえる。なので、「政治の大事な局面で検察が表面に出てくるのは好ましいことではない」と言うにとどめておくのがいい。

この会見で注目すべきところがある。

独り敢然とマスコミに立ち向かう、われらが上杉隆氏がフリー記者として質問しているのだ。普通このような会見には記者クラブに所属している政治記者しか出席できないのだが、民主党はオープンにしているため記者クラブに入っていない上杉氏でも出席できる。

上杉氏は「政権交代が実現したら、記者クラブを開放するか」と質問し、ディスクロージャーは大事。制限はしない─という回答を引きだしている。
(民主党ホームページ会見動画だと33分あたりから。)

これは大事なところだが、テレビニュースではカットされている。だがこれで民主党が政権をとれば、記者クラブの既得権益の一部が崩れることが明らかになった。

マスコミは正面切ってこれに反対することはできないが、意識下で反民主党になり、報道にもそれが反映されることが今より多くなるだろう。マスコミにとっても民主党政権は好ましからざるものなのだ。民主党の次の敵はマスコミだ。追撃コラム読者はこれを頭の中に叩き込んでニュースを見ることを勧める。

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 ↑ 以上、このニュース記者の主張は「贔屓の引き倒し」なところがあって、検察が今、記者の指摘するような目に見えた失態を繰返しているにも関わらず、検察批判は一向に高まる情勢になく、民主党の「反転攻勢」などは地方選挙で連敗しているように少しも実践されていない。現状を打破できない民主党は目下「ジリピン」状態である。

 つまるところは「民主党よ、お前自身はかかる検察ファッショと闘う気があるのか!?」ということなのである。
 バカ者が、この問題を避けて通れると思うんじゃない!
 なんで外野の我々が気を揉んでお前らがチャラチャラ浮かれているんだ!?

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by musasinokosugi | 2009-04-03 10:57 | 時事