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by musasinokosugi
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北の脅威。

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  私は何の根拠もなく推測するのだが、アメリカは北の核ミサイルなど微塵も恐れていないと思うのである。あんなものは現況、必要とあればいつでも迅速かつ的確・完璧に叩き潰せるとアメリカは思っている。恐れているとしたら叩いた「その後」の肉弾戦である。「窮鼠猫を咬む」式に破れかぶれで万一これが勃発したら韓・日は大混乱の戦争状態に陥り、日本は半壊状態となるかも知れない。極東は「中国のシマ」だから中国の顔を立てたいという思惑もある。
 が、私はかかる「極東戦争」勃発の可能性などはほぼ100%あり得ないと思う。北の軍部もそれほど愚かではない。彼らには彼らの権力闘争に絡んだ緻密な(?)計算が働いているのである。
 北のいわゆる「綱渡り外交」などそれが計算された政治パフォーマンスである以上、単独では何ら恐るるに足りないのである。アメリカが危惧しているのは北の戦略が対米強硬派のイランの戦略や政情不安のパキスタンの情勢等と緊密に絡みつく事態である。とは言っても、アメリカという国はこれまで世界各地で戦乱を巻き起こして食繋ぎ、「世界の憲兵」として君臨し延命を図って来た国であるから、大統領がオバマに代わったからと言ってこの基本スタンスが急変する筈もないだろう。アメリカは「緊張前提」の国家なのである。「適度な緊張」が欲しいという点では北も日韓も、或いは中国・ロシアも同様である。
 人類はいまだかって「戦争・殺し合い」のない時代を体験したことがない。「平和」とは「間氷河期」のように、「戦争と戦争の合間の束の間の平穏」、もしくは「戦争の準備期間」でしかなかった。現在の世界情勢の基本は「パクス・アメリカーナ」に相違なく、これまで何度となく「もう駄目だ」と言われ続けて来たアメリカ経済とそれに根拠付けられた「世界支配」が、果たして今後どういう変遷を辿るかということである。

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by musasinokosugi | 2009-05-31 11:14 | 時事