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by musasinokosugi

<   2009年 03月 ( 29 )   > この月の画像一覧

危機の創出。

Excite エキサイト : 国際ニュース
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 今日は「緊張なしでは生きられない」という「緊張おたく」の話である。北の自称「人工衛星打ち上げ」を巡って今自衛隊のパフォーマンスが大々的に繰広げられているのは当然の話で、例えばニートの若者を入隊勧誘するときは「大丈夫、戦争なんか行かない。大型免許は取れるし、宿舎・三食付で休暇もボーナスもあるし♪」云々と誘っておいて、甘言に釣られていざ入隊してみると戦前の旧日本軍並みの愛国教育を頭ごなしに注入される。
「防衛大出身者」(←士官候補生だ)と「一般隊員」(←ブーツ・オン・ザ・グラウンドの一般兵卒だ)との待遇格差は終生変わることがなく、一般隊員は現実離れした空しい思想教育を建前だけのお題目としてやり過ごし、こともあろうにエロ画像と一緒に軍の最高機密をウィニーで垂れ流したりする。

 それでも自衛隊は軍隊である。しかも装備はアメリカ譲りの立派な近代兵器を備えているがその実力たるや極東で一番弱い軍隊だ。強制付与された使命感や愛国心では人は命のやり取りは出来ないのだ。だから北が大陸間弾道弾の試射を「人工衛星の打ち上げ」と称してテストを強行し、いやが上にも対日の「緊張」を増幅してくれるのは実は内心大歓迎なのである。それでこそ自らのレゾン・デートルを思う存分宣伝出来る。現場の個々の隊員たちに襲いかかるのはかかるギャップに次ぐギャップの連続である。
「危機を仮借なく刷り込まれる」という点では事情は北の兵士・国民も同様で、ここに相互の「危機の煽り立て」による「靠れ合い」という構図が如実になる。米ソの冷戦時代以降、世界情勢は全て「危機の煽り立て」の連続である。大国同士の戦争は封印される代わりに、世界のどこかで戦争が行われ、今やテロリズムまでもが世界中に拡散されてしまった。我々の生きている現代という時代は、このような「平時と戦時の区別がつき難い時代」なのである。

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 そういうわけで、今回の検察による時局への露骨な介入によって一挙に息を吹き返した麻生は、俄然断然「反転攻勢」の姿勢を明らかにし、「10兆円の補正予算に反対出来るもんならしてみろ。5月解散だぞ」と野党を挑発するアドバルンを揚げた。人間変われば変わるもので、この豹変ぶりは一体何なんだ?!笑。
 尤もこれも内閣支持率次第で、TBS後藤キャスターによると「30%」を突破したら直ちに解散という腹らしい。5月を逃すと任期満了まで突き進むしかないが、麻生は側近には自分の手で解散すると言っている。面白くなって来たが解散するもしないも、あくまで麻生の権限であって、民主党が泥沼から息を吹き返せば解散なんかしないし、このままジリジリ後退を続けるならば解散もあり得るという揺さぶり・様子見発言である。w

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北ミサイル発射の自制要求決議、衆参両院が全会一致で採択
特集 北朝鮮情勢

 衆参両院は31日、「人工衛星」の打ち上げを名目に弾道ミサイルの発射準備を進めている北朝鮮に対し、発射の自制を求める決議をそれぞれ全会一致で採択した。

 決議は、北朝鮮のミサイル発射の動きを「我が国のみならず北東アジア地域の平和と安定を損なう行為として、断じて容認できない。断固たる抗議の意思を表明する」と非難し、自制を強く要求した。ただ、ミサイル発射が「国連安全保障理事会の決議に明白に違反する」との文言は、共産、社民両党などが異論を唱えたため、決議に盛り込まれなかった。

 麻生首相は採択を受け、31日の参院本会議で、「(ミサイル発射は)国連安保理決議にも反するものだ。発射を強行した場合は、まずは国連安保理でしっかりと取り上げたい」と述べた。
(2009年3月31日13時15分 読売新聞)

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1.言うまでもなく戦争は政治の延長であり、古典的な時代にあっては全ての兵器は「戦争の道具」即ち敵を殺戮し、或いは戦闘不能にするための道具であったが、第一次第二次の世界大戦を経て、「原水爆の発明・開発」を受けると「兵器」の意味が大きく変わって来た。「核兵器」は威力ある武器だが使えない兵器、「それを使ったらおしまいよ」という「最終兵器」である。ヒロシマ・ナガサキがそれを「実証」した。「通常兵器」とは明らかに一線を画した「新兵器」がここに誕生したわけである。

「米ソ冷戦時代」米ソの両大国は核武装を含むありとあらゆる分野で覇を競い合った。両者は互いに互いの鼻面へ核ミサイルを突きつけ合い、「緊張」を煽り立ててその反動で自国を引き締め合うという「相互依存関係」にあったと言える。
 ここに「道具としての武器」という定義には収まり切れない「恫喝の手段としての核兵器」というマターが登場するのである。

 吉本隆明が言うところのニヒリズムというのはここである。核兵器が使用されることを前提にした議論、「全面核戦争」が充分に勃発し得ることを想定した議論などはニヒリズムそのものであり、つまるところはその論理的帰結として「何でもあり」の暴論百出に至ってしまうのである。
「人類が絶滅することは或いはあり得ても、現在の科学では地上の生命全てを死滅させたり地球を消滅させたりすることは不可能である。少なくとも昆虫だけは生き残る」だとか「人間一度は死すべき存在である。核戦争で老若男女みんな一緒に死に絶えるのも風流ではないか」とか「仮に人類が死滅したところで宇宙の大勢にはなんら影響はないだろう」とか・・こういった主張ことごとくを空理空論として例外なく退ける立場でもの申すのが知性・叡智というものかも知れないのである。

 それで、誰を脅すのかと言えば、敵味方を問わず「普通に暮らす普通の人々」を、である。言い換えれば、敵対する両者が脅迫するのはそれぞれ自国の民であると言っていい。

2.両大国が「核・恫喝」によって互いに身動きならない状態に追い込まれている間もソ連崩壊後も、「破局に至らない戦争」「恒常的な局地戦」は間断なく行われた。ハンガリー、ユーゴ、ポーランド、インドシナ、中印国境、中ソ対立、朝鮮動乱、チベット、アフガン、イラン・イラク、イスラエルvsアラブ、米vsイラク、アフリカ(順不同)・・と数え上げればきりがない。世界は第三次世界大戦の代用として数多くの「小戦争」を繰返して来たのである。

 今は全世界規模のテロリズムもあるし、ソマリアの難民が選択している「職業としての海賊」行為もある。イスラム対キリストの文明衝突を招聘したのはアメリカの世界戦略だろう。
 今回の北の戦略は「長距離ミサイルのテストを兼ねた人工衛星の打ち上げ」という二つの顔を敢て持たせたことにその眼目がある。いつも悪知恵だけは立派な国で、これで強硬な主戦派を納得させられるし、世界に対する言い訳も出来るという一石二鳥なわけである。
 アメリカはと言えば「お家大事」で「ハワイにまでは届かない(コースが違う)」と楽観している。

3.ビジネスとしての戦争・・これは一義的には兵器産業とネオコンが結託した「世界の憲兵」=アメリカの戦争を指すが、今私には詳述する準備がない。

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cf.冷戦
cf.冷戦(ウィキペディア)

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内定取り消し1845人=2社を初公表-厚労省調べ
3月31日8時45分配信 時事通信

 厚生労働省は31日、企業から採用内定を取り消された今春卒業予定者が1845人(23日現在)と、前回調査(2月19日現在、1574人)から271 人増えたと発表した。また、内定を取り消した企業として、電子部品製造の小松ライト製作所(大阪府吹田市)、システム開発のジー・イー・エヌ(北九州市)の2社を公表した。社名公表は今年1月に導入された制度で、今回が第一弾。
 取り消し件数は、全国のハローワークが確認したもの。内訳は大学などが1501人、高校が344人。取り消した企業(支社レベルなどを含む)は404社で62社増えた。
 一方、企業名公表は(1)事業活動の縮小を余儀なくされているとは明らかに認められない(2)同一年度内に10人以上を取り消し-など5項目のうち1つでも該当した場合が対象。小松ライト製作所は21人、ジー社は20人の内定を取り消した。
 今回公表されたのは、要件に該当することが確定した企業のみ。3月末の状況については、来月追加公表する。 

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by musasinokosugi | 2009-03-31 23:50 | 時事

千葉知事選と政権交代。

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 森田健作も大したタマで、自民党支部長を続けながら「完全無党派」を標榜して政策などまるで無視の「イメージ選挙」を展開した。メディアはこの事実を事前にキャッチしながら(と私は見る)選挙が終わるまで敢てこれを公表しなかった。
 ともあれ結果は出た。「神の声」は全有権者の四分の一にも届こうかという票を森田に与えた。
 海岸を走って懐メロを歌えば歩道橋を鈴なりにする観客とその人気通りの百万票を集められるのだから、かつて昭和の黄門様=故福田首相が漏らしたように「神の声もときには変なこともある」というしかない。
 公明党がなぜ森田を嫌うのか私にはその意図は不明だが、当初「三つ巴の争い」と言われたように、与党側も森田支持一本にまとまったわけではないから、如何に森田が前回の知事選で惜敗した候補だったからと言って、この大差負けには小沢ショックが大きく尾を引いていると言うしかない。
 野党側はこの大票田地区で無党派層の支持を取り付けることが出来なかったことは深刻に受け止めなければならない。これでは「比例区で圧勝」という構図は描けない。それどころか「あの」腐敗と汚濁の自民党に無党派票を持って行かれているようでは「政権交代」など到底覚束ない。無罪を主張する小沢さんに辞める理由がないことは事実だが、なにせ「神様」のおっしゃることだから多少「変なこと」と思えても従わざるを得ないだろう。

*それにしても何故支配層はかくまで政権交代を厭うのだろうか。私にはその理由は自明である。この国は明治期以来「権威は一つあればいい」という「天皇制」国家だからである。近代国家の中には王国は幾つもあるが「万世一系の天皇(←これは嘘八百だが)これを統治する」などといった、王家が一つしかないという国はまずない。我々は明治欽定憲法が「改定」されたのが現行憲法であるという事実を軽く見てはいけないのである。近代国家は政権交代があるからこそまがりなりにも民主主義を標榜出来るのであって、五十年も百年も政権交代が実現しない国など大義名分が何であれこれは独裁国家と呼ぶしかないのである。
 そんな国の野党など「単なるガス抜きの安全弁」として独裁体制を「左」側から支えているだけの存在であり「万年野党で構わない」「政権獲得は我々のロマンです♪」などとのたまっている共産党なんかは畢竟これでしかない。
 そういうわけで、我が支配層の合言葉は「自民党命」であり、彼らは政権交代などは国家の滅亡と同義と思っているとんでもない連中なのだ。

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森田健作氏:自民党支部献金の一部を自身の団体に寄付 『毎日jp』

 千葉県知事選で政党色を出さない選挙運動で初当選した森田健作氏が、自民党の政党支部「自民党東京都衆院選挙区第2支部」の代表を現在も務め、この支部が受けた企業献金の一部を森田氏の資金管理団体に寄付していたことが分かった。森田氏は「選挙資金には使っていない」と述べた。

 都選管に提出された07年分の政治資金収支報告書によると、代表は「鈴木栄治」(森田氏の本名)で、所在地は中央区京橋2の森田氏の東京の事務所にある。同支部は07年、都内や千葉県内の企業・団体から1852万円の献金を受け、その一部1168万円を森田氏の資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付していた。

 森田氏は「(知事選に)無所属で出ると決めた途端にすべて(支部の活動を)停止した」と釈明した。【神足俊輔】


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千葉知事選敗れる 民主『小沢降ろし』再燃へ 2009年3月30日 07時06分『東京新聞』

 二十九日の千葉県知事選で民主党推薦候補が敗れたことで、いったんは収束した小沢一郎代表の辞任論が再燃するのは間違いない。次期衆院選への不安が党内にじわじわ広がることは避けられず、小沢氏への逆風が和らぐ気配はない。 (西川裕二)

 鳩山由紀夫幹事長は二十九日夜、敗北を受けて「一致結束してさらに信頼される党へと成長し、政権交代を成し遂げるため、全力でまい進する」とのコメントを出した。

 千葉県知事選では、候補者擁立をめぐる混乱を差し引いても、もともと民主党候補の苦戦が伝えられていた。

 これに西松建設の巨額献金事件が追い打ちをかけた格好となり、地方遊説を自粛していた小沢氏が、告示後に現地入りしたのは選挙戦最終日の二十八日だけだった。「『今回は民主党候補の応援はできない。勘弁してほしい』と言われることが多かった」(関係者)と、党内では事件のあおりをくらった、という受け止め方が大勢だ。

 これに対し、鳩山氏は結果判明前の二十九日昼、小沢氏の進退問題を判断する材料について「地方選挙ではない。解散を目前に控える中で、それぞれの候補者がどういう戦いをしているかが、基本的にはすべてだ」と記者団に語った。千葉県知事選と小沢氏の辞任論とを直結させないよう予防線を張ったわけだ。

 ただ、四月に入ると、十二日の秋田県知事選、二十六日の名古屋市長選をはじめ与党系候補と激突する重要な地方選が続く。

 民主党は、一月の山形県知事選などの地方選での相次ぐ勝利によって、勢いづいたのも事実。逆に、今後の地方選で党推薦候補が苦戦したり、敗れたりすることが続くと、衆院選での政権交代に向けた勢いがしぼんできた印象が強まる。

 報道各社の世論調査では、小沢氏続投に否定的な意見が六割以上を占めている。二十七日の党代議士会で小沢氏に苦言を呈した小宮山洋子氏は本紙に「小沢氏が千葉県知事選などの選挙結果や世論調査を通じ、国民の声を幅広く聞いて判断されることだ」と、自発的な辞任を暗に促した。

 有権者の声に直接触れた各議員が国会に戻ってくる週明け、小沢氏は再び正念場を迎える。(東京新聞)

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*それで我が支配層が政権交代を忌み嫌う理由だが : ↓

①「政・財・官」の三位一体の癒着構造が根本から崩れてしまう恐れがある。
②そうなると、これまでの日米密約や霞ヶ関の腐敗等隠しに隠して来た「旧悪」がボロボロ芋蔓式に露呈して収拾困難に陥る恐れがある。これはそれこそ「革命」の引き金にもなりかねない。
③財界主体の国ではなくなってしまう恐れがある。貧乏人の天下になったら大事だ。

 ・・他にもあるかな?
 彼らは要するに政権交代をまるで革命でも起きるかのように恐れているのである。

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by musasinokosugi | 2009-03-31 09:28 | 時事

新聞。

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 世に新聞好きという人種がいる。本が好きとか雑誌が好きとか漫画が好きとかではなく、時間さえ許せば一般紙を隅から隅まで読みまくる人である。雑学に強くなるのはそういう人たちだろうか。
 私も一頃は「字」さえあれば、内容がわかろうがわかるまいが矢鱈読んでいた時期もあったが、今はもう歳だもんで、外出時も暇な時間はポケッとして目を休めていることが多い。あちゃ。
 今インターネットや液晶テレビやワンセグに押されて新聞の需要は下降の一途を辿っているが、朝喫茶店に入って新聞がなければ寂しいし、長距離電車通勤のお父さんの必携アイテムは日経新聞、ギャンブル親父にはスポーツ紙である。ぁそ。
 だが新聞業界というところはいつまでも旧弊に縛られていて、言ってることとやってることがきれいに相反しているから、これもメディアの腐敗・堕落を根拠づける一つの大きな要因になっているのだ。・・というわけで、今宵は昔映画ポスターの口上に「インテリが作ってヤクザが売る、それが新聞だ!」と書かれ、今は斜陽の大メディア=新聞の話などを少々♪

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新聞業界の苦悩 自らの首を絞める「押し紙」問題 3月29日13時0分配信 MONEYzine

 日本は世界でも「新聞大国」として知られている。国内の全国紙の発行部数は読売新聞の1002万部をトップに、朝日新聞803万部、毎日新聞385万部と続く。この発行部数は世界の新聞紙と比較しても郡を抜いた数字で世界トップ3を日本勢が独占している。海外では米国で首位の「USAトゥデイ」が227 万部、英国の「ザ・サン」でも307万部程度だ。

 しかし新聞業界がこれまで築いてきた強固な地盤も近年では崩れつつあるのも事実。年々読者の新聞離れが進み、広告費は縮小傾向にあり、大手新聞社は軒並み業績不振に苦しんでいるのだ。そのような中、限界に近づいているのが「押し紙」という業界の悪しき習慣だ。

 一般にはあまり知られていないが、「押し紙」とは新聞社が新聞配達業務などを請け負う販売店に販売した新聞のうち、購読者に届けられなかった売れ残りを指す。印刷所で刷られた新聞はすべてがユーザーに行き渡るのではなく、廃棄される部数がかなりの割合で存在するのだ。そのため実売部数と公称部数はかなりかけ離れているのが実態で、その数は新聞社によって異なるものの、2割とも3割とも言われており、場合によっては「5割に達するケースもある」(業界関係者)という。

 なぜ新聞社はユーザーの手元に届かず廃棄されてしまう無駄な部数を刷るのだろうか。主な理由としては2つある。1つが新聞社の売り上げを増やすため。そしてもう1つが広告料を高く取るためだ。

 まず1つ目だが、新聞社は販売店契約を結んだ時点から販売店よりも有利な立場にあるため、過大なノルマを販売店に課すことがある。このノルマのうち達成できない分は、当然大量の売れ残りとして発生してしまうが、販売店は廃棄分を含んだ代金を新聞社に支払わなければならない。新聞社は売れようが売れまいが、販売店に押し付けてしまえば売り上げが計上されるが、「押し紙」の数が多くなればなるほど、販売店の経営はきびしくなってしまう。実際に元販売店と新聞社との間で「押し紙」問題をめぐって訴訟問題にまで発展している例もある。

 しかし新聞社は売り上げもさることながら、広告収入を維持するために発行部数を落とすことはできない。これが2つ目の理由だ。新聞の紙面にはたくさんの企業広告などが掲載されているが、新聞社は広告クライアントに対して公称部数をもとに広告枠を販売している。もし「押し紙」分を除いた実売部数が明らかになれば広告収入は大幅に減少する上に、「これまで水増し発行部数分の広告料を摂られていた」とこれまた訴訟問題に発展するリスクも出てきてしまう。

 これまで新聞業界で公然の秘密となっていた「押し紙」問題だが、これ以上続けた場合には販売店から、止めた場合も広告クライアントからそれぞれ訴訟問題に発展する可能性がある。ゆがんだシステムではあるが、長い間機能してきただけに、「押し紙」を廃止することは容易ではなく、業界は身動きができない状態に陥っている。

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 ↑ 新聞各社が系列の販売店に実績を遥かに超える量の新聞を日々押し付ける第一の理由は、上記記事の二番目にある「広告収入」へのダイレクトな影響からである。記事にある「売れ残った紙を押し紙という」というのは初歩的ミスで行為と結果を混同している。過剰な刷り上りを日々押し付ける行為を「押し紙」と呼ぶのであり、それによって当然余って来る紙は「残紙」というのである。(後述)
 新聞社はスポンサーからの広告収入が主だった収入源であり、広告料金を算出する根拠を公称の発行部数に置いているため、部数が減少してはならないという至上命題がまず何よりも先にある。
 同様に各販売店の旨みのある収入源はチラシ(折込広告の手数料)であって、個々の読者から徴収する新聞購読料などは印刷・配送・戸別配達・拡張員への報酬等々のための諸経費で簡単に吹っ飛んでしまう額でしかないのである。

 日本のいわゆる「全国紙」という概念はアメリカにはなく、WP紙もNYtimes紙もみんな言わば「一地方紙」に過ぎず、「系列」の新聞販売店というものもない。
 映画やドラマでよく見掛けるように、新聞配達員は「全部丸めて芝生にポン!」である。過疎地の新聞店のように系列を廃止して一軒でその地区の宅配を統括すれば確かに流通は合理化されるが、代わりに雇用は縮小するしかない。ことは新聞に限らず、問屋や中間業者等全ての商品の流通を簡素化すれば商品は安くなるが、今度は人間が余ってしまうというのが日本的事情である。

 古新聞には古紙と残紙がある。両方とも別々の問屋があって回収している。古紙は普段我々が目にする「古新聞・雑誌」の回収業者である。一度でも人手に触れた新聞は「ふるしんぶん」であるが、各販売店には急送トラックで配送はされたものの「押し紙」のため一度も梱包を解かれることのなかった新聞が多量に残る。ビニールで包まれ、バンドで結束されたままの新聞の束である。これを残った紙=「残紙」というが、ご心配には及ばない。笑。これにはこのための専門業者がいて、そのまま裁断されてパルプの原料に投入されてしまうことはない。工業製品や農産物の緩衝材として残紙は広く使われているのである。が、何が無駄と言ってこんなに無駄な話もない。「資源節約」だ「エコ」だと日頃ご大層な論陣を張っている新聞各社だが、自分が自分の都合だけで日々産出している「無駄」に触れることはない。

 ちなみに『毎日新聞』が一時経営困難に陥ったのは、この「押し紙」に頼った強引な経営手法によると言われている。過当な「紙」を販売店に押し付け、それを(読者を獲得して)金に換えるも、むざむざ「残紙」のまま抱え込んで問屋へただ同然に売り放すも、全てはこれ各店主の手腕次第という過酷な方針が販売のルートを枯渇させてしまったというものである。かつては一世を風靡した『毎日新聞』は今、発行部数では一ローカル紙たる『中日新聞』のグループに抜かれ、『聖教新聞』の印刷・配送を請け負うアルバイト(?)までして糊口を凌いでいる。
 自由主義経済なんだから経済原則に則って何をしたっていいわけだが、自称「社会の公器」たる新聞は果たして有力顧客に対して忌憚ない意見を発し得るのかどうかということが当然問われて来る。

 ところで新聞と言えば「景品」と「拡張員」である。「景品」というシステムを最初に始めたのは読売である。右手に契約書、左手にフライパン(?)を持って戸別訪問に押しかけ、結局はこれで全国制覇を成し遂げたわけである。それまでは『朝日』の天下であり、更にその前は『毎日』の天下だった。
 フライパンとかちょっとした家電とかの「景品」(拡張員たちはこれを拡大のための材料即ち「拡材」と呼ぶ)は、不具合品とまでは言わないまでもかなり胡散臭い代物だったが、新聞を契約して購読する習慣のなかった人たちは「判子をついてプレゼントを貰えるなら♪」とこれに飛びついた。仕入には当初カッパ橋のB級品とかをまとめ買いしていたが、そのうち「拡材」専門に造る町工場も誕生した。

 こうして全国紙vs地元紙、更には全国紙同士の「拡張戦争」が始まる。私は昔「実録・新聞拡張戦争」とかいう東映ヤクザ映画を見たことがある。w
  都市部で有名なのは名古屋圏に於ける『中日新聞』vs『読売新聞』の熾烈を極めたバトルで、闘いに敗れた読売は一時期この地区からの撤退を余儀なくされたが、『中部読売』として復活した後でも夕刊はついに発行出来なかった。しかしこの『夕刊廃止』という事態は今や苦境に立つ地方紙のトレンドになっている。

 読者獲得のため、新聞各社は競って①無代紙の提供と②景品のプレゼントを繰返した。過当競争の「自粛」は何回も何十回も共同で申し合わせ、その都度ご丁寧に各紙は申し合わせを朝刊の折込チラシとして各戸に配布したが、そんなものは守られた試しがない。無代紙で言えば「一年契約してくれればその前の半年間は無料」とかそのバリエーションは様々で、景品で言えば自転車・電子レンジなどは序の口で、1万円の地元デパート商品券とかこちらも多種多様である。これにかかる費用は新聞社と各販売店との折半ということらしく、販売店主はと言うと、これは必ずしも永代その店をやって行こうという人ばかりではなく、その地区の読者数を極限まで増やしたところで経営権を他に売り飛ばして自分はまた別の店に手を付けていくという人間も珍しくない。

 ところでお得意さんというか常連客に対してこれ程冷淡な業界は他にないのではないか。いわゆる「釣った魚に餌は要らない」という奴で、何年も何十年も自分のところの新聞を購読してくれた顧客にはせいぜいゴミ袋1パック、逆に新しい読者には無代紙や高価なプレゼントの進呈である。
 ここに高い代償を支払ってでも欲しいのはあくまで(現在)他紙を購読している読者であって、自分の新聞の読者は(好きで読んでいるんだから!)放っておいてもいつまでも読み続けるだろうという思い上がりがある。

「拡張戦争」は多くの「交代読者」を生み出した。
「契約がXX年XX月まである」というと「その先をくれ」と拡張員は言う。先を契約すると別の新聞の拡張員が来て「更にそのまた先をくれ」と言ってプレゼントを置いて行くという、その繰り返しである。「交代読者」は言わば拡張員らの「飯の種」である。彼らの仕事は「ひっくり返す」ことだからである。

 ところで最後に契約の種類だけれど:

①契約期限の切れた読者の「継続」契約は「シバリ」と言って一番価値が低い。自紙の継続だから当然という態度である。通常これは店員の仕事である。
②以前自紙を購読していた読者を復活させることを「起こし」と言って、これは店によっては③の「シンカン」同様の価値を認める。
③新しい読者の契約を取ることを「シンカンを叩く」と言い、これが一番価値が高く、例えば引越しして来た家庭の「シンカン即入」の契約をとればプレミアがついて、6ヶ月で1万円くらい拡張員は楽に貰える。但し店に専属の従業員は自分で拡張しても微々たる額しか貰えない。②や③は通常「団」から派遣される拡張員の仕事である。新聞社は営業部傘下の外郭団体が各「拡張団」の団長とのみ契約を結び、個々の団員(拡張員)にはビタ一文金の繋がりは持たないという建前になっている。彼らは用心のためか、あちこちの現場で日々繰り広げられる個々の拡張行為との間には幾重にもクッションを置いているわけだが、これなんかは、今世論を騒がす「企業の迂回献金」を髣髴とさせるカラクリである。
 即入とは翌朝から直ちに配達開始するという意味。
 ところで「シンカン」だが、これは他所から越して来た従来からの「固定」読者だろうと新入学の学生さんだろうと一応区別はない。

(このように読者にとっては同じ一ヶ月の購読でも、契約を取り付ける側の報酬)

 そう、販売店は通常、店の顧客リストを「固定読者」と「契約読者」とに大別しているのである。これもセンキョの「浮動票」・「固定票」の色分け同様失礼な話には違いない。w

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cf.新聞拡張員ゲンさんの嘆きは現役(?)新聞拡張員のblogである。笑。ちょっと膨大過ぎて全部を読む気は起きなかったが「拡張の歴史」なんかは話半分としてもけっこう面白かった。

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by musasinokosugi | 2009-03-29 22:13 | 時事

百年目。

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 ちょっと考えればわかることだが、今連日メディアで気安く使われている流行りのフレーズ=「百年に一度の経済危機」という言葉は、単に「稀なる事態」を強調する比喩としては不正確で無批判であてずっぽうでとんちんかんな述語である。こんなところからもメディアのいい加減なアバウトさが浮彫りになって来る。
 今から「百年前」と言ったら第一次世界大戦前夜の二十世紀初頭であるから、世界の30ヶ国が参加した「Great War」(←第二次大戦が勃発する以前はこう呼ばれた)の前段階として当然世界的経済危機はあったろうが、では間に挟まれた第二次世界大戦の前後には何の危機も混乱もなかったのかと言えば、まったくそんなことはあり得ないわけで、今回の世界的不況を形容するにはむしろ「前代未聞の」とか「未曾有の」とか「人類史上初めての」とかいった言葉の方が遥かに理に適っているのである。

 それで「百年に一度」と言うからにはもう百年遡った1800年頃はどうだったかと言えば、日本では江戸時代中後期、ヨーロッパでは「大航海時代」(14c-17c)の後を受けたイギリス「産業革命」の真っ只中にあたり、これは「経済危機」どころか逆に「経済大膨張」の端緒の時代である。「どこが百年に一度か?」というわけである。こういう「蒙昧主義」そのもののいい加減な「述語」を使って、いったいどんなまともな議論が出来るか私には甚だ疑問である。・・というわけで、今日はその辺を少し考えてみる。ぁそ。

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続・「100年に一度の危機」って?(土屋彰久)

 ↑ さて今回の世界的経済危機の引き金となったアメリカのいわゆる「サブプライム・ローン」だが、ローンというからには紛う事なき「借金」そのものなわけである。だが、それがかき集められいつの間にか立派な「金融商品」に化けて大々的に世界経済を席捲してしまうに至ったカラクリがここへ行くと(かなりまどろっしくて不細工な記述ではあるが)懇切丁寧に説明されている。

 これを読んでもまださっぱり事の本質がわからないという人がいたとしても、私はむしろその人はまともで正常な価値観を持っている人だと思う。異常なのは『虚で虚を売買する』ような現在の経済体制そのものなのである。第一次産業に従事する人がますます貧困化し、一方モノさえも動かすことなくデータを瞬時に移し替えるだけの人間が巨万の富を得るような経済体制がまともである筈がない。個々の生身の人間を『設備』の一部=手段としてしか考えない『派遣切り』など、いったい世の中どうなっているのか、人間社会の諸制度の究極たる『貨幣・神』がその足下に全ての人類をひれ伏させている構図である。
 これを『金融資本主義の成れの果て』と断ずるか否かは別としても、「とうとう我が貨幣経済も来るべきところ迄来てしまったなあ」という一種感慨めいたため息が出てしまうのを私は禁じ得ないのである。
 ドイツでカール・マルクスの『資本論』が再評価され、日本では小林多喜二の『蟹工船』が再読されているというのも、どこかで通底している社会現象であると思われる。

 それで面白いのは『小泉はこのサブ・プライムに代表されるような市場経済のカラクリを理解していたとは到底思われないが、竹中は全てわかった上でここへ突き進んだ張本人である』とこの筆者が厳しく竹中を断罪している点である。なるほど、竹中は怪僧ラスプーチンまがいの極悪キャラと言っていいかも知れない。

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 そこでここから幾つかランダムに引用してみると:

 ◆借金は生産活動?

 一般消費者の生活実感に根ざして言えば、借金なんて出費、マイナス生産以外の何物でもないですよね。ところが経済の世界だと、<金融商品を作って売った>ということで、生産にカウントされてしまうんです。消費者金融の20%金利じゃ、バクチでイカサマでもやらない限り、儲けを出して返すのは無理です。しかし、大銀行なんて、0.1%で日銀からカネを借りてこれるので、これを3%でノンバンクにでも貸し出すだけでサヤが取れます、これ、計算上は銀行が生産したサービスとして皿に載ります。このノンバンクが、こんどはヘッジファンドに出資します。ヘッジファンドが世界の金融市場や先物市場で稼ぎまくって10%の利回りを出して、5%の手数料をもらうと、これはヘッジファンドの儲けになります。この場合、さしあたっての最終生産品は、ヘッジファンドの生み出した10%の利回りで、それを関係者が分け合うという計算になります。そしてこのヘッジファンドの購入した債券の中に、証券化された消費者ローンが含まれていれば、その分の最終生産者は、消費者金融からカネを借りることによって<自分に対する貸金債権という利回り20%の金融商品>を作って売ったその消費者となります。おかしーだろ、借金しただけで生産かよ?おかしーですよね。こんな空虚な<生産>をモノと一緒の皿に積み上げたのがサブプライムローンなんです。これ、今回の経済危機の主役です。で、もう片方の皿に積み上げられたのが日本の超低金利マネー、脇役です。そして<まちがった天秤>が、その舞台となりました。

 ヘッジファンドとは、少ない投資家から大口の資金を集めて、ハイリスク・ハイリターンの金融商品を運用する投機的性格の強い投資信託、または機関投資家のことをさします。「ヘッジ」とは、防御策を講ずること。

 ◆投機マネーの膨張と金主ニッポン

今回の経済危機の根本原因を辿っていくと、結局のところ、中央銀行・変動相場制の構造、すなわち<まちがった天秤>そのものにあったと見るべきで、いつかは来る危機だったと見るべきでしょう。そして、それはいずれにしろ避けられなかったと思います。なぜなら、破綻を避けるためには、その問題点を指摘する声に早期に耳を傾けて然るべき対策を採る必要があるのですが、先進各国において国策に影響力を持つ人々は、圧倒的大多数がこの経済システムの上で成功者となった人々であり、自らの成功の基盤となっているシステムを信奉こそすれ、およそ疑うことなど考えられないためです。だから今でも、この種の成功者達が、テレビその他のメディアで様々な側面からこのシステムを擁護する論陣を張っているわけです。破綻が明らかになってもこれですから、破綻以前では推して知るべきでしょう。しかし、無軌道な日本の金融政策が、このシステムの破綻を早めたというのも事実です。

これは、小泉&竹中からの世界への贈り物ですね。小泉政権は、公共投資削減、規制緩和、福祉削減、高所得者減税といった、いわゆるネオ・リベ政策を強硬に推進しましたが、こうした低・中所得層に負担を集中させる政策がもたらす景気減退効果を相殺するために、ゼロ金利、量的緩和政策といった金融緩和政策により、資金だけジャブジャブと市場に注ぎ込みました。このカネは、ゼロ金利で日銀から出ていく時には、<健全な投資マネー>の顔をして出ていくわけですが、このような政策は内需を冷え込ませるだけなので、国内に有望な投資先などなく、結局、金利差益を求めてアメリカにどんどん流れていきました。こうしてアメリカの資本市場に入ってきた日本発のゼロ金利マネーは、「資金さえあれば何倍にでもしてみせるぜっ!」てな感じのヘッジファンドに流れて行き、<不健全な投機マネー>にあっという間に変質してしまいました。

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cf.第一次世界大戦
 第一次大戦(since 2000).←ここはなかなか読ませる記事に充ちていて、大戦前のパリ『ムーランルージュ』のポスターや記述などは直ちに例の映画を連想させてとても楽しい♪

ムーラン・ルージュ(2001) - goo 映画ムーラン・ルージュ(2001) - goo 映画
cf.第二次世界大戦

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*そこであくまで「百年」に拘って、最後に「百年目」という古典落語を取り上げる。(『百年目』(←このあらすじはよく出来ている)を私は故六代目円生で聞いたが、こちらは上方の重鎮・三代目桂米朝の噺をテキストにしているようである。

 で、どういう噺か簡単に言うと : ↓

 堅物で知られているある大店(おおだな)の番頭だが、実は裏でこっそり遊んでいた。芸者をあげて豪勢な舟遊び(花見)をしているところを運悪く大旦那と鉢合わせし動転して(毎日顔を合わせている主人に対し)「これはお久しゅうございます」などと珍妙な挨拶をする。
 番頭は番頭で店をしくじったかと思い、旦那は旦那で店の帳簿に何か大きな穴でも開いていはしないかと疑って、双方ともに眠られぬ夜を過ごす。
 翌日旦那に呼ばれた番頭は、帳簿を調べて疑念を払拭した大旦那に「自分の甲斐性で遊んでいるのだから何ら問題はないが・・」と一くさり説諭されるくだりが山場の聞かせどころで、二人は以前にも増して信頼を深め合うがその後で「しかし、まああんさんけったいな挨拶しよりましたなあ」と云われて、番頭の返す言葉が「ここが百年目と思いました」で下げとなる。
 登場人物も多く、よく出来た人情噺である。

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『ここで会ったが百年目』というのは講談などで使われる決まり文句。仇討ちが仇を見つけたときに発する定型句で「観念しろ」という意味である。
(「ここで会ったが百年目」の後には「盲亀の浮木、優曇華(ウドンゲ)の華」と続くらしい。「盲亀の浮木」は目の不自由な亀が海を泳いでいる内に浮いている木切れの節穴から顔を出してしまうこと。「優曇華の華」は、仏典に出て来る伝説上の花で三千年に一度しか咲かない稀有の花である。)
 番頭さんは隠れた遊びを見つかって「万事休す」と観念したというわけ。w

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by musasinokosugi | 2009-03-28 16:46 | 時事

京都の桜は?

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 新鮮・イカール星人が「イカばかり食いやがって!」とお怒りになって函館を攻めに来たから「観光はお早めに」というCGを駆使した宇宙怪獣のCMがバカ受けして、既にYouTubeでは14万回以上再生されている。あちゃ。
 2月はやけに暖かかったと思ったら、3月3日の小沢ショック以来(?)日本列島は寒の戻りが厳しく、雨雪混じりの花冷えが続いている。大阪も風が冷たいのでうちらは無用な外出はなるたけ避けるようにしている。これがポカポカ陽気だったら近隣の桜の名所へ激写しに出掛けたいところだが、暖かくなるのは4月に入ってからだそうだ。ぐすん。天気予報もこれは何を根拠にしているのか、一週間先迄の予想など今や常識になっている。あちゃ。

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平田財務副大臣が辞任 株売却で規範抵触 麻生政権に痛手 NIKKEI NET

 在任中の株式売買の自粛などを定める大臣規範に抵触して保有株式を大量売却していた自民党の平田耕一財務副大臣は26日、国会審議に影響を与えた責任を取り辞表を提出し、麻生太郎首相が受理した。麻生内閣での副大臣の辞任は初めて。来年度予算案審議中の副大臣の辞任は、経済政策に力点を置く麻生政権にとって大きな痛手となりそうだ。

 首相は任命責任について首相官邸で記者団に「任命した後に起きた事実だが、任命したのは私なので責任は私にある」と語った。

 平田氏は辞表提出後、財務省で記者会見し「国会の審議が滞ると国民に多大な迷惑をかけることになる。それは私の本意ではない」と辞任理由を説明した。大臣規範への抵触については「微妙と思っている」と述べるにとどめた。(02:15)

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 こいつは犯罪まがいのことをしておきながら反省するどころか「民主党がごねるから辞めるんだ」と言いたげに辞任した。こんな手合いは市中引き回しの上「磔・獄門・晒し首」が相当である、と金さんなら言うだろう。

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宮崎の官製談合事件、安藤前知事に懲役3年6月の実刑判決

 宮崎県発注業務を巡る官製談合・贈収賄事件で、事前収賄、第三者供賄、競売入札妨害(談合)の罪に問われた前知事・安藤忠恕(ただひろ)被告(68)の判決が27日、宮崎地裁であった。

 高原正良裁判長は、懲役3年6月、追徴金2000万円(求刑・懲役4年6月、追徴金2000万円)の実刑判決を言い渡した。

 戦後、知事在職中の収賄で有罪判決を受けたのは8人目(うち1人は控訴審で逆転無罪判決を受け確定)。1審での実刑判決は4人目で、今回が最も重い量刑となった。安藤被告は控訴する方針。(2009年3月27日10時12分 読売新聞)

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 こいつもひどい奴だったが、これを支持していた連中が今知らん顔して「そのまんま東国原」にとりついている。

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*京都の桜と言えば、去年は祇園さんから円山公園を経て清水寺まで、数珠繋がりになってだらだらだらだら歩いたものだが、あの「一種倦怠感あるそぞろ歩きのうきうき感(?)」こそが京都観光の魅力だね。
 今年は吉野?奈良?それともやっぱり京都かな?・・うひひひひっ。

京都の桜情報

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グーグル、販売・マーケティング部門で200人削減 NIKKEI NET

【シリコンバレー=村山恵一】インターネット検索最大手の米グーグルは26日、販売・マーケティング部門の人員を世界で約200人減らすことを明らかにした。主な収益源であるネット広告の需要が伸び悩むなか、スリム化で経費を抑える。1月には採用部門での100人削減や技術開発拠点の統廃合を表明している。

 今回の削減について同社は自社のブログで、「生産性を高めるには組織のリストラが必要との結論に達した」と説明。対象者に対し、社内の別部門での雇用確保や転職支援をするとした。同社の社員数は2008年末で2万222人。同年秋に米金融危機が深刻化するまで積極採用を続けていた。 (14:13)

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 ダルビッシュ・ユーが投球練習を写メするファンを「集中出来ないっ!」と一喝したとかで、賛否両論の議論を呼んでいるとか。まあ、煽りに煽ってあとは知らん顔のメディアが悪いね。w

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cf.YouTubeの函館観光CM

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by musasinokosugi | 2009-03-28 03:40

小沢vs民主党。

Excite エキサイト : 政治ニュース
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 クローズアップ2009:小沢氏秘書起訴 異例の立件に波紋 『毎日JP』

 ◇検察「表金でも重大悪質」

 約9カ月に及んだ西松建設に対する東京地検特捜部の捜査は小沢一郎民主党代表の側近の起訴に至ったが、「ヤミ献金」ではなく政治資金収支報告書に記載のある「表のカネ」をとらえて摘発するという異例の手法は大きな波紋を呼んだ。今回の捜査は、政治資金の透明化を実現させる挑戦か、あるいは「暴挙」なのか。【安高晋、坂本高志】

 「特定の建設業者から多額の金銭提供を受けていた事実を国民の目から覆い隠したもので、重大悪質な事案」

 24日夕、起訴を発表した東京地検の谷川恒太次席検事は冒頭、理由を説明する異例のコメントを読み上げ、捜査の必要性を強調した。だが、記者から「なぜ悪質といえるのか」「大久保被告の認識は」と尋ねられると、同席した佐久間達哉特捜部長が「公判で明らかにする」と詳しい説明を避け続けた。収支報告書に記載のある献金を立件した意義を問われると、「寄付者の名義を変えてしまうことをどう評価するか。みなさんにご判断いただきたい」と述べた。

 地検は摘発の意義を強調するが、捜査は曲折を経た。特捜部が当初注目したのは海外で作られた裏金の使い道だった。タイ政府高官への資金提供などさまざまな疑惑が浮かび、今年1月に外為法違反で逮捕した前社長、国沢幹雄被告(70)らを追及したが、事件に発展させる十分な証拠がそろわなかった。

 一方、「新政治問題研究会」などのダミーを経由し小沢氏を含む与野党議員や自治体首長側に多額の献金が流れた実態についても、裏金ルートと併せて内偵が進められた。しかし、団体側と議員側双方が献金額などを記載している「表金」だったことが大きな障壁だった。

 これまで政治家や周辺が政治資金規正法違反に問われたのは、報告書に記載がない「ヤミ献金」が大半。90年代までは金丸信元自民党副総裁など略式起訴にとどめたケースもあった。03年の坂井隆憲衆院議員(当時)の事件で初めて同法違反だけで議員本人を逮捕、起訴したが、ヤミ献金は億単位だった。

 小沢氏側は「西松献金先」の中で受領額が突出していたとはいえ、逮捕容疑は資金管理団体「陸山会」への2100万円の献金に過ぎなかった。起訴時に民主党岩手県第4区総支部への献金も加えて立件額は総額3500万円になったものの、法務・検察内部でも「この程度の額で、しかも全部表献金というのはどうか」と疑問視する向きもある。

 積極捜査を支持した幹部らは「情報公開の質が求められる時代。公表しても、うそを書くのは決算を粉飾する企業と同じ」と強調。公共事業での談合を背景に、西松側に受注増という狙いがあり、小沢氏側もその意図を知りつつ献金を上納させたと捜査で明らかにすれば「形式犯」との批判をかわせるという読みもあったとみられる。

 また、半年以内に総選挙がある時期に政権交代を目指す野党第1党の党首をターゲットにした点についても憶測を呼んだ。佐久間特捜部長は「政治的意図を持って事件をやることはあり得ない」と強調し「事件の重大悪質性を考えると、選挙が秋までに行われることを考えても放置できないと判断した」と述べた。今月末に1100万円分の時効が迫っており、立件可能な虚偽記載の額が更に減る恐れもあって、この時期の着手につながった。

 ある検察OBは「政治とカネの問題では、わいろを直接受け取る露骨なものは影を潜めた。特捜部は前例から飛び出してでも規正法を武器にするしかないのだろう」と評した。

 ◇続投、民主内にも批判
 民主党の小沢一郎代表は「政権交代実現で国民主導の政治を実現させるという目標を党の皆さんに理解いただいた」として代表続投を決めた。しかし、続投を了承した常任幹事会では異論や苦言も相次ぎ、「続投容認」といっても暫定色は覆いようもなかった。小沢氏は厳しい党運営を強いられることになる。

 「一人で決するにはあまりにも大きな問題なので、役員会、常任幹事会の皆さまのご判断を仰いだ」。小沢氏は24日の記者会見で声を詰まらせ、目に涙を浮かべながら語った。「政権交代を実現することで官僚機構の上に立った自公政権を覆すのが、私の政治家としての最後の仕事だ」

 だが、反応には厳しいものがあった。

 「国民に疑念が残る中、果たして本当に良い決断なのか」。前原誠司副代表は常任幹事会で、続投に異論を唱えた。さらに「1社から多額の献金をもらっていた事実はあり、道義的責任は残る」と厳しく指摘した。岡田克也副代表も「代表の意見も了とするけれども、国民の信頼をきちんと勝ち得るような努力をしてもらいたい」と苦言を呈した。渡部恒三最高顧問は「今度の総選挙が国民の期待に応える最後の機会。それに勝てるかどうかで判断してほしい」とクギを刺した。

 党内では、参院選を圧勝に導いた実績と党全体に配慮した人事配置などバランスをとった党運営が表向きの批判を抑え、退陣を求める声は大きなうねりにはなってこなかった。24日午後には石井一副代表ら参院議員約20人が集まり、続投支持を確認。鳩山由紀夫幹事長は同日夕に小沢氏と会い「頼むよ。このまま行きたい」と打ち明けられ、役員会などを「続投支持」の結論に導く役割を担った。

 だが、24日は役員会などに出席しなかった党所属議員からも厳しい反応が相次いだ。

 24日昼過ぎの代議士会で、横光克彦衆院議員は「過ちを改むるにはばかることなかれ。新生・民主党で次の衆院選に向かうことこそ国民のためだ」と小沢氏の自発的辞任を求めた。小宮山洋子「次の内閣」文部科学担当は毎日新聞の取材に「代表には辞めていただいた方がいい。言い訳しながらの選挙では勝てない」と語った。【白戸圭一、野口武則】

 ◇二階氏重点捜査へ
 西松建設の違法献金を巡る捜査は今後、時効にかからない04~06年に献金やパーティー券購入を受けた他の与野党議員や自民党派閥にも拡大する公算が大きい。特に二階俊博経済産業相の派閥の政治団体「新しい波」は838万円と最多のパーティー券購入を受け、二階氏が代表の「自民党和歌山県第3選挙区支部」は西松社員の名義を使い年間300万円が提供されており、立件に向け重点的に捜査する見通しだ。

 特捜部に西松幹部らは「ダミーを介した献金やパーティー券購入は、西松の金と相手先に伝えていた」と供述したとされる。各議員側に違法性の認識があったか確認する必要があるが、認識や受領額などによって立件のハードルをどう設定するのか。「スピード違反で言うなら(小沢氏側は)50キロオーバー。10キロオーバー(の議員側)までやる必要があるか」(捜査幹部)との慎重論もある中、検察は難しい選択を迫られる。

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 ◇政治家やその周辺が政治資金規正法違反に問われた主な事例◇ (肩書は当時、(1)金額(2)検察の処分(3)判決)

《92年・東京佐川急便事件》

金丸信元自民党副総裁

(1)5億円(量的制限違反)(2)略式起訴(3)罰金20万円

金子清元新潟県知事

(1)1億円(虚偽記載)(2)在宅起訴(3)禁固1年、執行猶予3年

《98年・防衛庁不正調達事件》

中島洋次郎衆院議員

(1)1250万円(虚偽記載)(2)政党助成法違反と併せて逮捕・起訴(3)2審懲役2年(受託収賄罪等と併合、上告中自殺)

《02年》

鈴木宗男元北海道沖縄開発庁長官

(1)1億円(虚偽記載)(2)あっせん収賄容疑で逮捕後、追起訴(3)2審懲役2年(上告中)

《03年》

坂井隆憲衆院議員

(1)1億6800万円(虚偽記載)(2)逮捕・起訴(3)懲役2年8月(詐欺罪と併合)

土屋義彦前埼玉県知事の長女

(1)1億1600万円(虚偽記載)(2)逮捕・起訴(3)禁固1年6月、執行猶予4年

《04年・日歯連事件》

自民党旧橋本派元会計責任者

(1)1億円(不記載)(2)逮捕・起訴(3)禁固10月、執行猶予4年

村岡兼造元官房長官

(1)1億円(不記載)(2)在宅起訴(3)禁固10月、執行猶予3年

【関連記事】
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* 民主:小沢代表が続投 緊急役員会で表明
* 西松政治団体:「後援会組織と認識」小沢代表秘書
* 違法献金:小沢氏側への政治団体寄付、「西松系」が9割超
(毎日新聞 2009年3月25日 大阪朝刊)

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①民主党の内紛である。これが敵を欺き味方をも欺く『演技』でやっているのだとしたら大したものだが、どうやら本当に揉めそうな気配である。笑。だいたいがあの連中は到底小回りの効く俊敏な人たちではないので、紛糾した際のお手打ち・落とし所などさらさら発見出来ず、それどころか小沢擁護派と退陣派の亀裂がますます深まって、党全体の分裂~解体へまで突き進んでしまうことさえありそうな雰囲気である。民主党が分裂しようが空中分解しようがうちらは一向に構わないが、その結果「政権交代」が成らなかったら迷惑するのは我々である。現執行部の管さんまでもが離反したとなるとこれは「小沢さんの代表続行で押し切る」という路線はまず無理だろう。

②巷間言われているように、今度の日曜日の千葉知事選が大きな指標となることは不可避である。民主党の推す候補が圧勝すれば「なんだ、大丈夫だったじゃないか。ホッ。」と小沢続投が(たとえ渋々でも)承認され、逆に惨敗すれば「それみたことか」と小沢降ろしの声はいよいよ勢いを得る。千葉県民が格別何か偏向した政治的主張をするとも思われないから、この結果は「神の声」と言っていいのである。その場合だが、今回の事件で民主票が大幅に減ることはあっても、増えるなどはまず考えられないというのが言わば常識というものではないか。小沢ピンチである。

③党首は民主党員の皆さんが思案投げ首でお好きなように選んだらいい*のだが、私が疑問に思うのは反・小沢の人たちの検察に対する姿勢である。つまり、いったい今回の理不尽極まる検察ファッショと闘う気があるのかどうか、ということである。

*民主党の代表選びに外野がとやかく言うのはお門違いというもので、ましてこの間検察リークオンリーで記事を流し続けたメディアが「ポスト小沢に誰がいい?」などというアンケートを行うなど狂気の沙汰である。
 小沢さんは仮に辞任するにしてもギリギリまで弓を引絞って「好機の到来」を待ち、最後の最後に何か技を仕掛けてから辞めるだろう。
 いずれにせよ、「検察とメディアの連携による小沢潰し」という構図に変化の兆しは感じられない。小沢チルドレンの民主党代議士が参考人で呼ばれた当日、同じ選挙区の「アル中・中川」が突然「バチカンの醜態」の弁明会見を開くなど、偶然にしては話が出来過ぎている。
 報道された範囲では「検察の説明責任」に言及したのは(反・小沢の中では)枝野氏唯一人である。

 小沢さんは国会でもどこでも出て行って説明すると言っているのだから、最低限参議院では「検事総長とセットの参考人招致」は実現出来る筈である。これは民主党としては望むところではないのか。なんなら西松マネーを貰った22人全員を国会で喚問したらどうだ?!それくらいやって貰わないことにはこちらとしてもこの問題はすっきりしない。自民党が何と言うか、せめて提案くらいはしたらいい。

(尤も政権奪取の暁には霞ヶ関共々、じっくり合法的に、検察を締め上げることも可能だと言えば言えるのだがそれ画餅で話が遠い。)

④それで検察である。大久保秘書の起訴に当たって、検察は異例の言い訳会見を1時間30分にもわたって行った。その中で:

1.大久保秘書は、ダミーを使った迂回献金を巧妙・多額に行い、長年に亘って違法献金の事実を国民の目から覆い隠した。これは重大・悪質だから立件した。
2.政治的意図はなかった。
3.自民党への捜査は証拠に基づいて然るべく(やるともやらないとも言わなかった)。

 とまあ、そんなことを言ったようだが、テレビはこれをあまり流さなかった。
 記者の方も「一部にはこれは国策捜査ではないかとの疑問もありますが」云々というおざなりかつ子供騙しの質問でやりすごすなど「ガキの使いやあらへんで!」と言うしかない応対である。アメリカの記者会見と比べると児戯に等しい。
 そんな形だけの質問を受けて「はい、実は政治的意図を持ってやりました」と答える馬鹿がどこにいるか。これは出来レースそのものである。
 個々の検察官の「政治的意図」を云々しても意味がないことは以前述べた通りだ。問題は今回の異例ずくめの捜査・逮捕・立件が客観的に果たした極めて「政治的」役割なのだ。そこを訊かないでどうする?役立たずが!ボケッ!

 それとあと、3月は人事移動の季節だから、今後検察がどういう体制になるか我々には不明である。西松マネーの自民党への流れを追っていた検察官が突如どこかへご栄転あそばす可能性だってあるし、狡賢さでは奴らに適う者はいない。

 そういうわけで、↓ 一時は10%を切った内閣支持率が今回の調査では23%にも撥ね上がったというのだから、この国の人たちはみんなバカか?笑。
 かかるメディアとそれが操縦する国民世論であるから、小沢さんもここは一つ出直しを考えた方がいいかもしんない。汗。

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2009年3月26日 16時45分 『共同』
小沢代表「辞任を」66% 内閣支持率23%に上昇

 共同通信社が25、6両日に実施した全国緊急電話世論調査で、民主党の小沢代表が、公設第1秘書の起訴後も続投を表明したことに関し「代表を辞めるべき」との回答が66・6%に上り、「代表を続けてよい」の28・9%を大きく上回った。麻生内閣の支持率は23・7%で、今月7、8両日の調査から7・7ポイント増加。「どちらが首相にふさわしいか」では麻生氏が33・1%、小沢氏が31・2%と逆転。

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小沢氏続投、2議員が注文=民主代議士会は了承 3月27日16時6分配信 時事通信

 民主党の小沢一郎代表は27日午後、党代議士会に出席し、西松建設の違法献金事件で公設秘書が起訴されたことに関し「どうしても今回の結論には納得しかねる」と述べ、代表続投を決断したことへの理解を求めた。これに対し、出席した衆院議員2人が続投に批判的な立場から注文を付けたものの、代議士会としては続投を了承した。
 小沢氏への批判が限定的なものにとどまったことで、ひとまず党内の辞任論は下火になるとみられる。しかし、党内には衆院選前の辞任を期待する声が広がっており、世論の動向などによっては小沢氏の進退問題が再燃する可能性もある。
 代議士会で小沢氏は、進退に関し「総選挙で勝つことを基準に今後は行動していきたい」と述べ、次期衆院選への影響を最優先に判断していく考えを示した。
 これに対し、先に公然と辞任論を唱えた小宮山洋子氏(比例東京ブロック選出)が「政治を変えるために新しい体制をつくってほしいという方が(支持者らには)圧倒的に多い」と指摘。その上で「(小沢氏には)近くの方の声だけでなく、多くの国民の声を聴いて判断していただきたい」と、暗に身を引くよう求めた。
 また、近藤洋介氏(比例東北ブロック選出)は「代表の説明に納得していない国民が8割いる」と強調。小沢氏に対し、西松建設のダミー団体から献金を受け続けた理由や事務所の資金の流れを説明するよう求めたが、小沢氏からの答えはなかった。
 小沢氏は、代議士会に先立ち開かれた参院議員総会でも「政権交代のために、今後、すべてのわたしの行動をささげていきたい」と訴えた。参院総会では、出席者から意見は出なかった。 

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2009年3月29日 11時42分『共同』
民主・小沢氏、選挙前に進退判断 鳩山氏が見通し

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は29日午前、フジテレビ番組で、西松建設巨額献金事件で公設第1秘書が起訴された小沢一郎代表が、次期衆院選の直前にあらためて進退を判断するとの見通しを示した。鳩山氏は事件後、小沢氏と会った際に「政権交代が一番の使命だ。とことん支えていく。ただ衆院選直前になっても国民の目が厳しいと判断した時には、2人とも責任を取ろう」と伝えたことを紹介。

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Excite エキサイト : 政治ニュース
by musasinokosugi | 2009-03-27 18:10 | 時事

どうなる?政局。

Excite エキサイト : 社会ニュース
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 私は今回の「謀略」の狙いとして①蛇の頭を潰す②民主党の資金源を断つ(断てないまでもそこへ疑惑の目を注がせる)、の2点を指摘したが、これに③今自民党の凋落に落胆してやる気をなくしている右派に活を入れるという狙いもあったと加えたい。その理由は別に大したことではないが「ココログニュース」に「ネット内で広がる小沢批判」というのがあって、そこに俳優津川雅彦のblog「サンタの隠れ家」の民主党批判が話題を呼んでいるというのでそこも行って、ついでに津川を推奨しているという「博士の独り言」という政治評論では最大の読者数を誇る(←但し根拠などない。笑)というblogにも行ってみたが両者は「同工異曲」というか「同じ穴の狢」というか「同病相哀れむ」というか「裸動員」というか、要するに自民党内でも一番低俗下劣な安倍ポン的右派の主張をコピーして並べているだけだったのでがっかりしたが、「そうか、今回の検察の暴挙には(この間の自民党の目を覆いたくなるような度重なる失態に)今やすっかりしょげ返っているチンピラどもを鼓舞激励する意味もあったのか」と今更ながら納得した次第である。で、津川の方はポンポン話が飛んでまとまりがないからあれは口述筆記だろう。意識してあんな文脈で文章を作ることは通常考えられないが、別に口述ではいけないということはなく、緒論と結論だけはしっかり「民主党バブルは終わった」という持論を述べていた。ここには私が行った時点で899ものコメントが寄せられていたが、私の読んだ範囲ではそれらは全て自画自賛・付和雷同型の「偏向コメント」だった。笑。それらのコメントは彼らが言うところの「メディア脳」が産出する没我的言辞そのものであって、日頃印象批評ばかりしている私が言うのも何だが(笑)「おめえらが何をどう感じたかなんて関係ねえ。どうでもいいよ」「少しは自分の頭で考えて分析の一つもしてみろ」「生きているうちに頭は使え」・・と私は言いたいのである。少なくとも「左翼報道」(←どこの誰が?)などというレッテル貼りは、私がいつもやる「チンピラ右翼」という決め付け同様(はあ?)殆ど無意味だ。「博士の独り言」は文章の「てにをは」さえ上手く付けられない記述力なので何の「博士」か知れたものではなく、内容も「不偏不党」どころか安倍ポン~麻生の自民党極右ラインの主張を一歩たりとも逸脱するものではなかった。我がweb社会には魑魅魍魎が日夜跳梁跋扈しているのだ。

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 民主・鳩山氏、小沢氏続投に理解求める=与党批判、身内からも辞任論 jiji.com

 民主党の小沢一郎代表が続投の意向を表明して一夜明けた25日午前、同党幹部は、党内や国民の理解を得るために小沢氏自身が今後も説明責任を果たしていくと強調した。ただ、党内には「小沢氏の説明は不十分」との声や不満がくすぶっており、今後、小沢体制で結束していけるかは不透明だ。
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日午前、都内で記者団に対し、「小沢氏自身の丁寧な説明、国民の皆さんに理解を求める努力が必要だ」と強調した。また、「もう一度戦う姿勢を強めていかなければならない。政治とカネの問題では、わたしどもが反省の中から徹底的に改革する意志を強く示すことが必要」と述べた。
 輿石東参院議員会長は参院議員総会で「小沢氏が27日の総会に出席し、皆さんに説明する」と報告。これに対し、蓮舫氏は「国民から疑念を持たれている。執行部はすべての議員、党員などに途中経過を説明する責任がある」と執行部の対応に不満を表明した。
 また、小宮山洋子衆院議員は記者団に、「できるだけ早く身を引くべきだ。おわびしながらでは選挙は戦えない」と早期辞任を求めた。
 一方、麻生太郎首相は自民党本部で細田博之幹事長らと会談し、小沢氏続投をめぐる経過について「(小沢氏は)ピントが外れている。問題の所在が分かっていないのではないか」と述べた。
 これに先立ち都内で会談した自民、公明両党の幹事長、国対委員長は「上場企業による偽装献金という大きな問題を軽く見過ぎている」「法の規範意識が足りない。国民に十分説明していない」などと小沢氏を批判。細田氏は記者団に「極めて認識が甘い」と指摘した。(了)(2009/03/25-13:36)

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平田財務副大臣が大臣規範に違反し株を売却 ANN

 平田財務副大臣が、大臣規範に違反して株式を売買していたことが分かりました。売買価格は市場価格の約2倍でした。

 平田副大臣が提出した大量保有報告書によると、平田副大臣は今月2日、かつて自らが社長を務めた石膏(せっこう)ボードメーカー「チヨダウーテ」の株式を 1株あたり550円で、112万株売却しました。売却先も平田副大臣がかつて社長を勤めた「ゼロシステム」という会社で、売却金額は6億1600万円になります。この1株あたり550円という価格は、売却時の市場価格290円の約2倍でした。大臣や副大臣は大臣規範で、保有する株式は信託銀行などに信託し、売買を自粛することになっています。平田副大臣は26日午後にも会見し、株を売った理由について説明するとしています。
 平田耕一財務副大臣:「いずれ話しますから」
 与謝野財務・金融担当大臣:「たぶん、きょうの早い段階で平田副大臣から事情の説明があると思う」

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民主党内で小沢辞任論が噴出 菅代表代行も…ANN

 民主党では、代表続投を表明した小沢代表に対して辞任論が噴出するなど、動揺が続いています。27日に行われる小沢代表による所属議員への説明が進退問題の山場となりそうです。

 小沢代表の続投表明をめぐっては、小沢代表と距離を置く前原前代表のグループから「説明責任を果たすべき」「このままでは選挙を戦えない」といった声が上がっています。また、菅代表代行も25日夜の会合や幹部会の席で、小沢代表に対して複数回にわたって世論の厳しい受け止めを指摘しています。一方、小沢代表に近いグループは会合を開き、党内情勢の分析を進めるとともに、続投支持を確認しています。小沢代表は27日、所属議員に対して直接、続投の意思を説明しますが、その場で公然と批判の声が上がることになれば、再び小沢代表の進退問題に発展することになりそうです。

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2009年3月26日 13時07分 ( 2009年3月26日 13時19分更新 )『共同』
二階氏側に事務所貸与 西松建設、家賃補てんか

 西松建設の関係会社が二階俊博経済産業相の関連政治団体に年間2百数十万円で事務所を貸与する一方、二階氏が代表の政党支部に西松が社員名義などで毎年約300万円を献金していた。西松関係者らの話で26日分かった。西松建設巨額献金事件を捜査中の東京地検特捜部はこの関係会社を既に家宅捜索。この献金が家賃の補てんだった可能性があるとみて押収した関係書類を分析、賃貸契約の経緯を調べている。

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cf.サンタの隠れ家
cf.博士の独り言

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by musasinokosugi | 2009-03-26 13:08 | 時事

静岡県知事沈没。

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 WBCV2の経済波及効果だが、今日の報道では550~560億円と大分底上げされていた。笑。これもしかし純然たる『箪笥預金』や『床下預金』が関連グッズや記念セールへと大挙して参入して各種商品に化けるというのならまだしも、一般消費者には無尽の可能処分所得があるわけではなく皆さん財布の額は決まっているから、幾ら物流が刺激を受けるからと言ってそのまま景気が上向くなどという美味い話にはならない。「消費マインド」には好影響というだけのことだ。

 それで私が思ったのは、確かに日本の野球は今回世界一になったが、これは「アメリカ型の野球」をやって一番だったというよりも、今甲子園でやっている「高校野球」をやってトップに上り詰めたというのが正確ではないかということである。
 アメリカの国技たる「ベースボール」はもっとワイルドかつパワフルであって、「ダイナミックな力と力の激突」という意味では日本の野球の比ではないが、反面「緻密さ」「(ノムさん流)インサイド・ベースボール」「繋ぐ野球」という意味では日本に到底追いつかないことが今回計らずも露呈してしまった感がある。
 プロ野球が始まってまだ24年という韓国の野球は日米の中間に位置し、中南米その他欧米系の野球はアメリカより更にパワフルで力任せの野球をやっているという印象である。
 
 ただ日本の野球が大リーグでも十分通用することが認められるようになったのはせいぜいここ十数年のことで、昨年現役からは引退した野茂英雄投手がドジャーズにトレードされた1995年あたりからだろう。
 それまでの日米野球なんてあーた、大人と子供のタタカイだったもんね。あちゃ。
 今回韓国の名将=キム・インスク監督は「日本の技術」の優位を戦前から認めていて、決勝戦の敗因は「イチローと勝負したことだ」と悔やんでいた。(←ベンチからは敬遠のサインを出していたがそれが通じなかったというのだ!)イチローも以前「これで韓国には30年負けない」などと言わないでいいことを言って挑発したが、皮肉にもその挑発が最後の最後になって生かされたことになる。
 いずれにせよ、北京を全勝で制した韓国と侍ジャパンとは「極東の双子の野球」を展開する好敵手同士である。アメリカには別の国技=バスケットボールはあるが、惜しむらくは高校野球の伝統はない。w

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 石川静岡県知事、辞職へ=空港立ち木問題で引責-午後に正式表明 jiji.com

 静岡県の石川嘉延知事は25日、静岡空港(同県島田市、牧之原市)西側の私有地に航空法の高さ制限を超える立ち木が残され、滑走路が短縮されて開港が延期となった問題の責任を取り、近く辞職する意向を固めた。同日午後に記者会見して正式表明する。
 同空港の滑走路は本来2500メートルだが、県の土地収用作業のミスにより西側私有地に残された航空法の制限を超える高さの立ち木や土地が障害となり、暫定的に2200メートルに短縮して運用することを余儀なくされた。短縮工事のため、当初3月を予定していた開港は6月に延期となった。
 2500メートル滑走路での完全運用のためには、地権者から除去の同意を得る必要があったが、交渉は難航。地権者は、除去の条件として、知事の辞職を求めており、要求に応じた形だ。 
 石川知事は1月末、一連の問題の責任を取るとして自身の給与カットを表明するとともに、空港の完全運用を自らの政治責任と位置付け、地権者から除去の同意を得られない場合、民事訴訟を提起して強制除去を目指すとしていた。しかし、訴訟を起こしても確定までには少なくとも数年掛かる上、県議会与党の自民党からも知事に対する反発が高まっていた。
 石川知事は1964年自治省(現総務省)入省。静岡県総務部長、自治省公務員部長などを経て93年知事に初当選し、現在4期目。7月末に任期満了を迎えるところだった。
 私有地地権者の男性(49)は取材に対し、「(会見の)内容を確認しないと正式なコメントはできないが、責任を明確にした上で、辞職するならば(立ち木の)除去には応じる」と話した。(了)石川嘉延(いしかわ・よしのぶ)(2009/03/25-09:46)

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*静岡空港は①こんなところに果たして新空港が必要か②作ったところで利用者はあるのかといった基本的な視点から当初より批判の多い空港計画だったが、そこへこの立ち木の問題が浮上して、県当局は開港を急ぐあまり初歩的測量もおざなりにしていたことが発覚した。筋の通らない県の不手際とごり押しに待ったをかけた地権者に対しては「強制代執行」での正面突破を謀ったが、結局これもかなわず今回の辞任表明に至ったわけである。

 元々、官(国交省等)と地方政界が「談合」して何かいいものが出来た試しはない。狐狸しか通らない高速道路然り、一向に利用されない箱物然り、グリンピアもカンポの宿(←これは「民間」郵政だが)も、税を大量投入すること自体が自己目的化され、あとは野となれ山となれの状態もしくは破格の安値での売り飛ばしである。こういう税金の使い方はもはや通用しないのである。

by musasinokosugi | 2009-03-25 11:24 | 時事
Excite エキサイト : スポーツニュース
 世に「人間の顔が見えない資本主義」などと言うが、それは当然で人間の顔をしていたら「人間主義」だろう。笑。私は寡聞にして「人間主義経済」なんて言葉は聞いたことがない。この社会の経済の主役は「資本」即ち「貨幣」である。株だとか債券だとかは貨幣の変態した姿である。
 しかしながらこの資本主義=キャピタリズムなる呼称はあまりに露骨だから体裁が悪いというので通常「自由主義経済」などと呼ぶが両者の内実に相違があるわけではなく、我々の社会はぶっちゃけ「金勘定を諸事万端全てに優先させ、その他のことは二の次に置き二義的に考える社会」であると言える。
 これは文化伝統や風俗習慣等は採算が合わなければ早晩仮借なく淘汰される社会なのである。
 その際近経の「傾斜」ではないが、富の分配がうまく行かず偏りが生じた場合、国家権力の発動によって若干手直しを加え、救貧(経済弱者救済)等言わば「社会主義的諸政策」を適用することによって「急場凌ぎ」を繰返しつつ更なる前進を試みるというのが「自由主義経済」なるものの「素顔」である。
 いわゆる「景気」なるものは循環するから、その度に通常「富の偏在」は顕著になり、そうなれば「再分配の必要性」というのも循環してやって来るわけで、これが今人類の到達した一番賢明で最善の経済体制ということになっていて、可も不可もなく世界を覆い尽くしているが、その根幹も調整策も所詮は自然過程として取り込まれた緊急避難的処方箋だから当然欠陥も多い。
 私などは天邪鬼だから目を凝らしても欠陥しか見えて来ないが、「じゃあ他に何があるか?」と問われても即答不能である。「貨幣は人類究極の発明である」と、今のところは言っていいのではないか。猿でも蟻でもいいが彼らの社会は貨幣までは持たない。そして貨幣経済を全世界規模で運用している以上、現今の経済体制に辿り着くのもまた自然な推移のように思われて来るのである。

 昔戦時下のヴェトナムに隣接したカンボジアで「ポル・ポト政権」という外部からは見え難い一種の軍事独裁政権が樹立され、彼らは「ジャングルに貨幣は必要ない」と称して「貨幣経済」を一挙に止揚する政策を打ち立てたことがあった。私も衝撃を受けその後の経緯を注目していたが、彼らは貨幣や私有財産に拘る一般市民らを情け容赦なく無差別虐殺していたことが後に明らかにされた。「経済体制を権力の発動によって一気に転換することは無理だ」ということだなと、私はそのとき思った。

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*サムライジャパンのWBC連覇の経済波及効果は505億5,405万円だと昨日どこかで言っていた。よくぞ端数まで算出してくれたものだと思うが、私はこんなものは全然信用していない。世の中不況だからと言って、何でもかんでも金に換算すればいいというものではないし、だいたいが『統計(学)』なるものは係数のかけ方次第で同一データから幾らでも違った答えを導き出せる、言わば「結果オーライ」の数字トリックでしかないのであって、たまたまその時当たった演算の方式を次回も使えば「当たるも八卦」というその場限りの「占い」みたいなものなのである。

 それで簡単には金銭に換算出来ないとなると、今度は「マインド」なる不確定要素そのものみたいな要素を持ち出して来る。「市場のマインド」とか「消費者マインド」とかである。日本語で市場心理・消費者心理ともいう。これを使えば大抵の数値の狂いは言い逃れ出来る。
 個々の人間が日々刻々心を揺らす、その心理の変遷を数値化して計量可能とすれば世の中単純明快でいいかも知れないが、考えるまでもなく、これは眉唾ものである。

 私が経済効果など信用しないと幾ら頑張っても、現実にイチローのタイムリーでサムライジャパンの勝利がほぼ確定的になった時点から「マインドの冷え込み」もどこへやら、株価は急進し、円安も進んだ。笑。

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cf.経済波及効果
cf.フリーソフト波及さん

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大久保容疑者「どうにか続けて」、西松の献金中止申し出に
3月24日3時11分配信 読売新聞

 小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、同会の会計責任者で公設第1秘書の大久保隆規容疑者(47)が2006年春、ダミー団体による献金の取りやめを申し出た西松建設側に、献金の続行を求めていたことが関係者の話でわかった。

 同社は要請に応じ、同年は前年より800万円減らし計500万円を献金した。東京地検特捜部は、ダミー団体からの献金が実際は西松建設から支出されていることを大久保容疑者が認識していたとみており、拘置期限の24日、大久保容疑者を同法違反罪で起訴する方針。

 関係者によると、大久保容疑者に献金中止を申し出たのは、同社の元取締役総務部長・岡崎彰文容疑者(67)。同社は1995年から、ダミー団体を隠れみのにして、年間1500万円前後を小沢代表側に献金していたが、04年にシンガポールで起きた工事現場の事故で06年3月期決算に約235億円の損失計上が見込まれたことや、05年末にゼネコン業界が「談合決別宣言」を出したことから、献金をゼロにしたいと伝えた。

 これに対し、大久保容疑者は「こちらも困る。どうにか続けてくれ」などと反発。同社は改めて協議した結果、献金額を年間500万円とすることを決めた。

 結局、ダミー団体の「新政治問題研究会」は06年12月、「未来産業研究会」は11月にそれぞれ解散し、献金はこの年で打ち切りになったが、約束に基づき両団体からは解散直前、残っていた資金の大半となる計500万円が、陸山会など小沢代表側の政治団体に献金された。特捜部は、こうした経緯などから、大久保容疑者が西松建設による違法な企業献金の実態を十分に認識していたと判断した。大久保容疑者は容疑を否認しているとみられる。

 特捜部は大久保容疑者と共に逮捕した同社前社長・国沢幹雄被告(70)(外国為替及び外国貿易法違反罪で起訴)と岡崎容疑者についても24日に刑事処分するとみられる。最終更新:3月24日3時11分 読売新聞

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*これも検察情報オンリーの記事である。
 それで検察が今回立件の根拠としている前社長・国沢幹雄被告の証言だが、彼は現在『完オチ』と言って全面自供に追い込まれている状態だから、検察は思いのままのストーリーを描いて調書を作成することが可能だ。
 これが世に言う『検察官の作文』という奴で、被告人は意識朦朧とした中、検察官が立証に都合いいよう恣意的に作成して読み上げる日々の調書に「はや済んだ」人間として唯々諾々と、無気力に署名・捺印を繰り返すだけという完全屈服の状態なのである。
 だが、この証言が裁判に入って覆されないという保障は微塵もない。


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辺野古浜通信によると : ↓

2009年03月24日
記事:尾身幸次氏と沖縄利権、西松建設問題

目取真俊のブログより、『週刊文春』3月19日号・『週刊現代』3月28日号の記事部分を転載させていただきます。
詳細は、『海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊』をご覧下さい。

「尾身さんの資金管理団体『幸政会』に対して、〇四年から〇六年の間に、西松のダミー団体から計四百万円が献金されています。さらに疑惑を呼ぶのは、尾身さんが沖縄担当大臣時代に推進した総事業費七百億円とも言われる肝入り事業、沖縄科学技術大学院大学建設で、西松が実際に工事を受注しているからです。さらに、年に四回ほど赤坂プリンスで開かれる尾身氏の朝食会に、西松の役員クラスが出席していました。尾身氏は〇一年~〇二年は沖縄及び北方対策担当大臣、〇六年~〇七年は財務大臣を務めており、職務権限という点からいえば、野党の小沢氏よりよほどグレーだという見方も成り立ちます」(尾身氏の関係者)〉(『週刊文春』3月19日号26~27ページ)。

 尾身氏と沖縄利権、西松建設の問題については、他にもいくつかの週刊誌が書いている。『週刊現代』3月28日号には、〈検察が狙う自民大物は「二階」「森」より「尾身幸次」〉という記事が載っている。同記事でも西松建設のダミーとされる政治団体から「幸政会」に計400万円の「迂回献金」があったことを挙げ、東京地検特捜部にとっては二階氏よりも尾身氏の方がやりやすく「贈収賄に持っていける可能性は十分あるでしょう」という全国紙社会部記者のコメントを載せている。『週刊現代』の記事はこう続けている。 〈尾身氏は、小泉内閣時代に科学技術担当兼沖縄北方担当相を務めた。`01年6月に発表された「沖縄新大学院大学」構想は、尾身氏自らが提唱し、主導的な役割を果たした。
「尾身は建設族でもないのに、なぜ西松が献金するのか。それは尾身が『沖縄利権』を持っているからですよ』(全国紙政治部記者)。『週刊現代』3月28日号(23ページ)。

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 ↑ 曾孫引きみたいになったが、尾身の沖縄利権は有名だけれど、これにも西松が絡んでいるとは知らなかった。世間は狭い。w
 というわけで、今日21日目拘留最終日の検察による大久保立件と、これを受けた小沢会見については稿を改めて論じたい。

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cf.はてな『資本主義』:

 自由な商品生産によって利潤を追求しようという精神的態度。このような態度のもとに行われる商品生産、流通を行なう経済組織が資本主義体制である

経済学的には、生産手段(材料、道具、機材、資本)をもたずに労働力を売ることで生活する労働者と、労働力を購入して生産した商品の売却から利潤を獲得する企業家、資本家を中心とした生産様式。

封建制が崩壊して、多くのひとが生産手段をもつ自作農や職人、また自由な移動ができない農奴などから、労働者へと変換する二重の「自由」が成立の要件。(生産手段からの自由すなわち喪失と、移動、職業選択の自由)

以下に、文化史的な定義を添えてみる。

その起源をどの時期・どの場所に求めるかに定説はないが、ただし地中海貿易とともに発展したと見ることに、ある程度の妥当性はあるだろう。

資本主義には地中海地域の人間の考え方や宗教観が色濃く反映している。すなわち、過去から未来へ伸びてゆく時間のとらえかた。また未来を現在に繰り込むかたちで、指数・対数を導入し、利子を得る仕組み。そしてつねに拡大と啓蒙をめざす態度。

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cf.資本主義

cf.グローバル資本主義

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by musasinokosugi | 2009-03-25 00:30 | 時事

続・金のかかる政治。

 潮目が変わったのはやはり安倍ポン時代の参院選だろう。はっきり結果が数字に出てしまったから取り繕いも言い逃れも不可能で、自民党は第一党の座を民主党に奪われ参議院では少数与党に転落してしまったが、「見たくないことは見なかったこと。見なかったことはなかったこと」とばかりにこの現実を直視出来ず「いや、衆議院では300あるからいいんだ。どんな法案だって通るんだ」と平然と居座りと開き直りを続けて来た。しかし情勢は一向に改善の方向を見せず、この間間歇的に行われて来た各地方選挙でも概ね民主党側に敗れ、党独自の世論調査でも本来自民党の強固な支持層たるべき人たちが雪崩をうって離反してしまっているという厳然たる事実が明らかとなった。驚愕し、あせった彼らのしたことは或いは公明発案の一時金の露骨なばら撒きであり、或いは高速道路料金の値引きだったが、こういう見え透いた泥縄的方策では却って下心丸見えとなって、「おめえらはこの期に及んでそんな買収まがいのことしか出来ねえのか!?」と更なる人心離反と国民的怒りまでをも呼び込んでしまったのである。しかもこの両方策の実施には莫大な税金と只でさえ忙しい地方自治体の労力が必要とされ、更にはしっかりと金喰い虫・霞ヶ関の出番も確保しているという有様である。高速料金にしたところで、「景気浮揚」を言うなら長距離トラックをも含む「完全無料化」という民主党原案の方が理に適っていることなど一目瞭然である。民主党案を剽窃し換骨奪胎したかかる自公案など恥知らずそのものと言っていいがもう成立してしまった。(「悪事千里」ってかちょっと違う?ぁそ。)ともあれ、こういう流れの中で突如出て来たのが今回の検察の暴走なのである。これは打破出来るものなら打破した方がいい恣意的策動以外ではない。

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 さて、おのおのがた御油断めさるな。吉良殿の御しるしを頂戴し、我が本懐を遂げるべき「総選挙」=「天下分け目の関が原」が遅くとも半年後には迫っているのでごわす。
「皇国の盛衰この一戦にあり(はあ?)各自奮励努力せよ」・・というわけで、ちょっと「公職選挙法」なるものを軽く調べてみようかと思ったんだけど、何がつまらないと言って法律の文書ほど糞面白くもないものはないからすぐ挫折した。読む気が起きない。あちゃ。
 それで私の行った範囲で言うと→Let's せんきょは神戸市選挙管理委員会のHPだが、図解入りで(!)一番わかり易かった。

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片方の自民 二階捜査はどうなっている 『日刊ゲンダイ3/19』

民主党の小沢一郎代表が西松建設から受け取った政治献金は過去十数年間で3億円なんていわれるが、一体何のためにこれだけ集めたのか。恐らく、それは政権交代のためではないか、といわれる。本人も「大目標は政権交代」「生涯かける」「政治には金がかかる」なんて言っていた。だからといって、不正なカネ集めは許されるはずがないが、問題なのは同じように迂回献金を受けている国会議員はいくらでもいるのに、なぜ小沢側だけが捜査を受けるのかということだ。西松のダミー団体からの献金が発覚した自民党議員は18人もいる。とりわけパー券を大量に買ってもらっていた二階俊博経産相は献金疑惑も浮上している。ほかにも森喜朗と尾身幸次といった名前も取りざたされるが、そっちの捜査はどうなっているのか。検察側はそのあたりの情報をなぜかあまり流さないようだ。

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>恐らく、それは政権交代のためではないか、といわれる。

 なるほど、そういうストーリーを描けば(真偽の程は別にしても)有権者からの批判の幾許かを免れ得るということか。(笑)
 私はでもこれは「苦しい言い訳」などでは全くなく、実際のところ限りなく真実に近い裏事情だと思う。少なくとも小沢さんは自民党的尺度で測れる程度の「金権政治家」ではなく、「政権交代・命」の「従来型」政治家なのだ。従来型なら当然選挙に金がかかる。「政権交代」にはーーとりわけ広汎な一般大衆の決起が期待出来ない「政権交代」にはーー金がかかるのである。

 こうしてみると、今回の「小沢叩き」には「蛇の頭を潰せ」という政治的意図に加えて「民主党新人候補の資金源を断て」という実質効果狙いの意図も感じられて来るが、「じゃあお互いに企業からの政治献金の抜け穴は完全に遮断しましょうよ」と小沢・民主党から持ちかけられると、自民党側はこれには到底まともに答えられない状態を直ちに露呈してしまうのだから、結果自民党の薄汚れた政治家たちは、小沢さんを叩けば叩く程「自家撞着」に陥るしかないのである。

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 誰がどこから発掘して来るのか知らないが、民主党はかつても今も政権を担うには余りにも「人材不足」である。優秀な人材はいるが如何せん絶対数が足りていないから当面は国民新党や社民党の協力を取り付けないと新政権は機能しないかも知れないのである。
「この人は素晴らしい」と言ったって、そんな清廉潔白な正義の逸材が、選挙に必要な「3バン」をアプリオリに最初から持っている筈がないから、それでは生まれながらにしてこの「3バン」を持っている自民党の世襲議員らと同一のスタートラインに立つことなど見果てぬ夢なのだ。特に「カバン=金」は決定的・絶望的に不足しているだろう。
 この「生まれてからでは遅過ぎる」という「世襲社会」を徹底したのが「身分制社会」というものであって、そこでは「蛙の子は死ぬまで蛙」というわけである。

「貧乏人だって立候補出来る」などというのは単なる建前で、現実には羽柴さんみたいなお金持ちでない限り伊達や酔狂で立候補なんて出来るもんじゃない。落選して供託金を没収されるだけだ。
 自民党に財界の手厚い庇護があるように、全国各地の新人候補をバックアップする人が必要だが、それを小沢さんはいわば「一人財界」として及ばずながらやってやろうと言うのである。実際政権交代の実現を目指す側の初手としては、遺憾ながら「毒を持って毒を制する」というか「守旧派の豊穣な金には最低限の金をもって対抗する」という術策しか取り得ないのかも知れない。

「それじゃあ同じことになってしまうじゃないか。自民も民主も所詮は金じゃないか」という議論は当然出て来て然るべきだがこれこそ彼らの待ち受けるところ、願ったり適ったりの落とし所であってこれを将棋では「ココセ」*という。

「ココセ」*とは相手が「盤上この一手。この手を指してくれれば自分の勝ちになる」と待受けている手を、あたかも悪魔に魅入られたかのようについフラフラと指してしまうことを言う。

 そういうわけで、「自民も民主も金塗れだから政権交代なんかくだらないから止めとけ」という結論にはならず、「くだらなかろうが何だろうが、一度政府を替えてみないことにはこの国はもうお釈迦になってしまう」という危機認識のコンセンサスがここへ来てようやく形成されつつある。
 それもあの自民党に50年やらせたんだから、民主党にも最低限4~5年任せたって撥は当たらないとしたものである。問題は「自民党が5年も野党生活に耐えられるだろうか?」ということだが、それならそれで自民党など潰して、新しくアメリカの共和党のようにまともな(?)保守党を立ち上げればいいだけの話だ。

「小沢が3億集めた、10億集めた」と喧しいメディアだが、そんなものは財界がこれまでの50年間に自民党に与え続け、今も陰に陽に与えている金額と比べれば微々たるものだろう。
 何故特集を組んで財界からの金の流れを報じないのか!?
 それともあれか、「記者クラブ」にはそういう実態を伝えてはいけないという内規でもあるのか?!ソニーの例もあることだし金蔓には逆らえないのか。スポンサー様々か。・・まったく、信用出来ない連中である。

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 で、「地盤・看板・鞄」の「3バン」についての初歩的メモってか : ↓

①地盤・・これは普通候補者個人の「後援会組織」のことを言うがこれが曲者である。
 後援会というのは単なる「同好会」「有志の集まり」という建前の、言わばタレントの「ファンクラブ」みたいなもんだから何をやってもいいし、実際これを隠れ蓑にしてあらゆるいかがわしい工作が行われる。

②看板・・これは「名前」である。世襲ならば先祖伝来の「名家」の名、タレントならばそのネームバリューだ。わが麻生など「爺様の七光り」と口ひん曲げの特技以外に何かあるのだろうか。失言癖があるってか。あちゃ。
 勿論地方議会等で名前の売れた人が国政へ転ずる場合も多い。先の参院選で岡山の姫が3バンの虎を退治したことは記憶に新しい。

③カバン・・金のこと。アメリカのように個人カンパの伝統がないからって、あーた、今は税金から「強制カンパ」の如く天引きしてるじゃないか。

「政党助成金」て何だよ、あれ?!
 究極のお手盛りかよ?!
 これを一切受取らない共産党は確かに偉いのかも知れないが、私はむしろ全額受取って何か自公のド肝を抜くようなことに使う方がいいと思うけどね。

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Excite エキサイト : 政治ニュース
by musasinokosugi | 2009-03-23 18:10 | 時事